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⑱自分サイズの貢献力を発揮する


※発信している内容および図解(画像)の著作権は、私自身に帰属します。


私たちは、人生のどこかの場面で、ひどく傷ついたり、困難と向き合うことがあります。

その渦中にいる時は、激しい感情に揺さぶられ、自分の無力さや弱さを痛感することもあるでしょう。できるだけこのような思いをしたくはありませんが、これらの経験と向き合うことで、私たちの精神力や共感力が磨かれるのです。

とはいえ、自分の世界観に浸り込んでいると、自分だけが苦しい思いをしているかのように感じるともあるでしょう。そんな時、一歩外の世界に出てみると、内容は違えど、他者も自分と同じように、悩み、傷ついていることに気付きます。

ここで不幸自慢をするのか、自分の経験を他者への手助けに活かすのかは人それぞれですが、もし後者ならば、その感覚が『貢献心の芽』であることを自覚し、育むべきでしょう。これが、社会での活動に必要な貢献力になります。

私たちは、自分の傷の観察と分析を繰り返しながら、その癒やし方のデータを蓄積しています。どんな時にどうすべきか、過去の例と照合しながら対処する能力を持っているのです。そして、自分自身を癒した(困難を解消した)経験は、精神性の高まりと共に、自分の外の世界で活かされるようになります。

社会の中で自分の貢献力を活かすには、当たり前にできることだけではなく、こうした経験や試行錯誤したことにも、意識を向けることが大切です。

人生は、平坦な道のりだけではありません。誰にでも、何かしらの壁にぶつかることがあります。ですから、悩みや問題を抱える人にとっては、それを乗り越えた人の経験や知恵などが、救いとなるのです。

  • 困難の解消・克服

  • 分析・観察・管理

  • 心の傷・癒やし

  • 愛・奉仕

これらは貢献に関するキーワードです。『貢献』とは、一般的には社会的(国・地域・公)なもののために力を尽くすことを意味します。

しかし、たとえ自分サイズ(自分の手の行き届く範囲)の貢献だとしても、世界はつながっていると捉えるとどうでしょうか。

できることの大小にとらわれることも、自分を過小評価し、何もしない選択をすることもないはずです。

他者の中に自分を感じ、想像する力は、精神的な成長と共に高まります。Step3では、これらの力の発揮によって自分の世界と外の世界に橋をかけ、『個』を表現していきます。



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