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「ただいま!」の自己紹介

はじめましての方も、いつもありがとうの方も
おはよう、こんにちは、こんばんは。
和奏眠人(わかな・みんと)と申します。

noteには、小説(主に短編)を書いています。
リアルな日常に、少しフェイクが混じって、
どこか違う世界にそっと繋がる話
が多いです。

今回は自己紹介です。正直、とても長いです。

▶ 小説書きたいだけなのに、自己紹介は必要?
紅茶飲んだり、眠ったり、
空を眺めたり、眠ったり、
お歌歌ったり、眠ったり、
仕事をしたり、眠ったり、
落書きしたり、眠ったり、
色々しながら(半分寝てる)考えて、悶々と悩みましたが、いざ自分を深掘りしてみたら、案外楽しい発見がいっぱいありました。

♠♥♦♣4つのカテゴリーでご紹介していきます。


♠ 名前の由来

もちろんペンネームです。
いつもなら、熟考するであろう名前なのに
僅か1分程で決まりました。

▶ 和奏 眠人

① 本名の一部
② 生まれてからずっと眠い
③ 好きな色がターコイズブルーとか
     ミントグリーンのような水色と緑色の中間色

ということで、とてもあっさり決定。
正直、ペンネーム考えるより早く書きたかった。

折角なので今更、姓名判断をしてみました。

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割と波乱万丈の予感。凶なんて全部無視だ。
(ほとんど凶だけど)…いい所しか信じない!

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才能を驕るな、努力を惜しむな!
これはまぁいいんですが、、、
「思い立ったことを独断で次から次へと行動に移していき、周囲との調和が望めません」って。
コレ回避不可能じゃないですか?
良かれと思って行動に移すと、周囲を置き去りにするって……思い当たる節がありすぎる。

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まぁ1分の直感で考えたとはいえ、これからも付き合っていく名前なので、イイ所を伸ばしつつ、継続出来るように頑張ります。

▼ 名前の意図に気付く時、自分の再発見になる話
   和泉式部の和歌から始まる春のお話です🌸


♥ なりたかったもの

小さい頃の将来の夢を思い出してみます。

一人でいるのが好きな子どもでした。
年の離れた兄姉がいて、家族は自分以外大人(当時の自分にとっては)だったので、同年代の子どもと過ごすのが苦手でした。

なので、一人で空想しては、絵を描いて歌を歌って、庭で遊んで、本を読んでいました。
そんな子どもの頃のなりたかったもの。

♡ 一番最初の夢は「作家」

絵を描くのも、空想するのも好き。
「両方できる絵本作家になりたい!」
と思っていました。
物心ついてから小学2.3年生までかな。

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初めての絵本制作は5歳。
小学生の頃の夏休みの自由課題は、毎回絵本制作をしていました。
これはエピソードがあるので、いずれ何らかの形で短編になるかも。

幼稚園で1回、小学校で転校を3回経験。
全ての小学校で、自分がいた証を残したくて、
『図書室にある本を全部借りて読む』
というチャレンジをしていました。

ドリトル先生みたいな必ず図書室にある本は勿論のこと、百科事典も毎回ちゃんと読みました。
自分だけの小さな成功と達成の思い出。
ここで語彙力をGET★

やがて成長と同時に絵本より小説に惹かれ、
「小説家になる!」
と軌道修正。

連絡帳の後ろに毎日連載小説を書いていました。
人生初の連載は悲しい物語で、大人たちを不安に陥れました(笑)。

そこから中学卒業するまでずっと小説家になると言い続け、卒業文集の一言メッセージにも、みんなから「作家になったら教えて」と書かれる程、自他ともに認める作家志望でした。

諦めた理由は幾つかありますが、
一番大切な夢で挫折したくなかった。
そして「この人の書く小説に、書きたいこと全部書かれている」と思った作家に出会ってしまったからです。これもいずれちゃんと語ります。

♡ 二番目の夢は「デザイナー」

高校時代は元々歌が大好きなこともあり、運命に導かれて全国レベルの合唱部に入りました。

音楽も美術もどっちも好き、どっちもやりたい。
欲張りな高校生でした。美術クラス選択なのに合唱部と文芸部に所属するという、歴代初、その後も後継なしの独自の道へ進みます。

一人でいるのが好きだった子どもが、みんなで協力して一つのハーモニー(調和)を作る。

今思えば、人生の中でしなくてはいけない過程だったと思います。
この話はとても長くなるのでいずれ(略)。

諸々端折ってお伝えすると、合唱部の広報活動全般、演奏会や歓迎会、合宿の栞等のデザイン物、イラスト物を一手に引き受けているうちに……
「音楽からインスピレーションを受けてデザインするって最高!」と思うように。

ぼんやりした『なりたいもの』は、高校生になると『将来の進路』となって具体的になります。

好きなものをみんなに伝えたい。
まだ知らない人へ、気持ちを届けたい。

やがて、CDデザイン、舞台や映画の宣伝美術等を学生時代からやり始め、就職は紆余曲折あった後、広告業界、グラフィックデザイナーの道へ進みました。

♡ なりたかったもの、その後。

有難いことに、人生で二番目の夢を叶えたことになります。

自分の思うグラフィックデザイナーは、
① 論理的な思考と情報整理能力
② 具現化するアーティスト能力

どちらも必要で、どちらかに偏りすぎても良くない。バランスが大事な仕事です。

やり甲斐もあるし、大好きな仕事です。
が……。
働きすぎました。やりたかったジャック広告も出来たし、デザイナー、アートディレクターとしては一生分働きました。多くは語りません。

フリーランスでのデザイナー仕事は今も細々続けていますが、ある日急に……

「全然違う世界が見たい、別の仕事がしたい」

と思い、今は全く別の業界の全く想像もしていなかった仕事をしています。
でも真逆に見えて、今も人に薦める仕事です。
そういう意味では何も変わっていないかな。


♦ 衝動、その理由

昨年、コロナ禍で休業になった2ヶ月で、実家にある大量の荷物と過去の思い出を整理しました。

子ども時代から今までの手放せなかった、
『とっておき』だったものたち。
手紙も作品も写真も、一つひとつ手に取って「ありがとう」と声をかけて、目に焼き付けてから処分しました。

そして空っぽになった部屋で1年過ごしたら。
新しい出会いがあって、noteを知りました。

それまでにも、思いきりファンタジーに振り切れたものを書いたりしていましたが、リアルな日常の延長線上の話は、書くのが怖くて1歩が踏み出せなかったんです。

自分にガッカリしたくなかったから。

呪縛や思いの凝縮したものを捨てることで、
その場所に新しいものが入ってくるように。

子どもの時の純粋な気持ちに戻るように。

いいな……読んでるだけじゃなくて…。
書きたいな……。書けるかな、今なら。

休日のある日。
気づいたらnoteを開設して、そのまま書き始めて今に至ります。

▼ 最初の短編【月光散歩】

短くてさらっと読めると思います。
まだでしたら、是非ご一読ください。


♣ 作品のテーマ

小説を書こうと思った時にテーマを決めました。

① 作品ごとに性別変更
② 全てにテーマ曲あり
③ リアルにフェイク少々

① 作品ごとに性別変更
書きたいもののセクシュアリティが物語ごとに違うので、男性/女性/年齢全て、物語ごとに変えています。
物語の中だと簡単に変身できて楽しいです。

② 全てにテーマ曲あり
元々、音楽は常に傍にありました。
デザイナーを志した最初の理由も『音楽を媒介にしたものづくり』が発端です。
何かを作る時、音楽は必須条件のようです。
「この短編のテーマ曲はなんだろう?」
と考えて頂くのも楽しみ方のひとつかも。
※今のところテーマ曲は伏せています。

▼ 唯一テーマ曲を公表の短編【線、その先。】

③ リアルにフェイク少々
今まで書いた物語は、自分のリアルな体験や身近な人の話が大元の種になっています。
どこまでが本当で、どこからが嘘か、それはその時のさじ加減で味付けは変わります。
ほとんど創作の場合もあるし、逆もあります。

そう考えると……。
色々な物語を通して、
長い長い自己紹介をしているみたいですね。

▼ 一番リアル多めの短編【動物園】

🃏まとめ

日常から始まる物語を書くこと。
小説を書くということは、懐かしい我が家に久しぶりに戻って来た感じなのです。

子どもの頃に、夢見ていた世界へ、
だいぶ遠回りしながら、戻って来ました。

「ただいま」って言うから
「おかえり」って言って。

今回の自己紹介を書くのにも、テーマ曲がありました。今回は長いので2曲です。
最後にそれを紹介して終わります。

▼ 矢野顕子【NEW SONG】

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▼ 矢野顕子【ごはんができたよ】

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本当はこのバージョンではなく、ライブでのピアノ弾き語りバージョンが良いのですが、YouTubeのは公式では無いので貼りません。

義なるものの上にも
不義なるものの上にも
静かに夜は来る  みんなの上に来る

全てを許してくれる包容力。
矢野さんならではの柔らかい声で、優しくてあたたかくて大好きです。
聴くと100%泣く涙腺攻撃力の高い歌で、
一度も聴いたことない方は是非ご一聴ください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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