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自分の軸となるものを見つけられた日

私は生きていく上でこれだけは譲れない「軸」となるものを探し続けていた。

そもそも「軸」は探すものなのかどうかもわからないが、これですと胸を張って言えるものはなかった。

だがこの3ヶ月近く、自分と向き合い続け、自分の感情に素直に従って生活していたら遂に見つけることができた。

その「軸」となるものは、

Love myself


少し前まで、自分が嫌いで仕方なかった。

特技もないし、人間関係も苦手、自分に甘くて、熱しやすく冷めやすい。

こんなに不甲斐ない私が、嫌いで変わりたかった。

けど変わろうと意気込んでも、長くは続かず。

そしてまた諦めてしまう自分を責めるという負のループに陥っていた。


しかしある日、自分の人生観が変わる出会いがあった。

それはもう何度も私のnoteに出てきている、オードリー若林正恭さんの『社会人大学人見知り学部 卒業見込』というエッセイ集。(この話は長くなるので「変わろうとすることをやめた話」を読んでいただけると嬉しいです)

この本との出会いで、変わらなくていいんだということを知った。

それから私は以前より格段に生きやすくなっていった。


それからも生活は続いた。

前よりも新しいことに挑戦したくなった私は、今まで働いていたバイトをやめ、人とたくさん関わるバイトを始めた。

その新しいバイト先では、先輩や社会人の方と話ができて新発見が多く、新鮮な気持ちになれたし、刺激をもらうことができた。

この時点でかなり充実した生活を送ることができて、ポジティブな思考でいることができるようになっていった。

だが何かがまだ足りないと思いってもいた。


そして遂に、私の「軸」となるものに出会った。

BTSの「Answer:Love Myself」という曲。

もしかして誰かを愛するより もっと難しいのは 自分自身を愛することだろう
僕が自分自信を愛すべき理由があることを 君は僕に見せてくれました
僕の息、僕の歩いてきた道 全部が答えだ
 
昨日の僕、今日の僕、明日の僕 僕は自分自身の愛する方法を学んでいる
抜かりなく、余すことなく 全部みんな、僕

この曲には自分を愛することの難しさが、そのままの言葉で歌われていた。

婉曲に表現するのではなく、心に素直に語りかけるような言葉でとても素敵だと思った。

また、過去の嫌なことも、今この瞬間も、これからの私も、全部自分。

これら全てが私であり、誰にも奪うことのできないものということに気付かされた。


結局、幸せでいるにはある程度の努力が必要なんだと思った。

ただなんとなくやることやって、なんとなく生きていたら、きっと私の人生はなんとなくで終わってしまう。

私はそんな人生にしたくない。

自分がロマンチストな性格であることを理解しているからこそ、ときめきを日々求めて生きていたい。

毎日、心を動かされたいし、誰かの心も動かしたい。


そして私は、Love myself を「軸」にして生きていこうと決めた。

ただ自分に満足するのではなく、さらなる高みを目指すためには、土台が必要だと思う。

土台がしっかりしていないと上手く踏み込めない。

自分を愛することを土台にするして、挑戦、周りの人への感謝、自然を想うということをしていきたい。

「〜みたいになりたい」というより、「私は私に満足しています」と言える人になりたい。


私に感謝。あなたに感謝。全てのものに感謝。


あなたの「軸」はなんですか?



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