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#Bump_Of_Chicken
誕生月の雑記と音楽雑感:年輪と周回軌道
まだ日中は陽射しが強いが、秋分の日ともなると風はからりと乾いて気持ちが良い。陽が落ちるのが随分と早くなったな、と思っているうちに秋分の日も過ぎた。
夏が終わって空気の匂いも変わるような気のするこの時期は、1年の中でもとりわけ好きだ。9月生まれだから余計にかもしれない。と言いつつ、たいてい自分の誕生日の頃はまだ残暑が厳しくて、それから1、2週間ほどたつとようやく秋らしさが感じられるようになるの
在る重み(3):BUMP OF CHICKEN「Gravity」について
ずいぶん長々と書いてきているが、今回でいったん「Gravity」の話は終わるつもりだ。そして、さいごにして最もまとまりのない文章になってしまうことを先にお詫び申し上げます。
前回の記事を書いた後、「Gravity」について書かれたほかの方のnoteを2本読んだ。
北虎あきら「とらわれる重力場/BUMP OF CHICKEN『Gravity』に寄せて」
nyo「あなたも誰かに祈られている
在る重み(2):BUMP OF CHICKEN「Gravity」について
亀のような(と言うのも亀に失礼なぐらいの)速度で書いている、「Gravity」についての話の続きである。まとまるのを待っていたら年が明けてしまう気がしてきたのでひとまず書けたところから公開していく。
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この前はタイトルの「Gravity」という単語からどんな意味が読み取れるかを考えて終わってしまったので、ここからようやく歌詞の話になる。
※ 以下、曲名なしの歌詞引用はすべて「Gravit
僭越ながらお祝い申し上げます
人と人の本質的なわかりあえなさ、わかちあえなさ、わたしとあなたは絶対的に異なっていること、そういう根源的な孤独のようなもの、それでも他者を必要とすること、じぶんとは絶対的に異なる他者のおかげでじぶんが確固たるものになることだとか。
言葉で伝えようとしても圧倒的に足りないこと、それでもなお届けようとすることだとか、どうしたって絶対にわかりあえないあなたと、それだからこそただ、できるだけ一緒にい