薄荷

心理学修士の生活と意見

消極的生命

食事をするのがたまらなく苦しい時がある。拒食とか、そういうわけではないけれど、食べるという行為が恥ずかしいというか、自己と矛盾してしまうのだ。 常日頃、どちらか...

2020-01-22

まともに生きることに疲れた、とそう思って傍らにある本に手をかける。私が知っているたったひとつ、遠くに行く方法は物語だった。海外にいても、日本のどこにいても遠くに...

日々を過ごすための時間割

大人になって、というよりも、学校を卒業して失ったものは時間割なのだと思う。1時間、あるいは1時間半ごとに区切られた明確な時間と対応する予定。 意識することなくそれ...

「もし全部だめだったとしても私はちゃんと私になれる?」

好きな漫画に「わたしのかみさま」という短編集がある。これは『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』に収録されているお話で、中学受験をする小学生の女の子が主人公。 ...

小夜啼鳥

この話は、まだ終わっていない。だから結末らしい結末はまだ書くことができない、これはそういう文章。 井の頭線に乗って、初めて降りる駅にたどり着く。路線によって街の...

アムリタのこと

静寂の闇の中、深呼吸をする。そうして夜が明ける。 幾つかの小さな縁を小さなままに繋いできた。それは大きく発展することもなければ、そのかわりに切れてしまうこともな...