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1000文字日記(24日目)

皆さん、こんばんは。愛須ミントです。
ゴールデンウィーク明けの五月病なのか、たまにやってくる「死にたい病」のどちらかがやってきました…。最近は文字だけの本を読むことが難しいので、漫画ばかり読んでます笑。

課題がとっっっにかく面倒くさい…。パソコンに向かって延々と作業するのだるいし、興味のない必修科目を強制的にやらされてるからつまらないし、考えてまとめないとレポートにならないから辛い。

もう苦行のレベル。他の学者が研究しているんだから、自分たちが紐解いてレポートにする必要なくない?ってなる(学習目的の課題なので自力でやらなきゃダメです)。

で、気分転換にAmazonプライムで実写映画『ヘルタースケルター』を見たんだけど…何度見ても違和感しかない。

蜷川実花の監督作品&代表作としては良いんだけど…「岡崎京子の漫画を実写映画化した作品」で見ると、違和感しかない。

映画見た後に原作漫画を読んだんだけど、漫画のほうが上だった。その差は天と地のレベル。

▼『ヘルタースケルター』予告編

岡崎先生が描く『ヘルタースケルター』は全てがシンプルで、ストーリー重視の名作。

骨を削るレベルの全身整形に耐えたリリコはモデルを中心に活動し、老いと整形の後遺症に悩み苦しむリリコ。実在しない人間なのに、作品の中で一番人間味が強いのがクセになる。

マネージャーに真夜中にさくらんぼといちじくを買ってこいって命令したり、急に楽屋にやって来た彼氏に大事な体をキスマークや歯形だらけにされても冷静でいられたりと…ヤンチャなのか、大人なのかわからない女。だからいいんだよ、リリコは。

だけど蜷川さんの映画で見ると、整形後遺症に苦しんでいるワガママな悲しい娘にしか見えない。

もう映画『ヘルタースケルター』は原作漫画をベースにした蜷川さんの同人映像作品にしか見えない…。同人誌と同じって…映画としてどうなんだろうか。

あと蜷川実花の作品はとにかく「華やかな〇〇」が付く。これがもうウンザリのゲンナリ。

「華やかな原作」「華やかなキャラクター」「華やかな舞台」「華やかな芸歴を持つ役者」「華やかなカメラワーク」…どんな作品でも「華やかな〇〇」が100%付く。

過酷な吉原も、野郎ばかりが登場する殺し屋専用の定食屋も、ドロドロした不倫事情も、華やかにしてしまうって…華やかにしちゃダメだよって何度も思う。

「DINER」は特にダメだ…あれは小説のほうが面白いのに、完全に殺しちゃってるのが嫌だった。

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