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おっさんずラブリターンズ -号泣おっさんずをラブ-

第5話の、乱闘後の牧君の泣き顔を、”パンダさんみたい”と書いていらした方がいて、なんて素晴らしい表現。確かに、乱闘の末 ほのかに紅く熱ったほっぺとお鼻して泣きじゃくる姿、パンダさんでした。

そういえば、おっさんずラブリターンズ、どいつもこいつもおっさん達が号泣します。

第3話では、黒澤武蔵が号泣。
春田と牧のW昼顔不倫が、誤解だと分かった時のこと。
直前までの黒澤武蔵劇場に大爆笑していた私は、武蔵の本気泣きに途中からつられ泣き。”春田と牧が別れちゃったら何のために俺は…”とほんの少しの乙女ごころが溢れ出ちゃったところでたまらなくなっちゃった。

第4話では、和泉幸が”うわ〜ん”とお子ちゃま泣き。
秋斗との出会いと別れを春田に話し、泣き出した春田につられて5歳児みたいに泣いていました。
和泉が菊様以外に秋斗のことを打ち明けたのは春田が初だったのかもしれないし、秋斗のために声をあげて泣けたのも初めてだったのかもしれない。

第5話では、指輪をなくした牧凌太が、パンダさんのような泣き顔に。
春田は、指輪をなくしたことなんて怒らない。それがわかっていても、泣いてしまったのは、彼にとって春田から贈られた指輪が、春田の愛そのものだったからなのだと思います。
指輪がなくたって、春田の愛はなくならないよ。
と、教えてあげたくなる。

5話では菊様も、武蔵の胸を借りて泣いていた。
普段から、ポーカーフェイスの菊様。相当量の酒が入らないと泣けないのもうなずけます。(任務中は絶対に飲むなと忠告したい)
”やっと順番が回ってくる”なんて、そんな悲しいこと考えないでほしい。
菊様だってオンリーワン。


ん?政宗?武川政宗は…
そう、4話のバチェラーにて天を仰いで咆哮していたではないですか。
本当はローズをもらえなかった時よりも、
”当たり前じゃないですか。俺の1番は春田さんです”
を聞いた時の方が、大声で泣きたかったに違いありません。
(多分帰宅後、イルカのキーホルダーを握りしめて、さめざめ泣いたと思う)

というわけで、何が言いたかったかというと、おっさんずラブリターンズ。
おっさんが、少年少女のように大声で泣きじゃくるよね!

でも、おっさんが泣きじゃくったっていいじゃない。

おっさんずラブ、以前から涙のシーンはあったけれど、リターンズはより遠慮なくみんな大声で泣いているように思います。

大人になると、ある時から大声では泣けなくなる。
素直に感情表出することをセーブしてしまうから。
だから、感情にブレーキをかけてきたであろう彼らが、大声で泣いているのを見ると何だかホッとするところもあります。
大人だって、ガマンしすぎなくていいんだよ。

周りのおっさんたちの感情ブレーキを外しているのは、”存在が罪”でお馴染み春田創一。

春田は、素直に涙を流す人。
特に、相手の感情にリンクして泣いてしまうことが多いように思います。
本人も意識していないけれど、きっと、寄り添う能力の高い人。
(そのくせ、マジデリなのも彼の素直さ故なのだ)←あまあまw

そのウソのない春田の感情表現は、周りの人の気持ちのタガを緩ませる。
だからマジデリ!と思いつつ、みんな彼を好きになってしまうんだろうな。
私もそのひとり。

感情の涙を流すのは人間だけに与えられた能力らしい。
思いっきり泣くと、混乱や怒りが解消されるから、彼らが涙を流したことは正解なんだな。
そのせいか、6話からは物語がさらに動き出しそう。

その第6話。
予告からして、ふたり泣いとるやないか〜い!
雨降って、ならぬ涙流して地固まるの展開なのかな。

というか、自分も号泣必至なのではないかとドキドキの第6話。
招待状が届きました(泣)



涙のち、満面の笑顔になること
心待ちにしております。


是非シナリオブックでバチェラーシーンを確認したい!


前半振り返りはこちら

大好きな号泣おっさん武川政宗についてはこちら

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