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1冊の英単語帳 /#34

土台作りは泥臭くもどかしい。
しかしそれと同時に
「予期せぬ瞬間に自分の成長を実感出来る」可能性というのもそこには秘められている______


7月の下旬に開始した中級の英単語帳
『Distinction2000』もなんだかんだ言って
学習開始から2ヶ月目に突入しようとしている。

おそらく7〜8周ぐらいはもうこなしているんじゃないかと思う。

そして今はもう
英単語を1つ1つ覚えているというよりも
その本に書かれてあること隅々にまで目を向け
実際に本気で使いこなそうとしているようなそんなフェーズに来ている。

単語の復習を行いながら別の例文と共通した箇所を意図的に取り出したり
時には目にした単語と雰囲気の同じような意味を持つ単語を思い出せる限り思い出して
そのすぐそばに賀喜添えてあげたり。

ここで着目しているのはいわゆる「構文」や「同義語」と呼ばれるものたちだ。
ノートも駆使して日々アウトプットを繰り返している。

そんなことをしているうちに
1周目は"真っ白"だったこの本のページたちも
今ではペンの青色と共に
細かい部分含めた気付きやその実感で溢れている。

かといってそれらは
目にしたもの全て抑えたい!覚えたい!見逃したくない!などといった
その場限りの"衝動"や"完璧主義"から生まれてはしない。

印を付けてからの日々が勝負。
むしろそれらの欲は
それら1つ1つに何度も何度も向き合ってあげることで初めて実現する。

側からみるとかなり地味な作業だと思う。
しかし僕はこの単純な土台作りこそが
揺るぎない自らの自信や実力形成に大きく貢献してくれていると確信している。

例えばある一つの例文を見た時に
"共通部分"はないもののその内容に関係のある
別の例文を反射的に思い出したりなんかも出来るようになって来ている。

ふとした時、たまたまクリーンヒットして来た
日本語を耳にした瞬間なバシッ!と英語に変換されるみたいなこともする。 

その瞬間は本当に嬉しい。


たかが英単語帳1冊。
しかしそれを使いこなすレベルにまで
仕上げることというのは思った以上に遠いし奥も深い。

本当の意味での"習得"は
まだもうちょっと先にあるみたいだ。
ここまで来たらその理想にまで手を伸ばしてみようと思う。

そして、"徹底的な"土台作りというのをどうせなら最後までやり通していきたい。

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