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デジタルSATは、アメリカ大学入試をどう変えるか?

こんにちは!ミニスタッドです!
まもなく2月を迎えようとしています。新しい塾、進路、志望大学が少しずつ見えてきたでしょうか?

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さて、カレッジ・ボード(日本のセンター試験協会のような団体)は3月、新しいデジタルSATを開始しますね。繰り返しますが、デジタルSATは、コンピュータまたはタブレットで受験し、従来の3時間から2時間に短縮され、テストの後半で出題される問題は、序盤の成績によって変化するようになっています。

しかし、現在80%以上の大学がテスト・オプショナルで、学部志願者にSATやACTなどの標準テストのスコア提出を義務付けていない。

これは意外に思われるかもしれません。

カリフォルニア大学では、出願書類を審査する際に標準テストのスコアさえ考慮しない。また、コモン・アプリケーション・システムを利用する大学のうち、入学にSATやACTのスコアを要求する大学はわずか4%程度だが、2019-2020年には55%になる。

じゃあSATって本当に必要なの?

と思う皆様。ご安心ください。必要です。

私たちは、なぜデジタルSATになったか?を考えることで、SATの必要性は増してくる思います。

まず今まで、SATは、会場に行って机に座って3時間、拘束されながら受ける試験でした。ペーパー試験なので試験監督も大量に必要で、かなりコストがかかるのです。

しかしデジタルSATになってからは、試験会場も増えて、パソコンに座って2時間受けるだけでスコアが出ます。

大学からしてみれば「そんなに簡単に受けれるなら、受けてほしい」と思っています。なぜならSATのスコアは、入試の基準の一つに過ぎませんが、大学入学後の成績と比例するという研究が出ているからです。

結論から言いますと、大学側は「キャリアも課外活動も特技も同じ2人がいた時に、SATのスコアを参考にしたい。しかも今春から簡単に受けれるんだから、受けておいてほしい」と思っています

なのでSATは高得点を取る必要はありませんが、必須です。

このような背景から、デジタルSATは違いをもたらすのだろうか?あるいはもっと一般的に、人々はまだSATを気にしているのだろうか?

我々と同じように一部のアメリカの専門家によれば、
「SATの価値が低下しているように見える時期があった後、標準化されたテストに対する関心が再び高まっているという。」とのことです。

ミニスタッドの塾長である草野は、「テスト選択制(SATのスコアを提出しなくても良いし、どっちでも良い)の動きについて、ここ数年、生徒たちは本質的に嘘をつかれたと感じていると思います。テスト・オプショナル "は本当に "オプショナル "なのだと、何度も何度も聞かされました。しかし、テストの点数を提出することで、志望校に合格する生徒の割合がかなり高くなっています」。

スコアの提出が免除されてる生徒層は、特に「第一世代や低所得の生徒、あるいは経済的に余裕のない学区から出願している生徒の場合」です。なので日本はこれに該当しません。

コロナウィルスによって、多くの大学がテスト選択制になりました。安全上の問題から、学生が学校やテストセンターに行って標準テストを受けることができなくなったからだ。しかし、コロナのためにテスト選択制にした多くの有名大学が、方針を転換した。例外的な状況下では免除されるパデュー大学のように、スコアの提出を求める大学も出てきた。また、MITのようにテストを課す大学もある。

勿論、ミニスタッドが何度も主張するように、SATだけで入学の可否が決まるわけではな い。しかし、特に競争の激しい今日の入試環境では、テスト の良いスコアが出願書類全体に組み合わされることは、極めて重要な要素になりうる。

「学業成績も課外活動成績もほぼ同じで、興味深い経歴やプロフィールを持つ2人の学生を見た場合、ある時点で毛髪を分けなければなりません」と、アメリカで大学入試をナビゲートするEdtech企業のCEOは言っています。

なので、一方の候補者が強力な標準化テストのスコアを持っていて、もう一方がそうでない場合、そのスコアを持っている学生が有利になる可能性があります

ハーバード大学のOpportunity Insightsが行った調査によると、SATとACTのスコアは大学での学業成績を予測する力があるという

結論

全体的に見れば、SATを受験する予定の学生にとって、デジタル版はプラスになる可能性が高いです。なぜなら受験時間が短くなることでストレスも減るからであり、対策も簡単になったからです。

このようなSATの技術や、エッセイの書き方、米国大学に確実に合格する方法を学びたい場合は、是非ともミニスタッドにお越しください!

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https://ministud.pro/white_paper.pdf

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