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ミニマリストが買って後悔した12の物と、その後悔から学んだこと
ミニマリスト生活を始めると物を手放すことが多いですが、自分の暮らしを快適にするために物を買うこともあります。
そんな中、自分に必要だと思って買った物の中には、後悔するものもたくさんあります。
ミニマリストは自分を知るための旅だとこのnoteで何度も言います。
そのため、買い物で失敗したことがないミニマリストはいないと思います。
私自身もミニマリストを意識し始めてから、多くの買い物の失敗を経験してきました。
特に1〜3年前の私は、以下の特徴がありました。
・知識がほしい
・異性にモテたい
・少ない物の暮らしをしたいけど、おしゃれな部屋に住みたい
・健康でいたい
今回の記事は以下の四つの特徴に基づいて書いたので、「知識編」、「異性編」、「おしゃれ編」、「健康編」に分けました。
それぞれの編では、後悔した買い物を3つずつ紹介しています。
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知識編
子どもの頃から勉強が好きで、本や雑誌をよく読んでいました。
また、インドア派なので動画や漫画を楽しむことも多かったです。
それを踏まえて、3つの後悔した買い物を見ていきましょう。
1. 大量の本や雑誌
昔は、本屋によく行き、行く度に少なくとも一冊は買っていました。
ほぼ毎週通っていたので、部屋には数え切れないほどの本が溜まりました。
雑誌も趣味のものだけでなく、ビジネスや社会、政治など幅広いジャンルのものを買っていました。
しかし、結局ほとんどの本と雑誌は一度もページをめくることなく終わりました。
メルカリで売りましたが、手間がかかりすぎて、今は本を厳選しています。
すぐに読む本以外は買わず、買った一冊を読み終えるまでもう一冊は買いません。
2. 雑誌や動画のサブスク
インドア派の私ですが、雑誌や動画のサブスクには失敗続きです!
仕事関係のサブスク(会計ソフトやビジネスメールのドメインとサーバーなど)には継続して入っていますが、雑誌や動画は何度も失敗しました。
その理由は二つあります。
使わなければならないという義務感
作品の数が多すぎて選べない
楽天マガジン、U-NEXT、DMM TV、DAZN、楽天ミュージック、Spotify、Apple Music、Apple Arcadeを試しましたが、すべて解約しました。
サブスクに入ると、「入ったからには使わなければならない」という義務感が強く、使いたくない日でも無理に使おうとしてしまいました。
その結果、無駄なストレスがかかり解約しました。
また、一つのサービス内の選択肢が多すぎて、何を優先すべきか分からなくなり、それもストレスになりました。
今は、Nintendo Switch Onlineのサブスクに入っていますが、これはオンライン対戦のためなので、選択肢の多さという問題はありません。
ソフトを一本一本厳選して買っています。
サブスクのサービスを利用して学んだのは、多くの作品を楽しむために毎月小額を払うサービスよりも、一つの作品を楽しむために一回高額を払うサービスの方が自分には合っているということです。
これは、ある意味ではミニマリスト的な考え方とも言えるかもしれません。
3. 教科書やオンラインスクールなど
勉強好きな私は、何を学ぼうとするとすぐにインターネットでその分野の教科書やオンラインスクールを検索します。
行動力があると自負していますが、計画を立てずに行動することが多く、その結果失敗することも多々ありました
知識は大事ですが、何のためにその知識を得るのかも大事です。
ミニマリスト生活を始めた当初、様々な知識があれば私生活にも役に立つと思い込んでいましたが、勉強の仕方を間違えたため、ほとんどの知識をうまく活かせませんでした。
買った教科書や入ったオンラインスクールには後悔しか残りませんでした。
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異性編
去年までは異性にモテたいために頑張っていました。
メンズ外見コンサルタントサービスを利用することもありました。
その結果は、結論から言うとうまくいきませんでした。
努力不足だったかもしれませんが、頑張っているうちに異性に褒めらることはなく、私自身もその頑張っている自分が好きではありませんでした。
むしろ「お前、何してんの?」と自分自身を責めていました。
うまくいきませんでしたが、異性にモテるために買って後悔したものを見ていきましょう!
1. 女性ウケを狙った服
今は、服をユニフォーム化していますが、去年までは女性ウケを狙った服装を選んでいました。
しかし、女性ウケの服が分からなくて、外見コンサルタントの力を借りました。
勧められた服は正直に言うと超チャラい!
シンプルなデザインの物が多かったですが、アクセサリーなどを付け加えるとチャラそうな感じでした。
確かに、チャラい男性は女性ウケが良いですね。
最初は、半信半疑で2、3ヶ月勧められた物を買って着てみましたが、先ほどの「お前、何してんの?」と思いました。
女性ウケの服装だとファッションに詳しくない私でも何となく分かっていましたが、着る喜びはありませんでした。
たとえ相手の女性が喜んでも、私自身が喜ばないとずっと感じていました。
今までの自分を捨てる、否定するような感じでした。
私は自分のことが特に嫌いではないので、勧められた物を受け入れませんでした。
2. シークレットシューズ
このアイテムも女性ウケを狙ったファッションの失敗例です。
一般的に身長が高い男性は女性にモテると言われます。
ちなみに、私は168cmですが、170cmまであと少し。
しかし、ライバルが多い中、170cmでも足りないそうです。
背が高く見せるようにシークレットシューズを買ってみました。
そのシューズは7cmアップだったので、履くと175cmの高身長男子に変貌しました!
しかし、1時間歩くと歩けないほどの状態になりました.
頑張って帰ったらシューズを脱いで足の状態を確認すると、傷だらけでした。
選んだ靴のせいだと思い、新しいシューズを買ってみました。
それで傷ができませんでしたが、1時間の短い時間ですぐ疲れてしまいました。
利便性を重視するミニマリストである私は、快適に歩けるスニーカーを思い出し、思い切ってシークレットシューズを手放しました。同時に、女性にモテる夢も手放しました。
3. 腕時計やブレスレットなどのアクセサリー
高校までは腕時計を持っていましたが、スマホを買ってから一度も腕時計を使っていませんでした。
簡単に言うと、スマホで時間を確認できるからです。
しかし、異性にモテたい夢を追いかけていた頃は、見栄えのために腕時計を購入しました。
腕時計の中でも高価ではありませんが、長い間腕時計を持っていなかった私にとって3万円は高く感じました。
そして、デジタルよりもアナログの方が女性ウケが良いということで、(なぜか)私にとっては時間を確認しにくいアナログを選びました。
(「お前、何してんの?」)
さらにブレスレットも購入しました。
ちなみに、ガリガリ体型の私ですが、ネットで買った小さいブレスレットを付けることができませんでした(手首が細いんですよ)。
安かったのでまだ良いですが、今では考えられない後悔の買い物でした。
追記:この「異性編」は少しユーモアや皮肉を交えていますが、後悔しながらも多くの学びがありました。今の服装のユニフォーム化や快適な一足のスニーカー、見栄えにこだわらないスタイルなど、超ミニマリストの考え方はこの失敗の経験や後悔の買い物から生まれました。異性にモテたいよりも長く付き合える結婚相手がほしいと気づき、長期的に見れば見た目で勝負するのではなく、すでに持っているもので自分らしく人と関わる方が幸せになれる可能性が高いとわかりました。
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おしゃれ編
一人暮らしを始めた時、おしゃれな部屋を作りたかったです。
当時、ミニマリストの概念でさえ知らなかった私ですが、少ないおしゃれな物が集まる部屋に住みたいというミニマリスト的な願望がありました。
しかし、少ない物と言いながらも、一般的に当たり前とされている物をたくさん買ってしまいました。
そんな中、特に後悔した物を紹介します。
1. テーブルクロック
テーブルクロックは腕時計と同じ理由で手放しました。
スマホの普及により不要だと思ったからです。
しかし、初めての一人暮らしでテーブルクロックを持っていました。
時間を確認するためのものですが、もう一つの役割がありました。
それは、部屋をおしゃれにするためです。
インスタなどのSNSで紹介されているおしゃれな部屋には、おしゃれなテーブルクロックがありますよね。
その影響を受けて、私もテーブルクロックを購入しました。
最初の一週間は確かにおしゃれさを味わえましたが、時間が経つにつれてテーブルクロックと他のおしゃれのアイテムの掃除や管理の手間が目立ち、結局買うことを後悔しました。
2. 木製の風呂椅子
私はスーパー銭湯と温泉が大好きです。
そういった場所に行っている人は分かると思いますが、高級感のある施設には必ず木製の風呂椅子があります。
その高級感を真似したいという考えで、木製風呂椅子を購入しました。
しかし、浴室に置くものなので、少しずつ汚れてきます。
掃除は非常に大変で、普通の風呂椅子よりも重く、座らなくても体を洗えると考えると、コスパが悪い物です。
買い物の刺激がなくなると、後悔しか残りませんでした。
3. リードディフューザー
これもおしゃれな部屋作りの必須アイテムです。
百貨店などに行くと気づくと思いますが、種類は豊富ですね。
豊富すぎて、どんな部屋にもぴったりなものが必ずあります。
それにおしゃれな飾りになるだけでなく、良い香りがするので癒し効果もあります。
メリットが大きい一方でデメリットも忘れてはいけません。
商品によりますが、ボトルの開け方が難しいものもあります。
下手な開け方をすると、指を切る恐れもあります。
また、良い香りがする期間は短く、2週間程度で香りが弱くなります。
値段的も1,500円を超える商品が多く、コスパの面で良いわけではありません。
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健康編
最後は健康編です。
健康を重視ているミニマリストは多く、私もその一人です。
健康はケチれないものですが、健康のために買った物を後悔することもあります。
私の場合、過去に数多くの失敗経験がありました。
1. スマートウォッチ
スマートウォッチからは睡眠や身体活動など、健康作りに役立つ多くのデータが取れます。
また、腕時計とは違い、見栄えだけでなく、音楽を聴いたり、メールを確認したり、通話をしたりと多くの機能が搭載されています。
そんな魅力的なガジェットに目が止まりました。
当時、ジムに通っていたので筋トレのデータを集めるために購入しました。
最初は、運動時間や消費したカロリーなどのデータを見るのが楽しかったです。
しかし、時間が経つにつれて飽きて見なくなり、集めたデータもどう活用したらいいか分からず、そのまま放置していました。
その他の機能も、電子決済や音楽再生など、スマホで代替できない機能は少ないと気づきました。
駅の改札口をスマートウォッチで通る方が便利ですが、なくても普通にスマホで通れます。
スマートウォッチに代わる物が存在していたので、後悔した買い物になりました。
2. 浄水器
浄水器を購入する前、ウォーターサーバーを利用していたので、浄水器に変更したのは大きな一歩でした。
しかし、浄水器にもデメリットがあり、カートリッジを買う必要があることと、そのカートリッジの交換です。
浄水器は健康に良いとされていますが、詳しく調べたところ、水道水でも十分に健康的だと分かりました。
水道水は、カートリッジなど必要がないため、経済的だし、体にも良いです。
その結論に至った時、浄水器を買ったことを後悔しました。
今は、水道水を飲んでいます。
3. オーブンレンジ
健康編に入れるか迷っていましたが、オーブンレンジを買うことで食生活をより豊かにするという理由で購入したので健康編に入れました。
今年の1月に引っ越しを機に、オーブンレンジを買いましたが、6月末の今までは一度も使用していません。
それだけで後悔の買い物だと言えます。
オーブンレンジは冷蔵庫の上に置いたため、過熱のため使用できません。
電子レンジ機能しか使っていないので、普通の電子レンジを買えばよかった思っています。
オーブンレンジ台を買えば過熱の問題を解決できますが、買いたいと思わないし、オーブンレンジ自体も使いたいと思ったことはありません。
電子レンジに比べて5,000円くらい高くなったので、その失った5,000円は痛く感じています。
買って後悔した物はもっとありますよ
買って後悔した物はもっとありますが、全部書いたらきりがないので、ここで終わりにします。
「異性編」は、少し恥ずかしい失敗の話であるため、今回の記事に入れるかどうか迷っていましたが、事実ですし、自分軸のミニマリストとしての性格が反映しているので入れることにしました。
ミニマリストは、他人軸で考えた時点で成立しないものです。
そのため、ミニマリストになりたい人は他人の考えや当たり前を手放さなければならないと思っています。
買って後悔した物の理由は人それぞれ違いますが、その理由を自分の言葉で表現できるのがミニマリストです。
今回の記事は長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!
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