モノ・生活・お金の順に整えたら、押し入れ整理で12万円手に入った話。
映画『ノマドランド』を観て以来、停滞していた片づけ欲がムクムクと湧いてきて、また一段階モノの処分のレベルを上げていきたいなと思うようになっています。
私は片づけたいと思ったときに、これまでたくさんの本を参考にしてきました。本の中のやり方をすべて同じようにやることはできません。でも、一つでも参考になることがあれば、今の状態から一歩でも二歩でも前に進んで、今までより家の中をきれいにすることができると思い、取り組んできました。
完璧を目指さず、「MORE BETTER」の精神で気長にやっています。
生きている限り、片づけは一生の続ける習慣だと思うので、今後も様々な本を参考にしながら整理整頓していくつもりです。
さて今回参考にしているのは、『貯められる人は、超シンプル』という本。
この本は片づけ本ではなく、モノを片付けていくことでお金を貯められる体質にしていこう、という話です。
モノを整理することと、生活をシンプルにしていくことと、お金を管理することは同じ延長線上にあるという考え。
『ノマドランド』に影響を受けている私は、このモノをシンプルにしながら、生活もお金も整えていく、というやり方が今の私にピッタリ!と思い、参考にしています。
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本の中で、こんな言葉がありました。
お金の問題児を根本的に貯金体質へと変えるためには、いきなりテクニカルなお金の話はしません。
まずは部屋の中、つまり身のまわりの「身近なモノ」を手掛かりに考え方を見直していきます。なぜなら生活習慣が大きなヒントになるからです。
お金の乱れは生活の乱れが数値化されたものです。
この文を目にしてから、家の中をもう一度見てみると、押し入れの中に眠っている、使っていないものがたくさんあることに気がつきました。
片づけ好きの私の家は、決してモノが床に散らばっていたり、モノがあふれているわけではないのです。モノも少ない方だと思います。
それでも、クローゼットや押し入れ、納戸には使っていないモノがぎっしりつまっています。
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それをゴミとして捨てるのは簡単です。これまでもえいや!っと何度もたくさんのものを捨ててきました。とくに、引っ越しの多い我が家は、引っ越しのたびに家具なども処分したりしてきているので、普通の家よりは家具も少ないです。
でも、なんとなく今回は捨てる以外の手段で、「捨てる=お金を得る」ということをしながらモノの整理をしてみようと思いたちました。
そういう視点でみていくと、いつもとはちょっと違うモノに目がいきました。
誰も買ってくれそうもない、譲れそうもない、ものではなく、価値があるけど、使っていなくて押し入れにあるだけのもの。そんなものに手をつけてみようか、と重い重い腰をあげたのです。
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目をつけたのは、一眼レフカメラと宝石です。
一眼レフカメラはスマホを使用するようになってから、全く使わなくなっていました。でも捨てるにはもったいない。どっちつかずで何年もずっと押し入れに眠っていましたが、私には『ノマドランド』の生き方を目指すという目標があります。価値があっても、自分に必要のないものは手放していこうと決めました。
いつも金券などを売っていた質屋に最初は行ってみたのですが、手数料を引いて4000円と言われました。ちょっと安すぎると思い、がんばってメルカリで売って、16000円でした。
次に宝石。押し入れで眠っているだけで、何年もまったく使われていませんでした。使わないのに価値があって捨てられない。これをずっと持ち続けるのか?悩んだ末に、手放すことにしました。最初は質屋にもっていったのですが、これも5000円と言われ売るのをやめました。メリカリで売ってみると、12万円!の値がつきました。
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押し入れでまったく使われない、でも価値のあるもの。私は自分でため込むよりも、価値のわかる人に譲っていった方が、循環できていいなと、思いました。
モノもお金も循環させること。必要な時に手に入れればいい。今すぐ使うというもの以外は、手放していこう。
私の目指す生き方は、トランク一つ分くらいに自分のモノをまとめること。
売るものがもう何もないよ、というくらいまで、しばらくは押し入れに眠っているだけのモノ、でも価値のあるもの、を少しずつ処分していきたいと思っています。
その処分については、乱暴にゴミ袋にすてるだけではなく、できるだけ循環できる方法で手放していこうと思っています。
今回はそういった考え方をしたおかげで、12万8500円の収入になりました。この本のタイトル通り、モノを整理して、お金を整えることができる体質になってきていると言えます。
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ただ、家族6人生活の今は、自分のモノ以外はそこまで無理に減らすことはしていません。
とくに、4歳の娘は、上のお兄ちゃんたちと違って、洋服が大好きで毎日自分で着る服を選んでいます。そんな娘に、洋服は何枚までなどといいうつもりはありません。
かわいい洋服を買う楽しみや選ぶ楽しみも味わわせてあげたいので、娘のタンスにはたくさんの洋服が並んでいます。
それぞれに、それぞれの考え方があるので、ミニマリズムを家族みんなに強制しようとしたら、家族は破綻してしまいます。
共存できる範囲で、整理整頓をしています。
今後も、シンプルライフに関して、日々体験したこと、考えたことを綴っていきたいと思います。
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ノマドライフ・シンプルライフに興味のある方はこちらもどうぞ。
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