はむはむ

ゲイ 喧嘩ばかりの危うい関係

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ゲイ 喧嘩ばかりの危うい関係

最近の記事

東京レインボープライド

代々木公園、天気は曇のち雨 TRP。彼にはお断りされ友人と待ちあわせ。 待ってる間色んな人がスピーチをしていた。 私、同性婚には賛成派で。というよりも、否定する理由がなかなか思い浮かばなかったというのもある。 ある人が、「幸せになる人が増えるだけ」と言葉にしていてストンときた。 うん。結婚できる人が増えても誰の迷惑にもならない。少なくとも、性的マイノリティーが結婚しても不幸になる人はいないんじゃないか。 豊かな社会とはお金があることではなく、「選択肢が多く、選べる社会で

    • 春眠

      眠い。 危うい、彼との関係は未だ続き、出会って2年になりました。振り返ると、1年間は喧嘩をし2年目は比較的落ち着いて過ごせた。3年間目はどうなるのだろうか。 3年目の浮気くら〜い大目に見ろよ〜 ふと、ひとり友人を失った。 友人と呼べる関係はもしかしたら、とっくに破綻して歪んで捻れていたのかも。 覚悟はできていたのだけれど、数ヶ月たった今も深い傷。あまりに痛すぎる。 これで良かっただなんて、絶対に言えないのだけれどこれしかなかった。 彼が「落ち込んでるでしょ。言っちゃ

      • 仕事、辞めるってよ

        彼との危うい関係、まだ続いてます。 彼が仕事辞めるってよ。 自己紹介文を読んだ方ならまず驚くのではなかろうか。 決して若いわけではない。30年近く働いた職場を「もう辞める」って それなりに驚いた。 「なにか嫌なことでも?」 「そうじゃない」 「じゃあどうして?」 「、、、」 聞いたのは2ヶ月ほど前。 質問には、あまり丁寧に答えてくれない。 仕事見つかったとの報告が1ヶ月ほど前。 掃除のアルバイトのしごとを見つけてきた。 きっと収入も半分以上減るだろう。

        • 進むべきみちは

            電車で咳をしている人がひとり。離れた場所からも聞こえる。 遠巻きに見ると、その人が座ってるところから人が少しづつ離れていく。このご時世だからねと思いながらもみんな気にするよなと思ってた。 電車を降りて、ホームからその人の座っていたあたりをちらっと見ると、マスクをつけてない。そりゃみんな離れるよ!と心でツッコミを入れすぐに赤いキーホルダーに気がついた。 あ、ヘルプマーク。 確かに視線とかもすこし不思議な感じ。何も言わず、怒りもせすサッと立ち去る人たちの気持ちがわかっ

        東京レインボープライド

          カミングアウトって

          先日、保健師をしている友人に 「家を若いのに買ってえらいねえ。どうして買おうと思ったの?」と聞かれ 「僕ゲイなんです。男を連れ込んじゃうと文句を言われちゃうんで思い切って買っちゃいました笑」 と答えた。少し驚いた顔をして、パソコンの手を止めた彼女。 「そっか。よく、保健所でHIV検査とかして、結果を伝えるときにプチお悩み相談をされることがあるのね。でも聞くことしかできなくて。そこからいろんな研修を受けて勉強したのよね。あぁそんなところで困ってるんだ。って驚くことばっか

          カミングアウトって

          ゲイ、家を買う

          先日、25歳の誕生日を迎えた。 少し前までは、友だちからの誕生日おめでとう!っていうメッセージを携帯片手に待っていた時期もあった。誰しもが通る道?なのか。 と、言いながらやはりどうしても特別な日なわけで、連絡が来ていたのを確認して心の中でガッツポーズ。 ここまで個人情報を載せてこの書き込み、いつかは彼にばれるのだろうか。。。 まあいいか 今日は家を買った話。 今の家を買う前は、賃貸で生活していた。 新宿に近いのにこんなに安く住むことができてラッキー!出会い祭り!

          ゲイ、家を買う

          あしびきのやまどり

          週に2回。彼が家に来ない日。 のびのびと過ごせる。部屋は、1日で散らかるし、食べたものもそのまま!おやつも食べて、エアコンの温度も下げられる! 部屋が一段と静かになり、人の気配がなくなる。 彼は、かなりの年上だ。見た目は若く見えるが、いい年である。 中身は子どもで、声がめちゃくちゃ大きい。 今日は、静かだ。 彼との出会いは、イマドキで。アプリだった。 (出会いについてはまた今度) なんだかんだで、もう一年半も一緒にいる。 まだ一年半と思うかもしれないが、半同

          あしびきのやまどり

          雨が降り、虹はかからず

          自分について 名前はミンミン。パンダみたいなあだ名 中国の血が半分で、中国語は話せない。国籍は日本 1歳から日本にいて、心も言葉も日本 東京に住んでいて、休日のビルが好き 仕事は福祉関係(現場)から福祉関係(事務)へ。 念願のパソコンとスーツ!(やったね) 危うい関係の彼と半同棲中 (ご想像にお任せ) いわゆる、ゲイである。 掃除が大の苦手で、すぐにゴミ屋敷になる。 (彼がいなかったら大変なことになってた) 大切な友だちがたくさんいること。僕の誇り。

          雨が降り、虹はかからず

          加減を知らない

          彼は、料理がヘタである。 基本的に料理を作るのは僕の役割。仕事をしながら、献立を考える。なるべく健康的にと用意する。 僕は、高校生のころから料理を作っている。作っている時間がなんとも好きで片づけは嫌い。 ある朝、目を覚ますと彼がキッチンに立っている。「ぴーぴー」とごはんが炊けた音。なんと、僕と付き合うまで料理をしたことがなかったと言っている彼が、朝ごはんを作ってくれている。 不機嫌な顔で「いつまで寝てるの」とひとこと。 キッチンを横目に洗面台へ向かうとき、目玉焼きを

          加減を知らない