仕事、辞めるってよ


彼との危うい関係、まだ続いてます。



彼が仕事辞めるってよ。
自己紹介文を読んだ方ならまず驚くのではなかろうか。

決して若いわけではない。30年近く働いた職場を「もう辞める」って

それなりに驚いた。

「なにか嫌なことでも?」

「そうじゃない」

「じゃあどうして?」

「、、、」


聞いたのは2ヶ月ほど前。
質問には、あまり丁寧に答えてくれない。



仕事見つかったとの報告が1ヶ月ほど前。
掃除のアルバイトのしごとを見つけてきた。

きっと収入も半分以上減るだろう。






改めて聞く。何かあったの?



仕事、続けることがあまり前だと思ってた。
働き方が変わって、やりがいや楽しさはにのつぎ 働く。働き続けることが目的になってた。
何でも良かった。やりがいを目的に仕事をしたい。まだ遅くないと思う。

それから、辞めるってなってからわかった事もあるの。
お客さんや関わってた業者さん、同業者、会社の人に挨拶をして回った時、
「私に何かあったとき、あなたに連絡が行くように年賀状頂戴ね」
「アルバイト、きつかったらいつでも戻っておいで」
「今の会社で何かあったのだろう、うち空いてるからうちにおいで」


びっくりするくらい感謝と、労いと、いつでも戻っておいでとの言葉をかけられたとのこと。



この日記を書いてからしばらく経った。
なんとか一ヶ月を乗り切っている。

辞めるということ、勇気が必要だったはず。


彼の横顔は、どこかさっぱりして秋の風がよく似合う。


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