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スタートアップの採用で転職者の方に、”自分が社会を変える側に立った時の景色”を、”馴染みある””身近な例で”感じさせるトーク

自社の急拡大に伴い、応募数が急増し、日々大量の面接をしている中で、アウトプットし続けていると、ふと「使えるトークコンテンツ」が降りてくることがあります。

今回はそれをメモとして残す意味でnoteで共有させてもらいたいと思います。

書いてみると、「すぐ思いつくレベルでしょ」と言われそうですが。。。

◆前提(どんな事業をやっていて、どんな応募者が来るの?)

・自社は社会課題を対象としたSaaS(≒プラットフォーム)事業を展開
・ミッションドリブンの組織創り
・応募される方は大企業や非IT業界からが多い

◆課題(何を困っているの?)

・大企業のブランドや待遇を超えるやりがいを転職者の方に感じていただく必要がある
・あと、基本的に「スタートアップにくる=地力つけるため」という人多い
・なので、「やりがい」と「地力つくよ」の2つを言わないといけない
・ただ、これまで住んできた環境が異なるためにその感覚が伝わりづらい
・なので、何かそのやりがいを理解してもらう媒介となる情報が必要
・でも中々「社会課題を解決する」ってそもそもイメージしづらい
・なので媒介情報は自社と転職者の両方が「馴染みある」情報でないといけない
・RPAとか広まっているけど、企業内の事例だしてもまだまだイメージしづらい
・仕事しているシーンをイメージさせられるものがいい(ガラケー→スマホは消費者としてはイメージしやすいけど、サプライヤーの仕事のイメージはしづらい)
・話のインパクト出す為に新鮮なものがいい(ガラケー→スマホの例とか古いから使いたくない)
・その中でどの転職者にもわかる「社会が変わっていく景色」なんだ?

◆トーク(課題を解消するトークとは?)

・要は「paypay」の例を使います。
・今どこのコンビニにも飲食店にもpaypayを始めとしたキャッシュレス決済システムが導入されている
・それってこの1年くらいの話
・今paypayの設置営業の仕事しても、店側は「設置しないといけない」「他の店に後れを取る」という考えですぐ設置してくれるだろう(むしろ店側から問い合わせる?)
・だから今paypayの営業やっても、すでに世の中のスタンダードが変わった中で、楽に設置できてしまう
・だからこそ今、paypay営業パーソンも離職していっている
・でも1年前の営業は違ったはず
・店からは「ほんとに意味あるの?」「お客さんを混乱させるだけでは?」と言われるのに対して、「世の中のトレンド」や「その効果」を説き、営業していたはず(Yahoo!ブランドがあるとはいえ)
・その状況では、営業マンの「潜在欲求を掘り起こす筋肉」や「そのためのトーク筋肉」「思考筋肉」が刺激されていたはず
・そして、1年経った今、「この景色を変えてきたのは自分」と浸れる経験が心に残っているはず
・で、我々がやろうとしているSaaSのコアテクノロジーは大多数の企業の共通課題に対してダイレクトに手を突っ込み、最大公約数的に変革を起こしていくもの
・それをこれから一気に市場に広めていく
・だからpaypayの例に見えるような感覚がやりがい

という風にトークしていくと、かなり転職される方の受けがよいです。

◆意義(このようなトークコンテンツを編み出す意義)

このようなコンテンツで、嘘も誇張もせず、手触り感ある形でテクノロジスタートアップのやりがいを伝達することができます。

こういうトークバリエーションを増やしていくことは、

・時代の流れ的にテクノロジースタートアップに興味ある
・でもいざ飛び込むとなると怖いな

という人にそのハードルを越える勇気を与えるものになると思っています。

で、社会として労働生産性を下げなければいけない、という課題がある中で、労働市場の流動するベクトルをテクノロジー領域に向かせ、人を集めていかなければ、日本の労働生産性向上の速度は上がっていきません。

自社や自分が採用力をあげていくことは、社会課題の解決スピードを上げることにつながっていると考えて、精進していきたいと思います。

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以下に同様の考えで残しているnoteがございますので、よろしければお読み下さい。
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https://note.mu/preview/n12ee00a9f495?prev_access_key=2f7746417c0846b9f3b4c3dfbd3a9df4


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