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読書感想文が苦手

読書感想文が苦手だった。
本を読むのは好きだったけど、それについて感想を書けと言われても何をどう書いていいかわからなかった。

あらすじを入れようとすると、あらすじだけで終わってしまう。書き方の正解がわからなかった。小論文も同じ感じで苦手だった。
だからずっと、文章を書くのがすごく下手なんだと思っていた。

でも、手紙やメールを書くのは好きだった。
友達に話す感じで文章を書いていくとするする書ける。

悩んでる人に手紙を書く時は、「自分だったらどう言ってもらえたら嬉しいだろうか?」って相手に憑依してみて書く。

実際に誰かが前にいて、話をしてるときは言いたいことが全然伝えられないのに、文章だと思ってることが伝えることができる。
文章だと、時間をかけて言葉を選ぶことが出来るから、思ってることを正確な言葉にすることが出来るんだと思う。

たぶん、読書感想文は伝えたい相手がはっきりしないから上手く書けないんだと思う。どこまであらすじを話していいかわからないし、誰に憑依していいかわからない。

いまだに読書感想文は苦手だ。
いい本はたくさんあるのに、伝えられないのがもどかしい。


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