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ははは博愛♡八方美人

9人で生活をする認知症グループホーム。
たまに、特定の人だけに「特別感」のある状況をつくる介護職員もいる。
そういう介護があってもいい。
でも個人的には、あまり好きじゃないかな。
だって私、八方美人だから( *´艸`)

下の名前で呼ぶ

認知症グループホームでは、原則、入居している人を苗字に「さん」をつけて呼ぶことになっている。
例えば、「山田太郎さん」という人がいたとする。
「山田さん」と呼んでください。
「太郎さん」と話しかけてはいけません。

ただし特例があって、「家族に許可をもらった場合」は下の名前で呼ぶことができる。
なんじゃそりゃ?

私はそういう人も、「苗字+さん」で呼ぶ。
なんか、特別扱いって他の人からみたら嫌ちがうかなぁ、って。
でも、介護職員が下の名前でその人を呼び続けるもんだから、入居している人は、その人の名前が苗字って思っている人もある。
そこはなんとなく楽しい。

キッチンは一人だけ一緒に

認知症初期の人が複数人いる施設も中にはある。
入居している人は、どこも男性よりも女性の割合が多い。
80~90代だと専業主婦だった人が主。
「台所は女の城」と言われた時代もあった。
だから、キッチンに入りたい。

包丁切ったり、お鍋に入れたり、味付けしたり。
エプロンつけて、マスクして。
だいたい20人前の食事を用意する間、一人の職員とマンツーマン。

その間「私だってできるに。」と座ってるだけの人も。
だったらリビングの机の上に材料持ってきて、みんなで一緒に料理する方が私は好き。

一人の職員が一人の人だけと、ずぅっとべったりキッチンにいてると、「あの人ばっかり。」と愚痴られることも。
私が八方美人ってバレてるなぁ( *´艸`)

「特別感」は他の人がいない時に

ほとんど家族が訪問しない人もいます。
家族が頻繁に訪問する人もいます。
また、その人が好きなお菓子などを預かることも。

残念ながら、お菓子は本人が好きな時に食べることが難しいく、介護職員が預かってしまいます。
なので一緒に入居している人が、そこにいない時に私は渡します。
「娘さんが持ってきてくれたよ、優しいなぁ。」と。

すると「もう一つある?」と聞かれることが度々あります。
「一緒に食べる?」と介護職員を気づかってくれる人。
「この人に渡したいの。」と言って、入居している人同士で交換している人も。
こういう時、なんか嬉しい。

関係性も人それぞれ。

#未来のためにできること