Week 2-4 マインドフルネスと日々の経験
想像してみてください!
あなたは1日を終え、必要なものを買うためにスーパーに寄りました。
レジの列は長く、あなたは疲れていて耐え難い状況です。
そこであなたはマインドフルネスを思い出し、注意を足の裏や脚に向けます。
そして、数回大きく呼吸をして、感情に注意を向けます。
この時、あなたは疲れているのですが、あなたは今ここに存在しています。
そして、周囲で起きていることをありのままに観ています。
さらに、今の自分に「気づく」ことが出来ます。
どのような感情に気づくでしょうか?
「ヘトヘトだ」「イライラしている」「焦っている」かもしれません。。
あるいは、疲れていても、今ここで「立っている」「呼吸をしている」「待っている」ことに気づき、気分が緩むかもしれません。
まずは、「気づく」ことです。
気づけば、その後の行動を冷静に選択することが出来るのです。
この一連のマインドの動きがなかった場合、どこから来たかわからないイライラや焦りに巻き込まれ、店員から商品を受け取る際に、取り落としてしまった。。などということが起こるかもしれません。
マインドフルでいるということは、常に明るい見通しを持ち、ポジティブでいるということではありません。
今に気づき、起こっている事柄に対して、冷静な選択を可能として、今この瞬間に存在することができるということなのです。
注意を注ぐということにはどれ程のエネルギーが必要でしょうか?
実は、それ程エネルギーは必要ありません。
エネルギーが十分でない時にもマインドフルネスのプラクティスを行うことは可能なのです。
しかも、日々のプラクティスによって、自然に注意を今ここに向けることが出来るようになるのです。
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