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悪口で心が傷つくことなどありえない

「知人に悪口を言われて心が傷ついた」⇒知人の悪口が原因で「私」の心が傷ついたように感じられますが、これは誤りです。

事実は知人が発した「言葉」という「音」に反応して「私の心が傷を感じた」のであり、知人に悪口を言われて傷ついたと「私が思った」に過ぎません。

これはSNSなどの誹謗中傷なども同様です。

被害者意識の強い人は「悪口を言われて心が傷ついた」と捉える傾向にありますが、そう捉えてはいけません。

なぜなら心の状態が悪くなるからです。

自分を被害者と捉えれば捉えるほど、囚われが強くなります。囚われが強いから自分を被害者と捉えるとも言えます。

言葉という音を悪口という解釈をし、わざわざ自分の心が傷ついたとやってるわけです。

もっと言えば心など「実在しない」のですから、心が実際に傷つくことなどありえません。

ここでお伝えしたことはきつく感じるかもしれませんが、このように心というものを冷静に捉えることで、自分を守ることにつながります。

心という実在しないものに囚われないでください。


プロフィール
西山 純一 
大阪マインドフルネス研究所
https://www.mindfulness-lab.com/

メンタルトレーナーとして多くのプロアスリートや経営者、アーティスト、医療従事者、教師や心理士、学生やビジネスマンなど幅広い人にマインドフルネスをベースとしたマインドの使い方やメンタルコントロール、食事改善や運動、ダイエットを指導。

指導歴は18年 1000人を優に超える人達に指導してきた。

20代前半でアメリカのパーソナルトレーナー資格を取得して、大手フィットネスクラブや関西のスポーツ強豪大学や高校でスポーツトレーナーとして活動。

同時期に大学で心理学の単位を取り、心理カウンセラーとしての訓練も受ける。専門僧堂や禅寺でも禅や瞑想を学び実践する。

プロアスリートや年商数十億円を超える経営者をクライアントに持ち、うつ病を始めとする精神疾患やガン患者、難病患者のカウンセリングやメンタルケアも行う。

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