悪口で心が傷つくことなどありえない
「知人に悪口を言われて心が傷ついた」⇒知人の悪口が原因で「私」の心が傷ついたように感じられますが、これは誤りです。
事実は知人が発した「言葉」という「音」に反応して「私の心が傷を感じた」のであり、知人に悪口を言われて傷ついたと「私が思った」に過ぎません。
これはSNSなどの誹謗中傷なども同様です。
被害者意識の強い人は「悪口を言われて心が傷ついた」と捉える傾向にありますが、そう捉えてはいけません。
なぜなら心の状態が悪くなるからです。
自分を被害者と捉えれば捉えるほど、囚われが強くなります。囚われが強いから自分を被害者と捉えるとも言えます。
言葉という音を悪口という解釈をし、わざわざ自分の心が傷ついたとやってるわけです。
もっと言えば心など「実在しない」のですから、心が実際に傷つくことなどありえません。
ここでお伝えしたことはきつく感じるかもしれませんが、このように心というものを冷静に捉えることで、自分を守ることにつながります。
心という実在しないものに囚われないでください。
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