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会社の凄腕エンジニアに聞いてみた!仕事のスキルを底上げするおすすめの一冊📙

デジタル領域でマーケティング事業を展開するマインドフリーには、エンジニア職のメンバーも数多く在籍しています。

皆それぞれに得意な領域を活かして仕事を進めていますが、共通して感じるのは勉強熱心なメンバーが多いということ。
もしかしたらエンジニアという職種自体が常に新しい言語が登場する(=学び続ける必要がある)分野であることや、プログラミングのスキルだけでなくコミュニケーション能力や論理的思考力など幅広いスキルが求められる職種であることなども影響しているのかもしれません💡
  
そんな本日は弊社の凄腕エンジニア3名に、仕事のスキルアップに繋がるオススメの本を訪ねてみました📘
noteをご覧のエンジニア職の方はもちろん、これからIT業界を目指す学生さんや知見を広げたい社会人の方など、様々な方の学びのきっかけになればと思います🙆‍♀️
ぜひ最後までご覧ください!✨


1人目:Uさん

①普段はどんな仕事をしていますか?

主にEC・Webサイトのコーディング、フロントエンドの実装及びチームメンバーへの案件の割り振りやフォローアップ等を行っています。

②おすすめの本のタイトルを教えてください!

イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MTL340G/ref=cm_sw_r_tw_dp_7DXKSQJQYSEJJ40SMFBC 

〖 本の内容 〗
やるべきことは、100分の1になる!
「イシュー」とは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
あなたが「問題だ」と思っていることは、そのほとんどが「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。本当に価値のある仕事をしたいなら、本当に世の中に変化を興したいなら、この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。
「脳科学×マッキンゼー×ヤフー」のトリプルキャリアが生み出したロジカルシンキング・問題解決の決定版。

③どんな人におすすめの本ですか?

初・中級者向け
何から着手すればよいか悩みがちな方、問題定義が苦手な方におすすめです。
技術書ではなく、生産性を上げるための考え方や視点から、分析・課題の設定について書かれています。

④この本をおすすめする理由

技術の前に、考え方や着眼点を養う事は非常に大切だと思います。
冒頭で「悩む」と「考える」の違いなどが記されていたり、
頑張る、根性での解決は否定していたり。
ムダを無くすように引き算の考え方を書かれているので、エンジニア職以外の方も含め、仕事の効率化を図りたい方にぜひ読んで欲しい一冊です。


2人目:Nさん

①普段はどんな仕事をしていますか?

エンジニア職として、フロント/バックエンドの開発や仕様設計、技術選定も含めたwebサービスの技術面をトータルで担当しています。

②おすすめの本のタイトルを教えてください!

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
- ソフトウェアの核心にある複雑さに立ち向かう -

https://www.amazon.co.jp/dp/B00GRKD6XU/ref=cm_sw_r_tw_dp_ZZSDJ4RXCB9RN722PMJT 

〖 本の要約 〗
この本は、思慮深いソフトウェア開発者全員の必携書である。

ソフトウェア開発コミュニティでは、ドメインモデリングがソフトウェア設計の中心であることが広く認められてきています。ドメインモデルを通して、ソフトウェア開発者は豊富な機能を表現し、それをユーザの要求に本当の意味で応えるソフトウェアの実装に移すことができます。しかし、明らかに重要であるにもかかわらず、効果的なドメインモデリングをどのようにソフトウェア開発プロセスに組み入れるかを説明する、実用的なリソースはほとんど存在しませんでした。ドメイン駆動設計はこの要求に応えるものです。

③どんな人におすすめの本ですか?

中・上級者向け(読者がエンジニアの場合は中級者向け)
以下のような方に特におすすめです!
・仕様通りに動く開発はできるけど自分なりの開発手法に自信があるかといわれると...。
・クラスやモジュールの役割/領域を何となくで決めている

④この本をおすすめする理由

プログラミングって本質的には、現実の物事や概念をデータとして扱い処理する途中式をつくることだと思います。
この本は、単に効率の良い開発方法を提唱するのではなく
"現実にある複雑な物事を、サービス開発としてどのように実装するか"
に重きを置いた設計/開発手法を解説しています。

ドメイン駆動というのは小難しい言葉ですが、その意味や考え方についてとても詳しく説明されています。
また、現実の物事を開発上どのように表現するのかについて 貨物 / 倉庫 / 顧客/ 輸送手段 など貨物輸送システムの具体的な例もあり、わかりやすく、かつ体系的にまとまっています。

開発手法はその時々の課題感や背景によって使われるので手法の優劣をつけるのは難しく、ドメイン駆動開発もあくまで数ある手法の一つだと捉えています。
ですが、ドメイン駆動という考え方に触れることで
開発エンジニアの本質的なスキルアップにきっと繋がると思います。


3人目:Nさん

①普段はどんな仕事をしていますか?

以前はサーバーサイドエンジニアとして開発業務を担当しており、今はチームのプロデューサーです。
今ではチームマネージメント&新規事業の立ち上げ・サービス開発を担当することが多くなりましたが、システムエンジニアとしてシステム案件のPMや設計も引き続き行っています。

②おすすめの本のタイトルを教えてください!

世界2.0 メタバースの歩き方と創り方
https://www.amazon.co.jp/dp/B09W98T3SX/ref=cm_sw_r_tw_dp_Z5MKPHRFMVAEF4SFPX7K 

〖 本の要約 〗
インターネット以来の大革命。メタバースとは「神」の民主化だ———
メタバース、web3、NFT、AI、宇宙開発…「新しい世界」を私たちはどう生きるか!メタバース事業の最先端をいく起業家が全てを書き尽くした決定版。
産業革命、インターネット、そしてメタバース。
人類はいよいよ最終局面を迎える。

③どんな人におすすめの本ですか?

中級者向け(新しい時代・技術にも興味を持っている方)
エンジニア職の中では「ノーコード」「AI・自動化」の流れがあり、プログラム不要でシステムが実現できるものがいくつも増えてきています。
また、エンジニアリングの幅・スキルアップのためにもWeb3.0領域を把握し学ぶ必要があることから、特に新しい技術に興味を持っている方に上記の本をおすすめしたいです!

④この本をおすすめする理由

今、TVやネットでも話題の「佐藤航陽」さんが書いている本。
元エンジニアだった方で、個人的に目指したい人です。

「メタバース」という言葉だけが先行しており、その中身について説明できない人が多い中で、この本を読めばいくつかのカテゴリに分けて解説・理解できるので「メタバース」を詳しく教えて欲しいという質問に「どのメタバースを聴きたいですか?」と返せるようになる点がおすすめです。
本を読む前に以下のYouTube動画を見るとさらに理解しやすくなりますよ!

<前編:“メタバース”バブルの真相>
https://www.youtube.com/watch?v=TRKhUgIZ44s
<後編:新規事業を成功させよ!>
https://www.youtube.com/watch?v=TGke6xCZUHo


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エンジニアのお三方、ありがとうございます!
THE・エンジニアな一冊から 職種を問わず今の時代に読んでおきたい1冊まで、幅広いジャンルの本が集まりました。

皆さまの気になる一冊はありましたか?
良ければ皆のおすすめの一冊も教えてください📖

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▽MindFreeでは共に働くエンジニアさんも募集しています!▽
https://mindfree.jp/recruit/
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それではまた次回のnoteでお会いしましょう✨
Thank you & have a Lovely day🧡


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