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海外留学は人生にどう影響を与えたのか?


 今回は海外留学をトピックとして扱います。私たち夫婦は両方ともプライマリーの英語圏かつ、世界でも有数の都市に留学していました。

 私自身、世界ランキングで5位以内に入る大学に留学していたこともあり、様々な経験ができ、人脈が構築できました。手前味噌ではありますが、大多数の方が考える理想的な学生生活が送れたと思います。

 その意味で、人生にどう影響を与えたのかを書いていきたいと思います。

1. コンプレックスが無くなった

 留学をすると、コンプレックスがなくなりますね。特に、世界ランキングで最高レベルの大学に通っていたこともあり、留学の期間が私の方が短かったとしても、当然ですが、誰に対しても学歴レベルだと動じなくなりました。職業柄、ハーバードやINSEAD、MITなどのトップスクール出身者が普通の環境で働いておりましたが、全く気にすることはなかったですね。むしろ、一緒に働いていて、言っていることが比較的まともなので、気分的に楽だと思う機会も多くありました。ただ、これは既にトップスクールに留学していたからであり、もし、私がそのレベルで留学していなかったとしたら、今もコンプレックスになっていたでしょう。

2. 海外のトップ層のレベルが確認できた

 世界百何十カ国からきた留学生と多様性の環境で〜みたいな話がありますが、私はそこは重要ではありませんでした。むしろ、日本のトップスクールに通っている日本人と海外のトップスクールに通っている外国人のレベルがトップ層についてはそれほど変わらないと感じられたことが大きかったです。もちろん、上位層は海外の方が全然厚いです。ただ、日本でトップスクールに通っていた方であれば、海外でも十分にやれる気はします。英語力の低い方が多いので、それはどうにかした方が良いですね。

3. 視野が広がった

 芸術に勤しむことや旅行をする機会が圧倒的に多くなりました。つまり、文化的生活を最大限に楽しむことの大切さを学んだと思います。これは文化的に恵まれた国で、まともな教育を受けることによる産物だとは思うものの、大きくも小さくも海外で生活することは違いに触れることであり、視野を広げることであると私は認識しているので、異文化体験は非常に重要だと思います。子供にもこうした経験は人生のどこかでしてもらいたいと思います。

4. 東京が良い都市であるとより強く思えるようになった

 今東京の港区で生活していますが、これだけ生活しやすい街はグローバルで探してもなかなかありません。物価もロンドンやニューヨークと比較しても安いし、かと言って、住環境が悪いかと言うと、むしろ質はとても高いです。文化的に洗練されていて、人が綺麗だし節度があるので、接しやすいです。また、いい感じで外国人がいるので、日本人だけで生活するよりもギスギスしない感じもいいですね。ウエットな感じがあまりないのが良いです。適度に英語を使いつつ、専門的な仕事ができる環境にあり、満足度が低くなりにくいです。

 加えて、伝統も文化も深遠ながら、一方で、コンテンポラリーな雰囲気が混じっているので、あまり飽きると言う感覚がないですね。ひょっとしたら東京以外の日本で生活するとすれば、ちょっと退屈かもしれませんが。

5. 結論

 留学を通じて良いことばかり挙げてきましたが、留学中は辛いことが多いです。一方で、喉元さえ過ぎれば、一生の財産になりますし、絶対に後悔しないはずなので、ぜひ日本人の方にはチャレンジして欲しいですね。

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