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【ブランドリニューアル】"みなものふたり"として再出発

いつも応援してくださり、ありがとうございます。
神原沙耶(さや)です。

タイトルの通り、
2020年8月8日にスタートしたFAMILOG(ふぁみろぐ)は、
2021年8月8日に、”みなものふたり”として再出発します。

本日は、このプレスリリースの背景秘話を包み隠さずお話できたら嬉しいです。応援してくださっているみなさまに、リニューアルに込めた想いや道のりを、感謝を込めて伝えさせてください。

みなものふたり_白バック

なぜブランドリニューアルするのか?

「FAMILOGっていい名前なのに、なんで変えちゃうの!?」とよく言われます。わたしも、ぶっちゃけ好きな名前だし、思い入れもあるし、手放すのは寂しいです笑

正直、ブランドが変わるとロゴも全部変わり、名称も全部変わり、サイトやみなさんの目に触れるものは全部変わるので、やらなきゃいけないことも一気に大量になっちゃうので、このタイミングでやるのか?!という葛藤が常にありました・・

こんな私のわがままな強い想いに、忙しい中走り切ってくれた仲間に本当に感謝です。ありがとう(´;ω;`)

じゃあ、なぜリニューアルしたのか?
その背景は、この2つです。

1) どんな人に、どんな価値を届けるのかがクリアになったから
2) より軽やかに・より日常的に・より長く寄り添えるものにしたいから

FAMILOGコンセプト画像

1) どんな人に、どんな価値を届けるのかがクリアになったから

FAMILOGは最初、「起業しよう!」と想ってつくったサービスではなく、
「家族の中で、想いが素直に伝わらずこじれちゃうのが悔しい!」という想いに対して、色んな取組みをやっていく中で仲間やユーザーさんが集まってきて、作りあがったサービスでした。

手探りで、想いだけを掲げながら進めていき、これまで45回のカップル・夫婦との対話の場を共にさせていただきました。
その度に、ユーザーさんからご意見やアイディアを頂いたり、インタビューも重ねていくことで、自分の想いから始まったこのサービスが、「想い」だけではなく、「ユーザーさんにとっての喜びや価値」を聴くことができ、想いと価値のすり合わせがゆっくりなされていきました。

何度も何度もインタビューやディスカッションをさせて頂いたみなさん、いつも本当にありがとうございますmm

その、想いと価値観の擦り合わせの結果、当初考えていたことと実体のずれが見えてきたんです。

● 「誰に喜んでもらえるのか?」
結婚したばかりのタイミングで「今後のために対話する習慣をつくろう」と考える人のサポートができると思っていたけれど、実際は、結婚しているかどうかではなく「この人と一緒にすごしていきたい」と少しでも考え始めたタイミングで「もっと知りたい、話したい、将来を描きたい」と考えたくなる方が多い。

→ パートナー同士の方や、互いにパートナーになりたいと思っている方にも届けていきたいが、FAMILOGは(FAMILY=家族)を連想させてしまう。
※日本ではFAMILY=戸籍上の家族を連想させる傾向が強い

● 「どう喜んでもらえるのか?」
最初は「パートナー間・家族間で対話をする日常が当たり前に、文化になってほしい」という想いから、いかにライトに対話に触れてもらえるきっかけを作るかを考えていました。
ライトに対話に触れていただける「きっかけ」として、記念日を一緒に祝おう。記念日に、ふたりの「過去・現在・未来」を記録しよう。そんなことを価値に感じてくださるのかな?と想定していました。

実際にセッションを重ねる中で言っていただけたのは、こんなことでした↓

●そもそも「互いの話をしっかり聴こう」という場自体がなかったので、場が定期的にあるだけで、「え、あの時こう思ってたの?」「こんなことしたいと思ってたの?」と、認識の違いに気がつける

●ふたりだけで話すと、どうしても意見が違う時にイライラしちゃったり、違うってことを言いづらかったりするときがあるけど、第三者(ここで言うファシリテーター)と一緒だと、パートナーを否定する意見としてではなく1つの意見として扱ってもらえるので、フラットに話すことができた。ふたりでは話しづらい「違い」を怖がらず話せる機会って大事。

●そもそもこれまで、対話できていなかったかもと思った。セッションで互いを受け止め合えた感じとか、相手の話をしっかり聴けた感じとか、「これがわたしたちが目指したい対話の場だよな」という、成功イメージが一緒に持てた。セッションの後でも「セッションの時みたいに話そう」と言える。

こうしたご感想をお伺いして、改めて気づかされたのは
「ふたりの今を記録すること」も、価値の一つではあるけれど、「パートナーとの違いに気づいて、受け止め合える対話の場を安心して体感できる」という価値が、大きな価値なのかな。ということでした。

→ FAMILOGのLOGは「記録」と認識してもらうことが多かったですが、これから届けていく価値の中心から考えるとずれてしまうかもしれない。

このようにユーザーさんや周囲のみなさんから気づかされ、
これまでの、
FAMILOGって、「家族(夫婦/親子)との記録(ログ)を取る、グラレコサービスだよね」と捉えてもらうサービス名は、

これからの、
パートナーなど「人生を共にしたいと思った相手」との、「認識や期待や価値観の重なるところや重ならないところに気づき、受け取る」サービス
としての生まれ変わりにあたり、変更したい。と考えるようになりました。

2) より軽やかに・より日常的に・より長く寄り添えるものにしたいから

私たちは、これまで1年間、45回以上の対話セッションをお届けし、ユーザーのみなさんへの実施1~2か月後のインタビューも実施してきました。

セッション直後のアンケートもそうですが、それ以上に実施後のインタビューを通して、改めて「対話の場が定期的にあること。そして対話を継続すること。」をユーザーさんに求めてもらえていることに改めて気づきました。

ユーザーさんの事後インタビューでの声

「セッションを記録したグラフィックレコーディングを見返すと、変わっている部分があるなという気づきがあった。こういった変化があることを認知していることが大事だと思ったし、そのためにも、単発ではなく継続的に対話することは大事だと思う。」
「思いこまない、対話する、こじれたら解きほぐす。 という3つは幸せなパートナーシップに本当に必要なことだと感じています。これは習慣によって保たれるものだと思うので、こじれたときに「あ、いかんいかん」と立ち直れる機会として継続的に活用したいと思います。」
「セッションでやった、あの時の対話みたいに話せたらいいよね。とよく言っています。自分たちの中の、対話の成功モデル?みたいなものを共有できたことがすごいと思いました。今後も成功した体験を続けたいです。」

こうしたお声をもとに、
もっと気軽に、もっと日常的にパートナーシップについて振り変えられる場、自分やパートナーとの対話を見直せる場を提供したいと考え、
実は4月末から、過去ユーザーさんと「オンライン対話コミュニティ(みなものベース)」のプロトタイプを実施してきました。

ベース集合

みなものベースのプロトタイプ(FAMILOG BASE)の様子

実際にユーザーさんと共にコミュニティを作っていく過程で、改めて継続することの価値を確信し、
この度8月から「みなものベース」を正式にリリースしています。
リリースの裏側は、こちらのnoteで記載しているので、ぜひご覧ください。

今後のみなものふたりについて

こうした背景から、このたび2021年8月8日(日)に
「みなものふたり」としてリニューアルし第2章に歩み始めることになりました。

第2章では、
より多くの方に対話を届けられるよう、企業・団体との協業をしたり
カップル/夫婦だけではなく「親子のふたり」の対話ファシリテーションに挑戦していったりと、更なる挑戦を検討しています!!

メンバー全体_はっちゃけ

みなさんぜひ今後もよろしくお願いいたします!


代表者:神原沙耶
設立:2020年8月8日
URL:https://www.minamonofutari.com/
連絡先:minamonofutari@gmail.com
事業内容:カップル・夫婦向けのオンライン対話事業
その他SNS
Instagram:https://www.instagram.com/minamonofutari/?hl=ja
note:https://note.com/minamonofutari


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