見出し画像

勇気持ち 映画跡地に 入り込み 楽しいところ リピートありか

一度は行ってみたかった。そこは山が迫るターミナル駅の駅前にある。駅前の商店街もローカル色がたっぷりある場所だが、行きたいのは商店街ではない。その商店街の中にある建物の中であった。

過去の情報を見ると、その場所には映画館があったという。途中でスーパーなども入ったらしいが、今はイベント会場のようなものがあるようであった。だがどうも入りにくい。不思議な敷居がある。ローカルでレトロな商店街には何の抵抗もないのに、その場所に入る勇気がなかったのだ。

だが、そこには小さな本屋や足のマッサージをしてくれるところ、さらに骨とう品を置いている店があることを知る。
「こ、骨とう品だと?」実は骨とう品や古着など古物マニアであったことが、今までなかった勇気を振り絞れる動機付けとなった。「よし!入ってみよう」大きく深呼吸をする。鼻から思いっきり胸に空気を溜めた。そしてしばらく息を止めると、今度は逆流させるように息を吐く。横隔膜が大きく動いた。そして軽く気合を入れると、ついにドアを開けるのだ。

勇気持ち 映画跡地に 入り込み 楽しいところ リピートありか
(ゆうきもち えいがあとちに はいりこみ たのしいところ りぴーとありか)

今日の記事「河内長野の元映画館・にぎわいプラザのミニ店舗」を参考にしました。

#短歌
#今日の短歌
#小説
#一度は行きたいあの場所
#映画館跡
#にぎわいプラザ
#長野商店街
#河内長野
#南河内
#奥河内

いいなと思ったら応援しよう!