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新しい 年も歩くと 早決めて 楠公道路 川まで歩き

新しい年に何を始めようかと外に出る。やっぱりこれしかないと始めたのはウォーキングだ。いろんなスポーツがある中でウォーキングは歩くだけだから地味なのだが、この前、馴れないことをして失敗している。試しに走ったらすぐに足が痛くなってしまったのだ。

「テーマを決めて歩こうかな」とやってきたのは駅前からの大通りで、「楠公道路」と名付けられた道を歩く。名前の割にはそんなに見どころがあるわけではない。せいぜい正面遠くにそびえる山が見えるだけである。それにとくにこだわったユニフォームをつけているわけでもシューズにこだわっているわけでもないのだ。

だから一見はスポーツしているようには見えないが、それでも確実に体力づくりになっているような気がしている。

「短いな。こんなものか」年明け最初のウォーキングは思ったよりも短かった。終点のところは橋が架かっていて目の前には川が流れている。

「今日はこれでいい」とつぶやくと、そのまま川に向かって静かに短歌を詠む。

新しい 年も歩くと 早決めて 楠公道路 川まで歩き  
(あたらしい としもあるくと はやきめて なんこうどうろ かわまであるき)

今日は、こちら小牧幸助さんのシロクマ文芸部という企画に参加しました。

こちらの本日の記事、「富田林にある楠公道路を歩いた」という内容を参考にしました。

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