Minami C

東東京/2児の母/旅行会社勤務

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    投資と節約。お金との付き合い方と幸せのあり方。

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ほんの数分だけ虫の生まれた意味を考えた話

これは私が自宅マンションの部屋まで階段であがる間にふと考えたとりとめもない話です。(ちなみにうちはエレベーターなし4階にあります) 息子の行ってる保育園は蚕を飼っていて、飼育箱が年長さんの部屋の前に置いてある。朝送りの時、たまたま桑の葉に包まれた丸々太った蚕が何十匹も見えた。虫嫌いな私にとってそれはとてつもなくおぞましい光景なので顔をしかめたけれど、息子の担任の先生曰く、子供達は育てているうちに段々蚕に愛着を持つようになったのだと話してくれた。 恥ずかしながら私は蚕という

    • うつくしきもの

      最近はもうパソコンを開いてタイピングすることも スマホで文字を打ち込むことも嫌になってしまうぐらい怠惰になってきて だからノートも更新が全然できなかった 今もこうして 音声入力を利用してしか新しい記事を書こうとも思えなくなっている自分がいる *** 知らないうちに2022年の年が明け 息子も元気に5歳児をやっていて 娘も半年を過ぎどんどん大きくなっている 私はといえば育児休業中でこれ以上ないほど楽ちんで素敵な毎日を過ごしている 昨日ずりばいを始めた娘が バンバン床を叩い

      • 私は私の我儘に責任を持っていく

        二人目の妊娠にあたっては、まあ、今はこういうご時世だし、不安も葛藤も迷いもあった。 でも同時に、コロナのおかげで、いつもなら言われていたはずの他人からの余計なお節介がなくなったからこそ、逆に自分の心の声を素直に聞けるようになったのかなぁ、とも思う。 「兄弟はいた方がいい」とか、 「一人っ子だとかわいそう」とか、 そういう類の、科学的根拠の何もない個人的意見の押し付けが、息子を生んでからなぜだか私に絡みつくようになった。 逆にこうした余計なお節介に引っ張られて、二人目を作らな

        • コロナなんぞに振り回されてたまるか

          特に、考えていなかった。 こんな未曾有な感染病が蔓延するまで、 この人の下でずっと働きたいと思える上司と、大変だけどやりがいを感じられる仕事。それを普通に続けていくのだろうと思っていたし、 少なくとも東京2020は、そんなこと考えもしないくらい、忙しい。はずだった。 それが、全て消えてなくなった。 仕事も、人もいなくなり、化粧も、おしゃれも、しなくなった。 ボサボサの髪と、パジャマ姿で一日中過ごす。その代わりに、 家の中は掃除が行き届くようになり、以前はとっちらかっていた物

        ほんの数分だけ虫の生まれた意味を考えた話

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        記事

          際限なく湧いてくる欲望を、少しずつ、少しずつ手放す方法を、学び始めた気がする最近。成仏してくれよな、私の煩悩たち。

          際限なく湧いてくる欲望を、少しずつ、少しずつ手放す方法を、学び始めた気がする最近。成仏してくれよな、私の煩悩たち。

          やさしさは、あたたかい涙をさそふ

          まだ息子が喋ることも出来なかった頃に、 内容は伏せるけれど結構な問題が発覚して、 義父と義母が同席のもと、 私と旦那で話し合いの場を設けたことがある。 息子はまだ1歳くらいで、話し合いの最中は義母が相手をしてくれていた。 最初は冷静を装っていた私も話しが進むにつれてヒートアップ。 旦那のある一言にカチンと来て、 テーブルに座ったまま、 涙が流れるのも隠さず、大声をあげてどなった。 その時。 今でも忘れもしない。 不安そうな顔をした息子が、 それまで遊んでいた義母の手を

          やさしさは、あたたかい涙をさそふ

          「かわいそう」で怒りを消す

          在宅勤務はコミュニケーションしづらいとずっと思ってきたけれど、昨日は殺意をおぼえるくらいイラっとしてしまった。 内容は早く忘れてしまいたいから書かないけれど、私の頭の中は地獄の釜の蓋があいて大噴火をし、しばらくたってもドロドロとマグマは流れ続け、かなり時間が経つまで煙が立ち込めたままだった。 何をしてもそのことが頭によぎるので、思い出す度、知ってる限りの汚い言葉を叫んだり、はたまた自分を卑下してみたり、そんな繰り返しをしていたけれど、全く気分が晴れない。 このイライラの原

          「かわいそう」で怒りを消す

          あの日のように、輝いていますか

          「まんまるお月さまだねぇ」なんて言いながら、きのう息子と月を眺めていたら、フラッシュバックのように、ある日のことを思い出した。 その時の記憶の断片。 ◇◇◇ 2012年、夏の終わりのある日、 私は出張先のマドリッドからパリに戻るべく、飛行機に乗った。 離陸時刻はちょうど19時で、周りは暗くなり始めていた。 運よく座席は3人席に私以外誰も座っていないと言う最高の状況。 さて三席占領して豪快に寝るか、と思って窓際に移動した時、思わず外の景色に目を奪われた。 目下。 一面に

          あの日のように、輝いていますか

          おんなじ。

          昨日、保育園に出発しようとすると、息子が突然 「保育園行くの、イヤだ」 と愚図りはじめた。 こういう時、余裕のない時だったら、泣こうが喚こうが引きずっていったと思うけれど、連休明けだったので、時間をかけて、なぜ行きたくないのか、理由を聞いてみた。 曰く、 嫌いな給食が出てきても食べなくちゃいけない。 お昼寝の時間に眠くないのに寝なくちゃいけない。 寝ないと先生に怒られる。 だから、行くのがイヤらしい。 私は、息子がちゃんと理由を答えられることに、なにより感動した。 そし

          おんなじ。

          独立してこんなツアーをやりたい。妄想メモ

          事業概要: ①東京の河川(荒川、隅田川、江戸川)でのプラスチックゴミ回収の実施および体験販売。 ②回収した海洋プラスチックゴミのアップサイクル品の製造および販売。 コンセプト:誰かのゴミが、私の宝もの。 詳細: ローカルも観光客も一緒に楽しむ参加型サステナブルツアー。ゴミのトレジャーハント。拾ったプラゴミを材料に、地域の伝統技術を駆使して、アップサイクル製品を作る。 参考: Plastic Whale オランダのスタートアップ。アムステルダムの河川でプラゴミ回収のツアー

          独立してこんなツアーをやりたい。妄想メモ

          銭湯まんが♨️2話

          銭湯まんが♨️2話

          良いのか悪いのかわからないけれど、コロナで価値観が変わったのは事実。本当なら続くはずだった、電車に揺られて会社に向かう日々。今はそこに戻れる気がしない。 怖いし、不安。でも、心の叫びが日々強くなる。 プロレタリアートよ、身軽であれ。荷物と迷惑は最小限に、あとは好きなように生きろ。

          良いのか悪いのかわからないけれど、コロナで価値観が変わったのは事実。本当なら続くはずだった、電車に揺られて会社に向かう日々。今はそこに戻れる気がしない。 怖いし、不安。でも、心の叫びが日々強くなる。 プロレタリアートよ、身軽であれ。荷物と迷惑は最小限に、あとは好きなように生きろ。

          【英語教育】息子には”勉強”させたくない

          コロナの話ばっかりだったので全然気づいていなかったけれど、 今年の4月から外国語教育改革が実施され、小学校から英語が必修科目になった。 私はこれを知って、明治時代は文明開化の日本に思いを馳せた。 小さい頃から外国語に触れるのはいいことだとは思う。けれど、根本的な部分が抜け落ちてしまう気がしている。 私が感じた、語学を学ぶことの魅力わたしは運動オンチで根暗なので、昔から外で活発に遊ぶよりも家で本を読んだりする方が好きだった。 子供ながらに、本を読んでいたりすると「えらいね

          【英語教育】息子には”勉強”させたくない

          銭湯まんが♨️1話

          銭湯まんが♨️1話

          【足るを知る】当たり前に”ある”生活に、感謝できるような旅を考える

          ボヤボヤしてると時間ばかり無駄にしちゃいそうだ。 考えていること、少しでもちゃんとまとめようと思って、今指を動かしている。 今日は有給を取って、図書館に行った。コロナ対策で、30分しか滞在できないのだけれど、目星を付けていた棚を物色。いつも何冊も借りたくなってしまうが、結局期日までに読み切れずに返すことが多いので、今回は自制して2冊だけ。そのうちの1冊が、『江戸に学ぶエコ生活術』。 『江戸に学ぶエコ生活術』について: 日本建築の研究者であるアメリカ人のアズビーさんが執筆し

          【足るを知る】当たり前に”ある”生活に、感謝できるような旅を考える

          【30代からが一番モテる?】フランスが教えてくれた、年齢を重ねて得られる美しさ

          わたし、そろそろ、気付いてきたんですが、 女って何歳になっても女なんですよね。 還暦を過ぎた母が、先日シミ取りレーザーをして、顔中すごいことになっている。 「一週間で腫れは引くっていわれたけど、本当かな??」 やれペストだの、ボツリヌス菌だの、家族にバカにされながらも、キレイになりたいと願う母は、身内ながらかわいいひとだと思う。 若さを失っていくことが怖かった20代後半思い返せば、私が若さを失っていく事実を嘆いていたのは24~26歳だった。 大体、それくらいの年齢で女

          【30代からが一番モテる?】フランスが教えてくれた、年齢を重ねて得られる美しさ