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ジェンダーを超えていく5年生に思うこと

今日はホワイトDAY♡
先月のバレンタインに好きな女子からはじめての
本気チョコをもらってきた次男5年生。
こっちもあんまり触れないようにしてたけど
溢れる喜びが全身からこぼれるようだった。
ホワイトデーの何日か前から私はお気に入りのお店で
焼き菓子セットを予約してあったので
それを持っていきなね、と言っていたのだけど
本人はそれに加えて、自分もチョコを作ってあげるのだと言い出した。
私はお菓子作りを全くしないので
ねぇ、ぜったいに手伝えないんだからね?と何度も念を
押したのだけど、本人がお小遣いで
材料を買ってくる、TikTokで見ためちゃめちゃ簡単そうなやつだから、というので、まぁそれなら本人に任せようと思いつつ、親バカで何種類かセリアでかわいい紙袋やメッセージカードなど買っておき、さりげなく
ラッピング類が入っている棚にいれておいた。

板チョコと牛乳と無塩バターとココアパウダーだけで
できるというので、本当に彼に丸投げして
確定申告に夢中になる私。
夜、ガタガタやっているのをなんとなく気にしつつも
朝になって、冷蔵庫から出来上がった生チョコを
取り出し、本当は型抜きしたかったらしいけど
クッキングシートからうまく外れなかったらしく
コロコロ丸に丸めてココアパウダーをかけていた。

ラッピングの棚から、私が取っておいたケースやリボン
買ってきた袋を探してごそごそ。
出来上がったものはとっても可愛かった。
作ってる時の写真は撮るなと言われたので
出来上がりだけ貸してもらって
映え写真を撮る母。

スノーボールを買った時のケース取っておいてよかった
むだにポートレートにしてみる

次男は昔から可愛いもの好きな男子。
ふわふわ、もこもこ、もふもふに弱いし
小さい頃から一緒のダッフィーと
密かに今も一緒に寝ている。
パジャマは何度新しいのを買うと言っても
GUで買ったふわふわのクマつきパジャマを
くたくたになってもずっと着ている。
旅行先のホテルではかわいい練り香水を買い
気分で学校へ少しだけつけていく彼。
そして、好きな女子へのホワイトデーのお返しに
手作りをし、かわいくラッピングをし
そこになんの迷いもないところに
新時代の到来を感じた。
男子だから、とか女子だから、とかじゃなくて
自分がどうしたいか、何が好きか、という基準で
生きているのをなんだかすごく感じたのだ。
ジェンダーレスという言葉をよく耳にするけど
それでいいんだよね、と思う。
勝手に自分をカテゴリー化せずに
自分の気持ちのまま生きる。
私達が育った昭和ではなく、生きてきた平成とも違う
より新しい価値観で
ジェンダーレスというあらたなる記号に振り回されず
思うようにしなやかに生きてほしい。
心のままに生きつつも誰かを喜ばせるその喜びが
自分の幸せになり、それが積み重なるのが
幸せな人生なのだと既に気づいているのなら。




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