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2021年7月の記事一覧

出してから考える

出してから考える

定期的に家中のもの色々捨てたい断捨離欲が出るが、今回は

自分の中のもの、色々捨てたい欲に満ちている。

こんまりさんの片付け法では

一旦、全部出してみて、ときめくものだけ残してあとは捨てるらしい。

とりあえず、内臓ひっくり返して全部出してみて考えるとしようかな。

何が出るのか知らないが

そんなこんなで、内臓ひっくり返す八月。

うぇーーー。

素だと偏るから平等はカウントして

素だと偏るから平等はカウントして

両親は、私たち姉妹をものすごく平等に扱い、姉妹を比較することもなかった。

当たり前に享受してきたその状況が、当たり前じゃないと気づいたのは親になってからだ。

子どもの性格やその時々の状況で、3きょうだいの誰かに集中したり、親密だったりしがち。何にも考えないと偏る。

だから、手帳に個別リクエストに応えたり、1人だけに何か買ったり、お出かけしたりしたことをチェックしてきた。

誰か、リクエストに

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みえる、の見分け方

みえる、の見分け方

むかーしむかしのそのまた昔

人はみんな、今は見えていないものも、みて生きていた。

だから、現代でも何かがみえることもあるし、何かがみえる人もいるだろう。

私は、それほどみえないけれど

代々、様々なものが沢山みえる友人知人たちは、親などから

みえたものとの付き合い方を教わっている。

中高生の間で「こっくりさん」やオカルト動画が流行るのは、昔からある子どもの流行と変わらない。

違うのは、

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親とお出かけ、ウッザ

親とお出かけ、ウッザ

宣言下、部活も大幅に減りエネルギー持て余す子どもらをどこかに連れ出すかと話をしていたら

「親となんて出かけたくないわー」

と来た。

一瞬、ムカっ。

でもでもす〜ぐに思い出したよ

「親とお出かけとか、マジうざーーー」と

家族旅行の車の後部座席でほざいていた

わたしを。

うん十年も前の白黒な記憶。

うざいよね〜親と一緒にどっか行くの。

じーじとばーばと出かけるの、マジうざかったわ…

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きょうだいじ、いちだいじ、みんなだいじ

きょうだいじ、いちだいじ、みんなだいじ

学生時代、知的発達の遅れがある自閉症の女の子の遊び相手のボランティアをしたことがある。

目的は、女の子の妹にお母さんとの時間を作ることだった。力の加減が出来ず他害してしまう事の申し送り漏れもあり無防備だった私。初日に怪我をして1日でそのボランティアを終えた。

お母さんの腕にしがみつき、こちらをじっと見ていた小さな妹さんの暗い目を今も覚えている。

私も3人を育てる中で、誰か一人が病気や入院した

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「OKわたしは完璧」ちゃんと「明日はがんばろう」ちゃん

「OKわたしは完璧」ちゃんと「明日はがんばろう」ちゃん

勉強や部活、人間関係などが上手くいかない。

そんな日に長女(高2)は「あぁ、今日はダメだった。よし、明日は頑張ろう」と言って布団に入り寝付きが悪くて、途中で起きたりする。

実際は、結構頑張ってるのに理想が高いと大変そうね、と母は横から見ている。

同じに上手くいかない日に

次女(中1)は「あぁ〜まぁいっか、OK OK、私は天才だから」と言ってさっさと眠る。健やかに。

悪い点のテストも友達と

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ネットで知り合った人

ネットで知り合った人

「ママ、ネットで知り合った人達と会うのー!?」

子ども達に騒がれる。

小中学校のインターネット教室で「ネットで知り合った人と会ってはいけません!!」と散々注意され、脅しのビデオを何度も見せられている子ども達だ。

自粛生活の中で、様々なミーティングも勉強会も講習もコミュニティもオンライン。PTAの会議もZoomで開くご時世。

今年は、オンラインで知り合った人たちに

リアルで会う機会が何度も

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8年前の子どもと自分から届いた手紙

8年前の子どもと自分から届いた手紙

8年前に子ども達が未来の自分に宛てて書いた手紙が届いた。

すっかり忘れていたけれど、オリンピックに合わせた企画だったらしい。オリンピックが一年遅れたので予定から一年遅れで届いた。

子ども達がオリンピックイヤーの自分に向けて書いた手紙と一緒に私から子ども達に宛てた手紙も入っていた。長女(17歳)が声に出して読みだした。

現在進行形で日々、バトルを繰り広げている娘と二人で大受けした。

記念に置

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山の行と里の行

山の行と里の行

朝、目覚めた瞬間に、滝の下にいた。

人それぞれテーマは違えど、生きていたら

なんだかんだと降り注ぐ。

往復48キロの山道を1000日歩き続ける「大峰千日回峰行」を満行した大阿闍梨が、山の行と里の行がある、と説いていた。

厳しい自然の中、一人で決められたことをひたすら積み重ねる行、山の行。

雨風に晒されることはないが、様々な人たちと関わり合う葛藤の中で調和を模索する行、里の行。

毎日が修

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どんな風吹く

どんな風吹く

今までいくつかのビルで働いてきた。

エレベーターに同乗した人を見て、何階で降りるか一瞬のうちに当てる癖がついた。ほぼ当たる。

複数の部署、複数の会社、

それぞれのエレベーター仕草?

服装などの見た目、乗り込み方、扉を開けてもらった時、扉を開けて出口を譲る時の対応。

同乗者に構わず大声でお喋りする人たちの降りる階。出口を譲らない人たちが必ず押すボタンもある。いつも爽やかな気持ちを残していく

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違うところ見てる人との出会いは面白い

違うところ見てる人との出会いは面白い

夏らしい空を見ながら、公園をぼーっと歩いていたら小さな男の子に呼びとめられた。

地面の穴を指差して「これこれ」という。

何個もあるけど、アリの巣にしては大きな穴?

お母さんが走って来て「セミが出た穴らしいんですけど、お引き止めしてすみません!」と言う。

「へぇーーーーー」と言いながら上を見上げたら、大きな木の枝の裏に羽化しようとしてる蝉を発見。

「あぁ、ほんとだ、あの木の枝に穴から出たセ

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やれるんだから、やればいいのに

やれるんだから、やればいいのに

校則のない学校に通う息子(高1)をつかまえて

髪染め禁止の校則がある長女(高2)が

「染めてもいい環境なのに、何で染めないの!」

と突っかかっている。

やれる状況にあるのに、やらない人を見ると、人は羨ましく、少し苛立つのか。

私も子どもたちが、若くて恵まれた環境で何でも出来るのに、なぜやらない?とイラつくことがある。

そんな私も

女であるだけで、外に出してもらえぬ国や時代の人からは

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あなたの明るい未来が見える

あなたの明るい未来が見える

いくつもの扉と便器が割られ、一度ならず救急車出動もあった壮絶な小学校崩壊。いじめのターゲットの順番が長女に回り、病んだ担任から悪口の伝言電話かかる中での中学受験。

「何にも上手く行く気がしない、受かる気がしない」という娘の横で

怪しい占い師か?新興宗教開くのか?の勢いで

「ママには見える、、娘ちゃんが中学校で気の合う友達と出会い幸せに学校生活を送っている姿がっっ、、」

と言い続けていた。怪

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夫に敬語を使う、その心は

夫に敬語を使う、その心は

末っ子(中1)が「ママってパパに敬語使うの〜?」と訊く。

「ご飯食べる〜?」とも訊くけれど

「ご飯、召し上がりますか〜?」とも訊くね、

と答えたら「あぁ、そういえばそうだ〜」と言ってどこかに行っちゃった。

砕けやすい性格なので、先輩にタメ口きいて怒られてきた私。

家族に対する態度など砕けに砕けて、粉々の星の砂である。

でも、だから敬語を使う。

元々は実家の習慣だけれど、

夫にも半分

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