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ニュージーランドの国鳥「キーウィ」を間近で見られる「The National Kiwi Hatchery(国立キーウィ孵化場)」

こんにちは!海外や日本各地を転々としながら、色々な場所でリモートワークするノマド生活を送っているミナイです。2024年のゴールデンウィークにニュージーランドに行った際、ニュージーランドの国鳥で、飛べない鳥として有名な「キーウィ(キウイ)」が見られる「The National Kiwi Hatchery(国立キーウィ孵化場)」に行きました。
キーウィの生体について詳しく知れ、キーウィの赤ちゃんがご飯を食べる様子まで見られる、キーウィ好きにはたまらない場所でした!

温泉で有名なロトルアという都市にある

The National Kiwi Hatchery」はニュージーランド北島、温泉で有名なロトルアという都市にあります。オークランドからは車で2時間ほどの距離で、オークランドやクライストチャーチなど、ニュージーランド国内の各都市から飛行機でもアクセス可能です。

牧場の中にある「The National Kiwi Hatchery」

The National Kiwi Hatchery」はロトルアの市街地から少し離れた場所にあります。チケットはオンラインで買っておくことをおすすめしますが、Agrodome(アグロドーム)という牧場の入り口でも購入可能です。私が行ったのは日曜日でしたが、そこまで混雑しておらず、チケットには余裕がありました。

キーウィについて詳しく聞けるツアーに参加

私が参加したのは「National Kiwi Hatchery Experience」というツアーで、一人あたり59ドル(約5900円)でした。ツアーは1日に複数回行われており、時間が指定されているので、都合の良い時間を予約する必要があります。ツアー時間は1時間ほどで、私たちが参加した回は私達夫婦のほかにドイツから来た家族連れが参加していました。
ツアーは基本的に英語なので少しレベルは高めですが、キーウィの種類や生体について詳しく知れる良い機会でした!

建物の外観

ツアーの内容と、そこで知ったキーウィの豆知識

ツアーではまずキーウィに関する簡単な説明を聞いた後、キーウィの天敵やその鳴き声、なぜその天敵がニュージーランドに来たのかといった歴史を聞きました。その後孵化場の設備や、飼育されているキーウィを見せていただき、最後にキーウィの赤ちゃんが飼育員さんの手でうとうとしながらご飯をつつく様子を見学しました。
ツアーではキーウィに関するたくさんの豆知識を得ることができました!

キーウィは全部で5種類

大体のキーウィが茶色っぽい見た目ですが、キーウィには5種類いるそうです。南島の特定の地域でしか見られないレアなキーウィもいるそうです!

キーウィは5種類

キーウィの羽は人間の爪ほどの大きさしかない

飛べない鳥として有名なキーウィですが、羽は本当に小さく、人間の爪ほどの大きさしかないそうです。退化するにも程がある!というくらい小さい羽ですが、昔のニュージーランドにはそれくらいキーウィの天敵となるような動物たちはいなかったということでしょう。

キーウィはダチョウの仲間

丸くてかわいらしいキーウィですが、何とダチョウの仲間だそうです!確かにダチョウも身体は丸いし、似てなくはない気がします…

孵化場近くで飼育されていたダチョウ。確かにどことなくキーウィと似てるような…

キーウィのくちばしはセンサーのようになっている

キーウィの長いくちばしは本当に優秀!その長いくちばしでせっせと土をつつき、中にいるミミズなどを食べるそうです。くちばしがセンサーのようになっていて、土に入れた際にわずかな動きを感知して捕食するそうです!すごい!

キーウィの特徴とも言える長ーいくちばし

キーウィの卵は意外とデカい

キーウィの卵は意外と大きく、ダチョウほどではないものの約500グラムほどあるそうです。成長したキーウィの体重は大きくても3キロほど。そんなキーウィのお腹にこんな大きな卵が入っているなんて驚きです。

身体の割に卵は大きめ

ニュージーランド人は自分たちを「キーウィ」という

ニュージーランドの国鳥であるキーウィ。野生で見るのはかなり難しいそうですが、キーウィグッズや写真など、ニュージーランドの至るところで目にします。それくらい親しまれている鳥であり、ニュージーランドの人たちは自分たちのことを「キーウィ」と呼ぶそうで、ニュージーランド人の方たちのアイデンティティになっている鳥ともいえます。

直接キーウィと触れ合えるツアーも!?

残念ながら私が行った日は開催されていませんでしたが、キーウィともっと間近で触れ合える「Behind the Scenes Exclusive」ツアーもあるようです。一人299ドル(約3万円)とかなりのお値段ですが、貴重な機会だと思うので、次回ロトルアを訪問する際はぜひそのツアーに参加してみたいです!
ガイドさんの話によると、キーウィを保護する施設はニュージーランドに複数あるものの、観光客に公開しており詳しい説明を受けられるのは、この「The National Kiwi Hatchery(国立キーウィ孵化場)」だけとのこと。キーウィについて詳しく知りたい方はぜひ行ってみてください!

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