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屋久島に1週間リモートワークしてみた【デジタルノマド生活】

こんにちは!oVice(オヴィス)という2次元のバーチャル空間を提供している企業の広報をしているミナイです。2021年はoViceに転職、フルリモート勤務という環境をフル活用し、いろいろな場所で勤務した1年でした。
2022年からは「デジタルノマド生活で47都道府県制覇」を目指しつつ、これまでに行ったものも紹介していきたいと思います!第一弾はもののけ姫の舞台となった場所としても有名な屋久島。あんな自然だらけの場所でちゃんと仕事できるの?という方も多いと思いますが、実は最高にデジタルノマド向きな場所でした!


なぜ屋久島?自然もきれいで、実はWi-Fiも完璧!

実は私自身今回2回目の滞在でした。前回は完全に観光目的でしたが、2020年に光回線が導入され、ワーケーション誘致にも力を入れていると聞き、「こんな自然がきれいなところで仕事できるなんて天国!」と思い、2021年10月に8泊9日で滞在しました。屋久島までは飛行機で移動。屋久島滞在中は主にレンタカーを借りて過ごしました。

【滞在】設備&スタッフが最高な「屋久島サウスビレッジ」

インターネット環境がよさそうな屋久島サウスビレッジに滞在しました。

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木の上にある粋なスペース。ここで仕事も可能!

どんな体勢でも仕事できるコワーキングスペース

デジタルノマド生活で大事なのはワーキングスペースの快適さ。屋久島サウスビレッジは広々としたデスクがあるだけでなく、2階にはスタンディングデスクやブランコまで!座りっぱなしで仕事をすることはもちろん、体勢を少し変えたい時に色々な場所で仕事できるので、タスクごとに作業場所を変えてメリハリをつけて仕事をすることができちゃいました!
そして肝心のWi-Fi…屋久島サウスビレッジのWi-Fiは最速のものだと700Mbps以上という超ハイスピード!負荷がかかりやすいオンラインゲームをする場合でも100Mbpsあれば十分(記事より)らしいので、申し分ないWi-Fi環境でした。

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コワーキングスペース。本も自由に読める
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テーブルもちょうど良い高さ
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スタンディングデスクやブランコも!

部屋やお風呂

部屋はドミトリータイプと畳タイプの2つ。お風呂は共用なのですが、檜風呂と五右衛門風呂の2タイプから選べ、他の人がいなければいつでも使用可能。シャワーだけで十分という人のためにシャワー室もあったので、トレッキング後にさっとシャワーを浴びるということもできちゃいます。洗濯機や乾燥機は200円で使用可能で、タオルも100円で1枚借りられました。

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グループで貸し切りできる五右衛門風呂

スタッフが暖かく、他のゲストとの交流も!

食堂が併設されていて朝食と夕食がそれぞれ500円で食べられ、足りない人は持ち込みも可能。スタッフの歓送迎会などに宿泊者も招待されることがあり、一人一品持ち寄って皆でワイワイ楽しむみながら情報交換もできました。チェックアウトの時はスタッフの方数人が出てきて私たちの車が見えなくなるまで手を振ってくれるという、家族のように暖かいスタッフとゲストの方ばかりで本当に楽しく、大満足でまたリピートしたいと思えるほどでした!

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木のぬくもりを感じる食堂

【観光】オフの日は屋久島の自然を大満喫

オフの日には屋久島の大自然を満喫しました!

屋久島の定番「縄文杉」

朝3時半起きで臨みました…往復で約10時間かかるトレッキングで、アップダウンも激しく万歩計は4万4000歩超え…運動不足の方は翌日ひどい筋肉痛に襲われます。初回はガイドさんと一緒に行き、解説してもらいながら歩く方が楽しいと思います!(因みに私は今回2回目だったので、ガイドさんなしで行きました)。

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近づけないけど存在感がすごい縄文杉
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アップダウン激しめ。緑の中を突き進む。

もののけ姫の舞台「白谷雲水峡・苔むす森」

もののけ姫の舞台となった「苔むす森」。そこに向かう道も苔が生い茂っていて、どこを切り取っても画になる場所でした。苔むす森からしばらく登ると「太鼓岩」という屋久島の森を一望できる場所も。次はそこにも行ってみたいなーと思いながら、今回は雨ということもあり苔むす森で引き返しました(笑)

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今にもシシガミ様が出てきそう
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トレッキングロードの景色がすべてきれい
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この日は巨大なニホンヒキガエルがお出迎え

ヤクシカとヤクザルを見るなら「西部林道」

屋久島は自然が豊かな割には、動物の種類はそこまで多くありません。熊などの危険な動物もいないので、比較的安心して山を歩くことができます。屋久島の動物で有名なのはヤクシカやヤクザルで、トレッキング中も運が良ければ出会うことができますが、絶対に会えるスポットが「西部林道」です。たくさんのヤクシカやヤクザルが出てくるので、レンタカーを借りてゆっくり自分のペースで走ることをおススメします。樹の幹を一心不乱にかじるヤクシカや毛づくろいをするヤクザルの姿に癒されること間違いなしです。

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本州の鹿に比べ小型で足が短いヤクシカ
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毛がふさふさ、もこもこでかわいいヤクザル

隠れスポット「クリスタル岬」

実は海もきれいな屋久島!ドライブをしているとその海の青さにも癒されますが、隠れスポットとしておススメなのが「クリスタル岬」です。ガイドブックにも載っていないので見つけるのが大変でしたが、中華レストラン「萬萬亭」を目指して未舗装の道を進んでいくと、茂みの先にあります。切り立った崖のような場所ですがもちろん柵などはなく、足元も不安定なので、転落しないよう注意しながら見る必要がありますが、沖縄などのターコイズブルーの海とはまた違った深くて透き通った青色の海と、赤い岩のコントラストが楽しめるスポットです。空港のすぐ隣なので、運が良ければ真上を飛行機が通過する様子も見られます!

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海の向こうにうっすら見えるのは種子島

【食事】屋久島はグルメも豊富!魚も新鮮で臭みなし

滞在や観光だけでなく、食材もおいしい屋久島。特に魚のおいしさには度肝を抜かれました。個人的には、熱帯の魚ではなく本州とほぼ同じ魚が食べられる南限が屋久島なのでは?と思うくらい、新鮮でおいしい魚が豊富でした。一番驚いたのは、屋久島島民の台所、スーパーの「Aコープ」に売っているお刺身も全く臭みがなくておいしく食べられたことでした。

屋久島グルメの定番「首折れサバ」

ガイドブックにも良く載っている首折れサバ。必ずしも水揚げされるわけではないらしく、レストランでもおいていないことがありましたが、Aコープで手に入れて食べてみました。青魚は臭くて苦手な私ですが、透き通った身に感動しただけでなく、臭みも全くないことに驚きを通り越して大きな衝撃を受けました!魚独特の匂いが気になるという人もぜひ挑戦してもらいたい屋久島グルメです。

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Aコープで購入した屋久島産の刺身。左上から時計回りにタルメ、首折れサバ、トビウオ

こちらも定番「トビウオ」

屋久島に行くとさまざまなトビウオグルメに遭遇します。こちらもAコープでお刺身が売っていて、十分おいしいのでぜひ試してみてほしい一品です。Aコープにはトビウオが丸ごと売っていることもあり、時間があれば自分で塩焼きや唐揚げにしてみるのも良いかもしれません。因みに首折れサバと同じく毎日水揚げされるわけではないので、売っていないことも…私も買いそびれて、結局最後まで店頭で出会うことはありませんでした涙
トビウオラーメンなど、トビウオを使ったグルメはたくさんあるのでぜひチャレンジしてみてください。

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トビウオラーメンなど、トビウオグルメがいっぱい

見た目とは裏腹に良い出汁が出る「カメの手」

ちょっとグロテスクな感じにも見えて、普段レストランなどで見かけることがない「カメの手」。屋久島では普通に食べられていて、見た目とは裏腹に良い出汁が出てすごくおいしいです。因みに本物のカメの手の部分を勘違いする人がいますが、貝の一種です。

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見た目は不気味だけどお酒に合う

屋久島滞在を振り返って

今回2回目の滞在となった屋久島ですが、やはり前回同様最高の1週間となりました。普段家にいると夜まで仕事をしてしまうこともありますが、屋久島の良いところは夜になったら町が寝るところです(笑)周りが暗くなるので、「遅くとも〇時には仕事を終えよう」「早めにお風呂に入ってしっかり寝よう」とメリハリをつけやすいのも良いところかもしれません。
あえてデメリットを挙げるとしたら、

①自然に囲まれているので虫が出ること
②交通の便があまり良くないこと

です。実際、屋久島のあるレストランでトイレに入ったら、普通にオオゲジゲジがいましたし、道のいたるところにクモが巣を張って獲物を待ち構えています(笑)また、宮之浦や安房以外は交通の便は悪いので、レンタカーなどがないと移動は不便です。
ただ、そんなデメリットを軽く乗り越えるくらいの豊かな自然が待っている屋久島。観光はもちろんいつもとは違った環境で仕事をしたいという方には超おススメなので、ぜひ屋久島へ!

▼国内外でのデジタルノマド生活ブログ


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