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文学フリマ香川1楽しかったよ!報告。
文学フリマ香川1に参加してきました!
2024年7月28日(日)に、高松シンボルタワーで開催された、文学フリマ香川の記念すべき第一回に参加してきました!
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出店申し込み開始後、先着確定枠が一瞬で埋まるほど待ち望まれていた香川開催。その期待どおりの盛況ぶりでした!
文フリ公式の香川事務局さんによると、来場者数は1,224人 (出店者: 208人・一般来場者: 1,016人)とのこと。この規模で、第一回で、この数字は快挙ですよね!!
今回、プロの作家さんの出店も規模に対して多く、地方にこれだけのお客さんを呼んでくださったんだなぁと影響力の高さを感じました。
午後からはパンフが無くなってしまって、コピー用紙で会場地図を配布してらっしゃったので、その位主催側としても予想以上の集客だったんだと思います。
出店者の一人として、その賑わいやお客さんの楽しんでいらっしゃる姿は肌で感じていました。
もうね、暑っっつい中でも会場に入って来る方皆、めっちゃ笑顔なんですよ!
もちろん、地方文フリに参加したことある方もいるんだろうけど、文フリ自体が初めて、同人誌即売会自体が初めて、という方も多かったみたいで、「わぁぁあ……!」ってキラキラした目で会場を回られている方が多いのが印象的でした。
ウチのブースでも、ななさんの手製本の本屋さんアンソロとか、今回の新刊のリバーシブル本の装丁に対する質問やお褒めの言葉を掛けていただく事が、普段のイベントに比べて格段に多くて、お客さんの「次は自分も出てみたいな」とか「本を作ってみたいな」って気持ちを凄く感じられるイベントでした!
出店レポとか頒布物の話
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今回は、森村直也さんとの合同誌が新刊だったので、初めてミステリ以外のジャンルで参加しました。そのせいで、SFとミステリが各1サークルしかない状態になってしまったのは我々の裏切りのせいですw
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で、その合同誌はこちら。
『共演(きょうえん) ミステリ屋とSF屋がお互いお題をブン投げあって出来上がった物語』
B6/P.268/¥1300
両面リバーシブル製本で、初回版のみ先着でブックケースつき。
お昼過ぎにはブックケース付きが無くなり、通常版を売っていました。
内容についてはこちらの記事に書いてありますので、ご参照ください。
今まで1000円を超える本を出したことが無いので、合同誌とはいえ初開催で常連さんのいない土地でいきなりこの価格(それでも原価割ってるけど)は厳しいかも……とビクビクしてましたが、蓋を開けてみれば、皆さま価格なんて気にもせずに買われていました。(うちは100円~500円までの価格帯の本が多いのですが、そっちとは客層が全く違いました)
いつも来てくださる知り合いのサークルさん達も面白い企画だねってお声を掛けて下さったり嬉しかったのですが、それ以上に一般の方が珍しそうにパラパラして買ってくださる反応が見ていて楽しかったです!
色々と珍しいですもんね。お互いにお題を出し合うっていうのも、両面リバーシブル製本も、森村さんの方の横書きレイアウトも、私の方の館の図面も。普段やらない事をやり尽くしたせいで、制作中は何度か地獄を見ましたが、終わってみれば、それらが全て新鮮な反応となって返ってきたので、苦労の甲斐があったな! って報われました。
5月の新刊だった『葉山嘉樹作品集』も、版権切れ+絶版のものを集めた作品集というのが珍しかったようで、興味をもっていただけました。
東京や大阪の大規模文フリではそういったものは珍しくないため説明不用で、なんなら葉山嘉樹についての説明も不要な方が有難い事に沢山買いに来てくださったのですが、地方はそのハードルが高く「著作権切れの復刊とは」「プロレタリア文学とは」「葉山嘉樹とは」から始まるので、説明が難しいなと感じました。
元々近代文学に興味がある方に、というよりは「こんな作品知らなかった!」って方に届けるのを目的に作った本なので、説明を聞いて買ってくださった方々には大感謝ですし、お楽しみ頂けたらいいなと思います。(いや、読んでくださったら葉山の作品は絶対に現代人にも響くハズと信じていますが)
そして、今回、自分の本の告知、一回もしてなかった……_( _´ω`)_ペショ
「教科書で出会ったけどよく解らなかった」「国語が苦手だった」という方に向けた、近代文学作品をライトミステリ調に考察するという2015年の9月から始めたこのシリーズも、前回岩手で9冊目。
内容わからんのにフラッと買える冊数じゃないので、事前に告知しないといけなかったんですが手がまわらず……。
1冊500円で価格自体は気軽に買えるので、お試しに数冊とか①だけ、という方が多く、①が昼過ぎに無くなるという失態……。(それでも①は東京と同じ数持って行ったんですが……)
初開催の土地だということを計算して持って行くべきでした……。そんなに毎年参加できる土地でもないので、売り逃しの無いよう多めに持って行ったつもりでしたが、旅行の荷物やらもあって「東京ほどはいらないかな?」って思ったのが甘かったです。初開催の熱量を思い知りました。
↓よろしければ、通販もありますのでご利用いただけますと幸いです。
あとは、ショートショート短編集『たんたん併』や、社会人青春ライトミステリ『オタクなカノジョのレンアイ事情』もぽちぽち動いたのも嬉しかったですね。
差し入れも美味しくいただきました!ありがとうございます!
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差し入れと言えば、今回、二次創作時代に主催した土塚理弘アンソロに参加してくださった方が、来てくださったのも嬉しかったです!
土塚時代に繋がったご縁に未だに助けられているので、本当にありがたい話です。会場直後で接客が忙しく、ゆっくりお話し出来なかったのが残念ですが、またお会い出来たらいいなぁと。頂いたお菓子、美味しくいただきますね。
来年は8月開催ということです!
私は参加できるか分かりませんが、文フリ香川が永く愛されるイベントになるよう、お祈りしております!
当サークルの次回参加は、文学フリマ大阪です!
地元関西!ですが、新刊出すとなると、繁忙期真っ只中に〆切と闘う事になるので、どうなるか……という感じです。それでも短編なりペーパーなり、何かしら新しいものはあるかと思いますので、お立ち寄りいただけたら幸いです。
文学さんぽメシと旅のメモとか。
前日は高知県立文学館へ行っていました。
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『ムー展』!!
なぜ、高知で? なぜ、文学館で?
というのは、学芸員さんの熱意によるもので、力の入れ方が半端なかった!大型巡回展のようなレベルの展示で、夏休みの想い出に子供から大人まで楽しめる展示がいっぱいでした!
詳しくは別記事で寺田虎彦記念室の様子など含めて書こうと思いますので、一旦これで。
夜は香川に戻って、創作仲間と車で会場近くの銭湯に行ってきました!
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そして、当日朝はもちろん讃岐うどん!!
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すだちおろしうどんのぶっかけと鱚のてんぷら。
朝にちょうどいい、すだちのさっぱりした風味と角の無い塩味のお出汁。暑い夏に嬉しいお味で、とても美味しかったです(∩´∀`)∩
ただ、流石の弾力とこのボリュームで、食べ終わるのに少し時間がかかってしまいましたw急いでいる時でなくてよかったw
打ち上げには骨付き鶏を予定していたのですが、土日は予約不可で、人数も私の車の定員オーバーだったので、会場向かいの居酒屋チェーンに入ったのですが、カラオケBOXかな?ってくらいの豪華な個室だったので、人目を気にせず創作談義をゆっくりする事が出来て、かえってよかったなと思います。
土地の名物は食べられませんでしたが、ジャンルの違う創作者同志の意見や悩みを交わしたり、文芸創作活動の先輩方の知識や経験を教えていただいたりと、学びも多い打ち上げになりました。(楽し過ぎて写真一切取るの忘れてたw)
やっぱ、イベントアフターはこうでないとな!って。
初めての開催地の熱気を感じられ、新刊や既刊も予想以上に手に取っていただけて、ご当地グルメも堪能して、創作仲間と温泉行ったり、アフターで創作談義したり、道中で未来の予定を話したり……100点満点のイベント参加でした!!!めちゃくちゃ楽しかった!!
ブースにお立ち寄りくださった皆様、お買い上げくださった皆様、遊んでくださった方々、そして、文フリスタッフの皆様、本当にありがとうございました!!!!
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