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104.五十嵐カノア選手から学ぶ、プロを育てる環境とは?

こんにちは。

ついに東京オリンピックがスタートしましたね。

初日から各国選手の熱き戦いが繰り広げられており、見ているこちらまで胸が熱くなり涙が浮かぶシーンがたくさんあります。

「この日にかける」

その想いが伝わる試合は本当にすごいです!

そんな中、サーフィンでに日本を沸かせているのが五十嵐カノア選手!

インスタグラム

初戦から仕事が手につかなくなるほどの圧巻の試合を見せてくれています。

カノア②

数年前から少しずつサーフィンをやるようになり、初めてしった五十嵐選手の存在。今回のオリンピックで初めて知った方も多いのではないでしょうか。

そんな五十嵐選手が日本人サーファーとしてなぜここまで結果を創ってきているのか、考えていきたいと思います。

五十嵐カノア選手とは?

五十嵐選手は、日本代表でありながらカリフォルニアの出身!

サーファーである五十嵐勉選手の息子さんとして生まれました。3歳の頃に、お父さんの影響でサーフィンを始め、なんと6歳でローカルコンテスト「Kids For Clean Waves」で優勝

当時のアマチュアUSAコーチ(ジョイ・ブラン氏)に見出され、最年少9歳でUSAチームに入ったそうです。

神童と呼ばれる所以はこのころからですね。

2015年アメリカのジュニアツアーで年間1位

クオリファイリングシリーズで年間7位の成績を収め、

日本人として初めて、2016年のチャンピオンシップツアー参戦資格を獲得。

2016年のチャンピオンシップツアーでは最終戦のビラボンパイプマスターズで準優勝、年間20位の成績を残しています。

すごすぎますよね…!!

努力の裏側

そんな華々しい結果を五十嵐選手ですが、裏側では血のにじむような努力をされてここまでたどり着いているそうです。

ご両親である、五十嵐勉さん、五十嵐美佐子がカノア選手のサーフィンのために出産前にカリフォルニアに移住。カノア選手にとって最適な環境を創り上げられてそうです。

そして五十嵐選手は日々のトレーニングに加え、サーフィンに集中するためになんと15歳で高校を飛び級で卒業。

サーフィンで勝つことに最適な環境をつくりました。

同世代の高校生が勉強、遊び、恋愛と楽しんでいる最中に、

自分の人生の目標を達成すべく着実に努力を積み上げてきたカノア選手。

彼は試合後に

「サーフィンの上達に最も大事なのは、楽しむ気持ちなんです。」

という言葉を残しています。

これだけハードな練習と試合を繰り返しながら、心から楽しんで目標に向かうその姿が本当に格好いい!

大きな結果がでるもの納得です。

結果を出すために大切なこと

カノア選手の結果を見て、

・もともと才能があっていいな…

・親がサーファーだったらサーフィンできるようになるよな…

なんて、思う方もいるかもしれません。

本当にそうなのでしょうか。

ここまでの結果をカノア選手が創られてきたのはまぐれではありません。裏側には圧倒的な努力があり、それを支える環境がありました。

人は誰しもが強い訳ではありません。

ただ、本当はどうなりたいかを考え抜き、それを実現できる環境に飛び込んだものが人生で次なるステージに行けるのかもしれませんね。

私たちはどうなりたいのか。

あと1時間でカノア選手の決勝戦が始まります。

自分の夢を胸に抱きながら、ニュースの速報を待つことにします。

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