147.人は成長に感動をする～他人に求めるものと自分がほしい自分との違い～

こんにちは。

株式会社GraSea原田みな美です。

最近、「人の成長」に敏感になっています。
1歳4ヵ月にになった息子が一人で歩き、言葉を発し、たくさんの物事を覚えている毎日が感動の嵐です。

息子の成長から、
できないことができるようになる
ことは、大きな感動を生むということを学ばせてもらいました。

人は多くのシーンで、「他人の成長」や「他人の変化」を強く望むことがあるようです。と、同時に、自分が一番変えにくいものが自分自身。

今回は、人の成長について考えていきます。

1.人は人の成長を求める

私はマンガが大好きです。特に好きなジャンルは、スポ魂系の熱いマンガ。
中学校の部活動は、当時スラムダンクにはまっていた影響でバスケ部を選びました。

その他、ワンピース、キングダム、ハイキュー、弱虫ペダル、鬼滅の刃、呪術廻戦などなど・・・たくさんの人気マンガを読んでいます。

これらに共通していることは、
最初は力のない主人公が努力によって成長をしてく姿を見られること
です。

物語の最初は力もなく、たくさんの悔しい苦い経験をしている主人公が、努力を重ね、力をつけて、戦いに勝つプロセスは鳥肌が立つほど感動をします。

スラムダンクのラスト、山王戦は今読み返しても涙があふれてきてしまいます。

こうして私達は日々強烈に、力のないものや弱いものが力をつけていき、やがては大きな闘いに勝ったり、強い相手を倒したりすることを求めているようです。

2.自分を変え、成長させることが一番ハード

人は人の成長を望むその一方で、どうやら自分自身の成長となると
ハードルが上がる人が多いのも事実。

仕事、勉強、運動、人間関係など、
私たちの生活で重要なものであればあるほど、それにまつわる自分の選択を変化させよう、自分を成長させようとするときは負荷を感じますよね。

その負荷に耐えられずに、
・やっぱり自分には無理だ
・実は変わろうなんて思っていなかったんだ
などと、成長しない方向に自分をもっていったりもします。

実は、自分自身を成長させることが一番ハードだと人は潜在的に気が付いているのかもしれません。

3.変えられた人の強さ

だからこそ、自分を変えるという点に着手している人はとても強いし、魅力的になのかもしれませんね。

会社を立ち上げた当初に、お世話になっている先輩に
「新しいチャレンジをするときは、ゴムが伸びていくのと同じ状態。
いつもと違う方向に引っ張ると同じぐらいの力で元に戻ろうとする力が働く。ただ、この引っ張りを一定期間続けると、ゴムの形そのものが変わるよ」
と言っていただきました。

元に戻った方が正解なのでは？、元いた場所の方が居心地がいい・・・などと言った私たちの脳みそがかけてくる魔法に惑わされることなく目標のために自分を変えていく人はとても魅力的ですよね。

そして何よりも、そうして自分を成長させていくプロセスはこの上なく気持ちがいいです。

4.最後に

チャレンジに不安はつきもの。
マンガの主人公だってみんな一緒です。

大きく期待したくなる物事であればあるほど、それが手に入らなかったときの不安があるのは当たり前です。

だからこそ、
不安があるからあきらめるのか
不安があるからこそ自分を変えていくのか
この選択によって人生は大きく変わるのではと思います。

マンガや映画の主人公に、「成長して勝って」と願うのであれば
私たちの現実世界の人生で、主人公に負けないぐらいの成長をしてみたいですよね。

まだ見ぬ世界を見るために・・・
今日も目標に向かい仕事をします。