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起業初心者の真実 Vol.1 教師の魅力と退職する理由

迷惑に違いないと自分の経歴は触れなかったのですが、

リアルタイムの起業に挑戦する情報も誰かの励みになったらいいな、
メルマガをやる以上自己開示しよう、

と思い書きます。

※いつも素敵な画像を使わせていただいております。
どんむ様ありがとうございます。こんな子になりたいな、と思う画像ばかりです。しばらくこのシリーズで使わせてください。

私は現在、小学校に勤務する教育公務員です。

経歴としては、私立高校の教員歴が圧倒的に長いです (14年間)。中学で講師をしたこともあります。今年度いっぱいで退職し、来年度は高校で非常勤をしながら起業したいと思っています。

最初に、教員というお仕事は本当に素敵なお仕事だと私は思っています。どこの馬の骨か分からない、いつまでも未熟な私を「先生」と呼んでくれる世界が他にあるでしょうか。

大学院も含めると20年教育の世界で活動してきました。
私にとって、天職の1つでもあります。それなのになぜ辞めるかは後程お話します。

子どもたちはとても可愛いです。どんな子も可愛いです。不器用な愛情表現をする子も好きです。高校生も、小学生も、違った可愛さがあります。

教師の要ともいえる授業をするのはとても楽しいです。
リアルな生活の方で、高校と小学校の教員の違いを尋ねられることが多いので、いつか理論的な枠組みも踏まえて書きたいと思っています。

とにかく私は教員というお仕事がとても好きでした。たくさんの思い出があります。

修学旅行先のグアムで、生徒と一緒になってビキニで騒いだり、(そして叱られたり笑)

キレて学校から出ていこうとする生徒を必死でとめたり、
進路実現に向かって進む生徒と共に、未来を楽しみに、奥歯を噛みしめてみたり、

本当に色々な経験をさせてもらえました。
生徒から学んだことは数えきれないです。

卒業後、亡くなってしまった生徒も何人かいます。お葬式にも行きました。「先生」、と微笑みながら呼ぶ声、表情を思い出すと、いつも胸がギューッと痛くなります。

生徒のお母さんが、「先生、今でも朝起きると思うんです。この子が亡くなったのは夢で、こんな壇なんてないんじゃないか、おはようって言ってくれるんじゃないかと思ってしまうんです」と涙を流しながら言った言葉が忘れられません。

人はいつ死んでしまうか分からない、だからこそ、生徒が一瞬一瞬を大切にして、目の前のことに精一杯取り組んでいけるように教育を実践してきたつもりです。卒業しても、生徒が自分の力で幸せを掴み取っていくことができるように今ここで生徒に力をつけられるように多くを伝えていきたい。心から思っていました。

その思いは変わらなかったのですが、教師としてこれ以上どうしたら良いか分からない時期に差し掛かり、私は自分の信念と学びのためだけに二度目の大学院に行き、高校から小学校へ転職しました。

その時は意識していませんでしたが、ここで私が教育の世界から撤退する第一歩を踏み出したことになります。

大学院で学び、自信を取り戻した私は、小学校で大活躍してやろうと思っていました。いつか、英語の専科になろうという野心を持っていました。

ここからが悪夢の始まりでした。

この2年、本当に色々とありました。ここでは書けないようなことばかりです。パワハラ、モラハラを断続的に受けていました。

私はこの2年間で2度、病気休暇を取得しています。一度目は長時間労働に加え、通勤に時間がかかり、食事をほとんど食べなかったことが原因で不眠になり、貧血が一気に加速してしまい全く動けなくなりました。
2度目はモラハラとパワハラが原因で、一度目の症状が徐々に出てきてしまいました。医者がもう行かない方が良いと言ってくれ、とても楽になりました。

一度ならず、二度、そして人格否定をされ続けてしまった私は、もう何かが本当にポッキリと折れてしまったような感じでした。そして、正式な教師としては、もう一度立ち上がろうと思えなくなくなってしまいました。

(小学校が全てそうだとは言いません。実際、一緒に起業の準備をしている元教員の方々は良い方ばかりです。)

誤解を恐れずお伝えすると、義務教育の教員は”スタンダード”に振る舞える人が好まれる傾向にあります。私にはそれは無理なのです。

(高校は教科の専門性が高いですから、人のあれやこれやにあまり口出ししないですし、英語科は個人主義な人も多いです。だから長い間やってこれたのですね。)

私はもう、辛くて、これ以上自分を否定されたくなくて、逃げたのです。
大好きだった、情熱のあった世界に背を向けました。

だから仕方なく起業というわけではありません。ただ、小学校勤務で色々と困難があったから、起業の道に進み始めたことは確かです。

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