田中美奈

ライターをしています。もともとは児童福祉の仕事をしていました。どうぞよろしくお願いしま…

田中美奈

ライターをしています。もともとは児童福祉の仕事をしていました。どうぞよろしくお願いします。

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最近の記事

「地域で障害者が活躍できる場をつくりたい」フリーランスの講演家として活動する、脊髄性筋萎縮症(SMA)当事者の鈴東裕己さん

「障害とは何だと思いますか?」 インタビュー中そう問いかけてくれたのは、学校や企業で障害者理解をテーマにした講演活動を続ける鈴東裕己(すずひがし・ゆうき)さん。筋力が落ちていく進行性の難病である脊髄性筋萎縮症(SMA)の当事者として、参加者との対話を大切にした講演を行っています。2017年には初の著書となる『MADE IN MYSELF』を出版。そんな鈴東さんに講演にかける思いやこれまでの経験、挑戦したいことを聞きました。 価値観を見つめ直せる時間を届けたい—— 鈴東さん

    • これまでのポートフォリオについて。

      はじめまして。インタビューライターの田中美奈と申します。ご覧いただき、ありがとうございます。 放課後等デイサービスで働いた後に、現在は教育・福祉業界を中心に、インタビュー記事やイベントレポートを執筆しています。こちらのページでは、これまで担当させていただいた記事を一部ご紹介します。 インタビュー記事 イベントレポート 対談記事 ライティング講座の講師個人note最後までお読みいただき、ありがとうございます。

      • ファイナンシャルプランナー×学童保育の先生。発達障害の当事者である宮田慎太郎さんが伝える、子どもの育ちに大切なこと。

        ファイナンシャルプランナーと学童保育の先生。そんなふたつの顔を持つ宮田慎太郎さん。「お金」と「教育」の側面から、子どもたちや保護者を応援する活動をなさっています。 中学生のとき不登校を経験し、発達障害の診断を受けた宮田さん。発達障害の一種である自閉スペクトラム症(ASD)の当事者として、講演活動も続けられています。 保護者の方に安心して子育てに取り組んでほしい──。そう話す宮田さんに、現在の活動やこれまでの経緯、子育てのヒントを聞きました。 お金に関わる制度を紹介。ライ

        • 自分の声に耳を傾ける生き方とは?多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」で働く前田彰さん

          地元神戸を拠点に、フリーランスとして様々なプロジェクトに参加している前田彰さん。PRの仕事をしている多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」での葬儀に、大きな影響を受けたそう。 これから一人ひとりの「どう生きたいか」にスポットが当たっていくのではないかと前田さんは話します。そんな前田さんに、葬儀で感じられたことや生き方のヒントを聞きました。 高齢者向けのシェアハウスで、人生初の葬儀を経験── 前田さんが働かれている「はっぴーの家ろっけん(以下:はっぴーの家)」

        「地域で障害者が活躍できる場をつくりたい」フリーランスの講演家として活動する、脊髄性筋萎縮症(SMA)当事者の鈴東裕己さん

        • これまでのポートフォリオについて。

        • ファイナンシャルプランナー×学童保育の先生。発達障害の当事者である宮田慎太郎さんが伝える、子どもの育ちに大切なこと。

        • 自分の声に耳を傾ける生き方とは?多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」で働く前田彰さん

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        • インタビュー記事
          7本

        記事

          応援ソングライターyu-kaさんに聞く、相手の背中を押す「応援ソング」&発達障害と仕事をテーマにした「企業講演ライブ」に込めた想いとは?

          応援ソングライターとして活躍中のyu-ka(ゆうか)さん。シンガーソングライターとして自身の体験や想いを素直な歌詞に乗せた歌をピアノの弾き語りで歌う傍ら、インタビューで聞いた相手の想いを歌詞に込める、オーダーメイドの『応援ソング』をこれまで作詞・作曲してこられました。 また、発達障害の一種であるADHDと20歳で診断されたことをきっかけに、当事者や家族を応援する『はったつソング』を制作し、発達障害について伝える講演やライブも多数実施してこられたyu-kaさん。 企業や経営

          応援ソングライターyu-kaさんに聞く、相手の背中を押す「応援ソング」&発達障害と仕事をテーマにした「企業講演ライブ」に込めた想いとは?

          『Try chance』代表長野僚さんから、幸せのヒントをもらった話。

          毎日を生きていると、いろんな瞬間がある。 人との関わりあいの中で、 私はよく、自分の“輪郭”について考える。 私という存在は同じはずなのに、 あるときは薄くなったり、 あるときは濃くなったりする“輪郭”。 目の前の人の輪郭を変えてしまうのが 人の行為なのかもしれない。 例えば、知らない話題で 友だちが盛り上がっていて、 会話に入れないもどかしさを感じたとき。 私の輪郭は薄くなっているように思う。 でも、優しい友だちに 相談に乗ってもらったときは むしろ、自分の輪郭

          『Try chance』代表長野僚さんから、幸せのヒントをもらった話。

          話したいと思ったときに、病気のことを安心して話せる社会へ。口唇口蓋裂支援団体 笑みだち会代表・小林栄美香さん

          学童の児童指導員として、小学生の子どもたちと関わりながら、口唇口蓋裂支援団体である特定非営利活動法人笑みだち会(以下、笑みだち会)の代表をつとめる小林栄美香(こばやし・えみか)さん。どのような経緯で今の活動を始めることになったのでしょうか。栄美香さんが子どもの頃に感じていたことや、現在のご活動、これからについて伺いました。 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ) 何らかの複雑的要因により、生まれつき、唇・歯茎・上あご等に裂け目がある疾患を指します。ミルクが飲みづらい、言葉が発音

          話したいと思ったときに、病気のことを安心して話せる社会へ。口唇口蓋裂支援団体 笑みだち会代表・小林栄美香さん

          ひとりひとりの可能性を広げるきっかけづくりが好き。岡秀和さん

          関西学院大学でボランティアコーディネーターとして働きながら、未経験ファンによるアメフトチャンネル『レッツハドル』のユーチューバー、社会人アメフトチーム『みらいふ福岡SUNS』広報スタッフ、認定NPO法人D×P(ディーピー)でのイベント企画・運営、月に1度オンラインで開催される『おうちカフェ』の企画・運営など、様々な分野で活動している岡秀和(おか・ひでかず)さん。一見共通点がないようにも見えるそれらの活動をつなげているのは、「きっかけ」づくりだと言います。そんな岡秀和さんに、ボ

          ひとりひとりの可能性を広げるきっかけづくりが好き。岡秀和さん

          「きょうだいさんの味方がたくさんいることを知ってほしい。ひとりじゃないよ。」京都こどもきょうだい会えるも代表・村上珠理さん

          「会場全体から、きょうだいさんの味方がたくさんいることを知ってほしいです。ひとりじゃないと思ってくれたら。」そう語るのが、障害や病気のあるお子さんの「きょうだい」のための団体「京都こどもきょうだい会えるも」代表の村上珠理(むらかみ・じゅり)さん。珠理さんは、障害のある兄を持つきょうだいでもあります。自身の経験を生かしながら、きょうだいさんに向けたワークショップ「シブショップ」や、きょうだい支援についての啓発活動をこれまで実施されてきました。そんな珠理さんに、きょうだい支援に関

          「きょうだいさんの味方がたくさんいることを知ってほしい。ひとりじゃないよ。」京都こどもきょうだい会えるも代表・村上珠理さん

          あのね。

          「私たちは否定するのではなく、とにかくお話を聞かせてもらう。相談しようと思った、相談しに来た行為は、尊いものだと思うからだ。」 これは岡山で障がい児の保護者支援をされているNPO法人ペアレント・サポートすてっぷ理事長の安藤希代子さんの言葉だ。 安藤さんは、うさぎカフェという場所を通して、「保護者の居場所」づくりに取り組まれている。 *** 困っていること。悩んでいること。少しモヤモヤしたこと。毎日の生活の中で感じる違和感。そんな気持ちを周りの人に渡すとき、私は沢山のエ

          あのね。