「やりたいこと」がなくても現状は変えられる
こんばんは。
今日は仕事がおやすみなので日報ではないのですが、転職について書いてみます。
「やりたいこと」がないと行動できない?
たまに「今の仕事はつらいんだけど、次やりたいことがあるわけじゃないんだよな〜」という人がいます。
正直、よく考えたら私も「やりたいこと」があるわけではありません。
漠然とした将来の夢はありますが、直近で「こういう仕事がしたい」とか「こうやって世の中に貢献したい」みたいなものはないんです。
それでも、転職によって現状を変えることはできました。
それで思ったのが「現状を変えたい。まずは、やりたいことを見つけよう」というのは、もしかしたら順番が逆なんじゃないかな? ということです。
就活のプロセスでは転職はできない
就活の時って、自己分析などで「自分がどうありたいのか」「なにを実現したいのか」をめちゃくちゃ深掘りしますよね。そのうえで受ける会社を選んで、志望動機を書いて、面接を受けて、就職する。
多くの人がそのプロセスをふんでいるので、「現状を変えたい」「転職したい」というときも、就活のときと同じプロセスをふまないといけない気がするのではないでしょうか。
でも、全然やりたくない仕事に毎日8時間以上拘束されながら、新しく「やりたいこと」を探すのって、かなり難しいと思うんです。
もちろんすごく意思が強くて、タフな人ならできるかもしれません。でも少なくとも私は、そこまでの余裕はありませんでした。
やりたいことではなく「納得できること」
私が転職を決意したのは、新しくやりたいことを見つけたからではなく「納得できることをやりたかったから」です。
私が仕事に納得できるかどうかの基準は「クライアントさんに価値を提供できているかどうか」でした。
この基準は人それぞれ違うと思います。「ワークライフバランスが保たれているかどうか」だったり、「周りの人がいい人かどうか」だったり。
「やりたいこと」はなかなか見つからなくても、「自分がいま、納得できているかどうか」「できていないとしたら、どうすれば納得できるのか」ということなら、考えやすいのではないでしょうか。
自分が納得できることがなにかわかれば、それが叶う部署や、働き方や、会社を探していくことができます。少なくとも「やりたいことがないし現状のままでいるしかない」というところからは、一歩前に進めそうです。
「納得できる環境」に身をおけば、毎日の仕事も自分にとって糧になるインプットになります。そうすればだんだんと「やりたいこと」も見えてくるのではないかな? と思うんです。
ということで、「やりたいことを見つけてから行動する」のではなく「行動しながら、やりたいことを見つけていく」というほうが、気持ちも楽になるんじゃないか、という話でした!
こんなことを言って、また迷子になってしまったらどうしようという感じですが(笑)、そうなったらまた、noteに書こうと思います……!
数ある記事のなかから見つけていただけてうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございます!