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先生たちは疲れきっていた

のかもしれないな〜〜と思っている。
どんなに疲れていても、生徒の前ではいつも笑顔。

でもふとした時に先生と会話すると、いつだってその顔には疲れが滲んでいるような気がしていた。

生徒の前ではいつも笑顔、っていうのが1つのプロ意識なんだろうな〜と感じてしまった。
そんな中で実習生というのはものすごい負担だし、実習生の前で笑顔になる余裕なんてないやろ、と正直思ったりもした。


火曜日から本格的に長期インターンに戻ってきて、社員さんたちの笑顔が実習前よりきらきらしているように感じられた。それはやっぱり、働くことを心から楽しんでいるからなのだろうか。

実習で見た先生方の顔が「いつも明るい」という状態ではなかったからこそ、余計にそう感じるのだろうか。



実習中は「ブラックだからね」と言われる前に、
「ブラックだっていうのは覚悟してますよ」というように言っていた。
それでもなんで先生になったんですか?と聞いていた。

なんとなく先生になった人、夢や憧れを抱いて先生になった人、、、バラバラだったけれど、どの先生も今を生きるのに本当に精一杯、というかいっぱいいっぱいなんじゃないかな〜と思ってしまった。


生まれたばかりの子供を持つ先生がいた。子供が熱が出た。でも授業をしないといけない、テスト範囲が間に合わない。高校総体の時期で、土日も部活(大会)がある。
月曜日の先生の顔は、心底疲れていた。
だからこそ生徒の前で見せる顔に、心打たれてしまった。


公務員の安定さと給料の高さ(それなり)だけでは教員は続けられない、という言葉が身に染みた。



先生たちの"やりがい"というのは人によって違うのだろうけれど、どんなにブラックでも続けていこうと思えるだけのやりがい(搾取されてしまうやりがい)があるっていうのは、たとえ"働くことが楽しい"という感情を抱かなくとも、
幸せなことなんだろうな〜〜〜と感じられた。



にしても、教育改革とかICTとかいうけれど、先生たちに足りないのは本当に時間なんだろうな〜〜〜と思ってしまった。
どうしたら良いんだろうか....。