見出し画像

興味の歴史が見える!こどもの本棚【こどもの本棚企画】

今回はこちらの企画【◯◯に夢中なこどもの本棚】への参加記事です!

今回の記事を書くにあたり、
あらためて
(よーし!我が子の本棚はどんな感じになってるかなぁ〜?)と、子どもの本棚を眺めてみたんです。
息子は現在中学1年生なのですが、
たった数年前のことでも懐かしく感じられるくらい、息子の「興味の歴史」がそのまま本棚の中にあらわれていることに気づきました。

大人でもそうですが、
見ていたもの、聴いていたもの、応援したもの、食べていたもの、調べたもの、
興味や好きは変わっていきます。
ずっと好きでい続けていることでも、
ちょっと下火になったり、
忘れた頃にまた気持ちが再燃したり。
そのまま好きだったことを忘れてしまうこともあるでしょう。
「ハマる」「ブーム」
最近でいうところの
「沼」ですかね。
これが本棚を見れば一目瞭然で。
好きの歴史が面白かったのと愛おしく感じられたので何冊かご紹介させてください。


我が子の場合、
小学校低〜中学年の頃は元素に夢中でした。

◎元素生活シリーズ

↑この元素生活シリーズはこのイラストも好きで、よく読んでいましたし、手帳まで購入して楽しんでいました。

◎元素の教室

↑多分、一番最初に買った元素系の本はこの本だったと思います。

今となっては一体どのタイミングで元素に夢中になったのか思い出せないのですが、気付けば興味の先には元素だらけ、という日々が結構続きました。

「元素」といえば、ついてまわるのが

「周期表」です。

1番が水素、2番がヘリウム、3番がリチウム…
学生の頃に習いましたよね。
「すいへいりーべー…」と。
私は実は元素が苦手で。
難しいと思っていたんです。中学校の時に元素のテストの点数が悪くて、それ以来ずっと自分には遠い世界?のことのように感じていました。
ところが息子が元素好きになり、楽しそうに周期表を覚えている姿に触発され(というより、毎日のように周期表クイズを出されていたのでさすがに少し覚えました)
気づけば、その存在の美しさのようなものに一緒になって夢中になっていました。

私の好きな世界と息子が好きな世界が
見事に融合した一冊がこちら↓

◎宮沢賢治の元素図鑑

↑2年前にnoteも書いていました。

元々、石も好きだった息子。(男子あるあるかもしれません)
それが元素を勉強し、鉱物にも興味を持つようになり、我が家に鉱石ブーム到来!
親子でミネラルショーに行っては美しい石を購入。今でもときおり眺めて楽しんでいます。

美しい石の本を集めているうちに
雷鳥社の辞典シリーズにも夢中になり、

「石の辞典」の他にも
「色の辞典」や「星の辞典」も本棚に。

元素の次に好きになったのは
「マインクラフト」というゲーム。
そこから建築の楽しさに目覚めます。
元々LEGOも好きだったので、ブロックを積んで何かを作ることに興味はあったのでしょうが、
マイクラで黙々と大きな建築をしている姿は真剣そのもので。

公式ガイド本を集めるようになりました。

何冊かマイクラの建築に関する本を読んでいたと思ったら、
マイクラの世界そのものに興味を持ち始め、
こういう小説も。

きっかけはゲームからとはいえ、小説を読むようにもなってくれたのもこのあたりから。

こちらの記事で↓

きいすさんもおっしゃっていましたが、
子どもが本を読んでくれるのであれば、
漫画でもなんでも良いですし、
きっかけはどこからでも良いと思います。

そして今は、
好きなゲームをたどっていった先に
ゲームクリエイターさんに対する尊敬心が芽生えてきたようです。

『MOTHER』というゲームからコピーライターの糸井重里さんを好きになり
「ほぼ日手帳」を購入したり、
任天堂の元社長の言葉を集めた本が読んだり。

◎岩田さん

↑この『岩田さん』は私も読んでみたいと思ってたんですよね。
家にあると思うと安心しちゃってまだ読めてないですけど、息子が買ってきてくれたことがすごく嬉しかったです。


本棚を見れば、
(ああ、これはあの時に買った本だ)
(そういえばこれも好きだったなぁ)
(小説も読むようになったなぁ)
(いつのまにこんなに小さい字の本を読めるようになったんだろう)
と、感慨深いです。
アルバムを見ているような気分ですね。

子どもが好きなものは
私も少しはわかるようになりたいですし、
できれば一緒に楽しみたいです。
たとえそれが苦手なことや興味がないものだとしても。
少し詳しくなれたことも
息子以上に夢中になって楽しんだことも良い思い出。

こどもの本棚は現在進行形。
これからまたどんなジャンルの本が増えるのか、とても楽しみです。

きいすさん、素敵な企画をありがとうございました。

*******************

「たんけん!本のまち」の特集コーナーに記事を載せていただきました⇩





この記事が参加している募集

子どもの成長記録

こんなところまで読んでいただけていることがまず嬉しいです。そのうえサポート!!ひいいっ!!嬉しくて舞い上がって大変なことになりそうです。