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ないものねだり

僕はしょっちゅう
「あと10年くらい早く生まれたかった」
と感じることがあります。

1番の理由は音楽です。

僕が好きな椎名林檎もチャットモンチーもアジカンも最近はまったバンプも、みんな歌手の中では多分ベテランの域に達してます。

彼らがベテランになったから現在の僕は存在を知れたのかもしれないし、好きになったのかもしれません。今までも、そしてこれからも彼らの曲を聞いたことが無いままの人がたくさんいると考えると僕はかなり幸せ者だと思います。

だけどチャットモンチーはもう解散したし、椎名林檎は将来的に裏方に専念したいと語ってます。もう彼らはいつ活動を止めてもおかしくない域に差し掛かっているわけです。

僕はやっぱりライブと音源では同じ歌でも全然別物だと思ってます。

昔のアルバムの好きな曲を今の彼らが歌った時、今ならではの良さももちろんあるんだけど、その当時の雰囲気で歌うことはきっと無理です。

あと僕はCDという文化がすごく好きです。

Spotifyみたいなストリーミングサービスが当たり前の今だけど、やっぱりものとして出来る限り手に入れたい気持ちはずっと変わりません。

でもほんの数年前まではそれが普通だったらしいです。

友達と好きなCDを貸しあったり、今よりタワレコとかにしょっちゅう行ったりしたんだと思います。

この先どんどん電子化が進んでいつかCDという形で音楽が提供されなくなる日の事を考えたりすると、そういう時代が無性に羨ましくなります。

じゃあどうすればこれらのやるせない気持ちが解決できるのかを考えてみました。

考えてみたけど多分完全な解決策なんて無いし、この先も定期的にこの感情に悩まされるんやと思います。

でも今は今でめっちゃ好きな、しかもまだまだ若い歌手もたくさんいます。YOASOBIとか米津玄師とか。

だから彼らの今を、CD買ったりライブ行ったりしてリアルタイムで楽しめるこの特権をラッキーと考える事が一番良いんじゃないかな〜て最近思ってます。僕のように過去を羨む人が10年後に出るやろなて感じるくらいにはすごく良い歌手なんで。

まとめると
ないものねだりして過去を羨むより、今を大事にしようて事です。

ちなみに留年はしませんでした。










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