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マスカレード・ナイト(21/09/18-19)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、2019年に46.4億円の大ヒットを記録した「マスカレード・ホテル」の続編、木村拓哉 × 長澤まさみで再び贈る「マスカレード・ナイト」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

容疑者、500人 タイムリミットは24時間 潜入捜査官×ホテルマン 正反対のバディは、「仮面」の下の真実を暴けるのか――…とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

マスカレード・ナイト

販売数:24万9,651席
座席数:84万0,987席
回数 :5,243回
館数 :264館

稼働率  :29.7%
平均キャパ:160席
平均回数 :9.9

興行収入を見守りたい! と実績値の齟齬を修正すると、以下のようになります。コロナ禍に公開されたなかでOP興収の近い「東京リベンジャーズ」と比較します。

マスカレード・ナイト

初土日興収 :5億3,600万円
初土日動員数:37万4,000人
実質座席数 :111万8,130席

★最終興収=(351館×160席×9.9回×33.4%×1,433円)×◯◯倍
東京リベンジャーズ

初土日興収 :5億2,800万円
初土日動員数:38万6,000人
実質座席数 :89万7,249席

★40億円=(350館×231席×5.5回×43.0%×1,368円)×7.6

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が近作「かぐや様は告らせたい ファイナル」、「孤狼の血 LEVEL2」、「鳩の撃退法」と、本作「マスカレード・ナイト」です。

最終30億円以上も十二分に狙える、久々の大ヒットスタート邦画です!

③ まとめ

「マスカレード・ナイト」は、1館あたり160席キャパで9.9回を351スクリーンで上映、平均して100席あたり約33人を動員。「東京リベンジャーズ」は、1館あたり231席キャパで5.5回を350スクリーンで上映、平均して100席あたり約43人を動員。

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動員環境(興収・動員数)は約100%、一方で上映環境(座席数・OP館数・平均キャパ・平均回数)は約125%でした。

コロナ禍において、かつ、洋画大作の公開が戻ってきているなか、取りづらくなっている平均キャパを補うために、回数(と館数)で稼ぐという、王者 東宝ならではのストロングスタイルです。

また単価の高さから、「東京リベンジャーズ」よりも来場者の年齢層が高いことがうかがえます。

前作「マスカレード・ホテル」は最終興収46.4億円、伸び率は7.3倍でした。本作でも伸び率7.3倍を維持できれば40億円の大台も見えてきます!

2021年実写邦画で40億円以上を記録しているのは「東京リベンジャーズ」1作のみ! 大ヒットを期待して、引き続き、見守ってまいります。

以上、「マスカレード・ナイト」でした!

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎



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