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東京リベンジャーズ(21/07/10-11)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、超人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を新時代をリードする超強力キャストで胸アツに実写化した「東京リベンジャーズ」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

運命を殴り変えろ。仲間との絆。大切な人との未来。譲れないものを守るため、男たちの熱きリベンジがいま始まる―― とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

東京リベンジャーズ

販売数:26万4,969席
座席数:68万4,473席
回数 :2,962回
館数 :267館

稼働率  :38.7%
平均キャパ:231席
平均回数 :5.5

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。OP興収の近い「るろうに剣心 最終章 The Final」と比較します。

東京リベンジャーズ

初土日興収 :5億2,800万円
初土日動員数:38万6,000人
実質座席数 :89万7,249席

★最終興収=(350館×231席×5.5回×43.0%×1,368円)×◯◯倍
るろうに剣心 最終章 The Final

初土日興収 :5億2,800万円
初土日動員数:36万2,000人
実質座席数 :179万9,972席

★35億円=(472館×197席×9.7回×20.1%×1,459円)×6.6

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が「キャラクター」「ファブル 2」「夏への扉」と本作「東京リベンジャーズ」です。

最終30億円越えを狙える今年最高水準のスタートです!

③ まとめ

「東京リベンジャーズ」は、1館あたり231席キャパで5.5回を350スクリーンで上映、平均して100席あたり約43人を動員。「るろうに剣心 最終章 The Final」は、1館あたり197席キャパで9.7回を472スクリーンで上映、平均して100席あたり約20人を動員。

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動員環境(興収・動員数)はほぼ同じ、一方で上映環境(座席数・OP館数・平均キャパ・平均回数)は約50%。つまり席数は「るろうに剣心」の半分だったが、動員は同じということです。その証拠に稼働率は対比で214%と! なぜ、ここまでの動員力があったのでしょうか?

要因① 

新時代を牽引する超強力キャストが集結

まずはこれでしょう! 順に紹介していきますと…
北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮。
人気と実力を兼ね備えた顔ぶれ! 青春アクション版の大河ドラマのような布陣ですね。

要因②

待望の青春アクション邦画大作

2021年に入ってからも「太陽は動かない」「ブレイブ 群青戦記」「奥様は、取り扱い注意」「るろうに剣心 最終章」「ザ・ファブル 2」など所謂アクション邦画はありましたが、青春アクションという意味では、2019年10月公開の「HiGH&LOW THE WORST」以来、実におよそ2年ぶり! ファン待望と言わざるを得ません。

要因③

絶好の時期でのアニメ連動

勿論、原作コミックがそもそも大人気な本作ですが、それに相まってアニメ放映(配信)がとても貢献しているように思います。2021年4月から放映開始、現在も放映中。つまり、映画公開3ヵ月前からアニメでも大きくプロモーションが展開でき、作品ファンの裾野を大きく広げられたのではないでしょうか。

何はともあれ、大ヒットシリーズの続編映画や、高視聴率ドラマの劇場版ではないなか、今年最高水準の大ヒットスタートを切った本作! 最終興収がどこまで行くのか。今後の興行状況にワクワクしてしまいます!

以上、「東京リベンジャーズ」でした!

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎


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