mille(ミル)

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80年代生まれの会社員。ロックやポップを聴いたり、ライブに行ったり、散歩したり、雑誌を読んだりするのが好きです。藤井フミヤさんのファン♡ 一緒に文章力UPを目指してくださる方、フォロー頂けるとうれしいです♫

マガジン

  • 藤井フミヤさん・シリーズ

    フミヤさん関連。

  • ミルの幸せジャーナル

    私には、ひとつ250円ですが、他人様には価値がありませんので、購入されないで下さいね。ただの日記なのにネットにあげてしまったので、有料設定しています。すみません。 返金できませんので、ご注意お願いします。

  • 何度も読み返したい大スキなnote

    スキと思ったnoteの中でも、何度も読み返したい大スキなnoteのまとめ。

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  • 固定された記事

藤井フミヤさんの左のほっぺたに、自分の左のほっぺたを2秒間ぴったりくっつけてみたい。

今回は、本来は頭の中に留めておくべき内容の話なのですが、できたら、近頃気持ちが不安定になっているかもと感じている人や、日々に疲れて、心に栄養と活力を与えてあげたいと思っている人に読んで頂きたいです。 ◇ ◇ ◇ 私は、藤井フミヤさんのファンで、フミヤさんのお顔も好きです。 一番好きなパーツは、ほっぺた。 優しい垂れ目と、下がり気味の眉ももちろん素敵ですが、視線を注ぐ先ではないかもしれない、余白のようなそのスペースが、いちばん愛おしい。 可愛いと言われるのは嫌かもしれない

    • 最果タヒ展に行ったよ

      暗闇で お化けのように ぶつかってくる言葉 生きているのか 死んでいるのか 思考の中のようでもあるし あたりは文字だけなのに 深い自然を見た気がする ううん、あれは 体験だった 奇跡みたいな体験

      • もしもあなたが。 (大阪 桜ノ宮の夜桜)

        • 日本の1K暮らしがウクライナのためにできること

          昨日、仕事から帰ってきたら、思ってたよりウクライナの広い地域、西側や港の方まで、ロシア軍が攻撃しててびっくりした。 藤井フミヤさんのクリスマスイブ・ライブのときは、「LOVE&PEACE」をテーマにしたチェッカーズ時代の名曲を聴きながら、戦争になりませんようにって思ってたけど… こんなことになるなんて。 テレビには、信じられない映像。 マンションがミサイルを受けて崩れてるし、民間人も亡くなってるし… ロシアはナポレオンの時代から、何度もフランスやドイツに攻め込まれて、自

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        藤井フミヤさんの左のほっぺたに、自分の左のほっぺたを2秒間ぴったりくっつけてみたい。

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        記事

          風街へ行った土曜日

          そうだ、今日だった! WOWOWアプリを開く。 「コンサートというより、風街ファミリーのパーティーみたいだね。」 たくさんのシンガーとミュージシャンに囲まれて、ステージの真ん中でマイクを握っているグレイヘアの紳士。 「どうもありがとう!」 パーティーの最後に集まった出演者たちが、手を振り、武道館のステージを降りていく。 あ〜、終わっちゃった。 藤井フミヤさんのライブ中継がある度に契約し、スマホで楽しんでいるWOWOW。 このフェスが気になってたから、今日まで解約

          風街へ行った土曜日

          〈詩〉 北西のまちへの短い旅

          あなたはいないのに 私は北西のまちへ行った あなたは来ないのに 私はむかし聞いた場所で待っていた 舞う雪がウールのコートに溶ける 革のブーツが白い道に足跡をつけていく あなたの絵筆の跡を確かめたかった あなたが貼ったシールをもう一度探したかったの あなたの女の子たちにも会いたかったわ あなたにつつまれて 日本一きれいな月を見たかった あなたの影さえ見つからなかったけれど その場所にいると 雪原に彗星が落ちたようなあなたの命の輝きを感じて 私はいそいで短い旅から戻っ

          〈詩〉 北西のまちへの短い旅

          神戸の空のイルミ・スポット

          コンサートの開演前に、屋上にあった「そらガーデン」を散歩してきました。 藤井フミヤさんに教えてもらった、神戸のイルミネーション・スポットです。 日が落ちる前の17時過ぎに行くと、まだ植物がよく見える明るさで、ふんわりしたライトアップも楽しめました。 グリーンに光ったりしている、シンボルのオリーブの木は、樹齢およそ500年だそうです。 あたたかく、優しく、もの哀しいコンサートでした。 来年もフミヤさんの歌が聴きたい!

          神戸の空のイルミ・スポット

          かわいくて、心地のいいくり返し 〜上野リチ展〜

          先日「上野リチ展」へ行きました。 平安神宮の大鳥居のすぐ隣にある、京都国立近代美術館で、いまやっているデザイン展です。 私は上野リチさんのことを知らなかったんですが、前に一緒に働いてた先輩が誘ってくれて、一緒に行きました♫ 上野リチさんはウィーン出身のデザイナーさんです。 なんで「上野」かと思ったら、日本人建築家の上野伊三郎さんと結婚したからでした。 京都に長く住まわれていたみたいです。 お二人が出会ったのは、1924年のウィーン。 その頃にヨーロッパからはるばる東の

          かわいくて、心地のいいくり返し 〜上野リチ展〜

          〈詩〉 悪魔

          まどろみから目覚めて思った もしかしたら君はほんとうに悪魔なのかもしれない 真夜中になると 骨ばった耳をとんがらせて 赤い唇の上に牙をのばして 瞳をストップライトのように眩しく光らせて 鏡の中の闇深い街へ飛び立っていっているのかもしれない 肩甲骨から濡れたような黒の巨大な翼を生やして 縺れた系が張りめぐったこの寝室には 君はもう戻って来ないのかもしれない 呼吸を奪っていく系を切り裂いて 逃れようとした君に罪はない 結び目も見えないほど光を失っていた僕の目には 窓に向

          〈詩〉 悪魔

          プレイフルで挑戦的。だけど、フラットなインナーワールド。〜藤井フミヤ展@福岡〜

          あんなに画家が描いていくシーンを想像しながら、時間をかけて絵を鑑賞したことは、今までなかった!! この年になっても、世界が広がるような新しい体験をさせてくれるのは、私の推し、藤井フミヤさんです。 「推し」と今風に書きましたが、フミヤさんは私がファンになる何十年も前から大スターなわけで。 今さら「推している」感覚はないのですが、フミヤさんが絵を描かれることを知らない方もいらっしゃるのでは? 1年ちょっと前までフミヤさんは画家でもあることを知らなかった新人ファンが、はじめてフ

          プレイフルで挑戦的。だけど、フラットなインナーワールド。〜藤井フミヤ展@福岡〜

          タイムマシンを動かす、ロマンチックな魔力 〜藤井フミヤ/ 「ACTION」ツアーレポート〜

          最後の曲の余音がスポットライトの隙間を漂い、やがて消えた。 声を上げることのできない、マスク姿の観客の拍手がホールに鳴り響く。 ひとり残ったステージの主役は、名残惜しそうに袖へ向かっていく。 遠い日の空港で向き合ったボーイフレンドのような表情で、何度も手を振りながら。 いやだ。 行かないで。 19歳の切望が、突然、深い場所から湧き上がる。 ひとさじすくって湯舟に入れた、青色2号が添加された入浴剤のように、みるみるうちにその想いは渦を巻いて広がり、私の心は淡く染まる。

          タイムマシンを動かす、ロマンチックな魔力 〜藤井フミヤ/ 「ACTION」ツアーレポート〜

          大川と、まりんの静かな愛

          大阪、天満橋からの眺め。 大川が流れています。 〈この文章は、8月23日(月)の夜に藤井フミヤさんのコミュニティサイトで書いた日記のちょっとだけ編集版です。〉 ずっと雨が続いていたし、少し晴れ間が見えたとしても日中は会社にいたので、久しぶりに陽の光を浴びました。 紫外線は肌の大敵ですが、たまには日に当たるのも気持ちいいかもと思った、本日の昼下がりです。 近くで用事があり、天満橋を渡りました。 私も含め、大阪市民のせい? と申し訳なくなってくる川の色ですが、日差しが水面で

          大川と、まりんの静かな愛

          〈詩〉 美しいことば

          美しいことばが響いている 108回目の除夜の鐘のように 永く余韻を残して 美しいことばは静かな暗い夜に溶け込んで いつまでも消えずに残っている 君の頬のように もうすぐ終わる春のように 宇宙のように 儚いことばはいつか力を強める 漂う美しいことばに手をのばすけれど とても高く遠く 掴むことはできない

          〈詩〉 美しいことば

          〈詩〉 食べる男と1,000人のドリンカー

          あなたが私を食べている あなたが私たちを食べている よだれを垂らし、肩から歯を入れ あなたは私たちを食べて、動き、声を出すんだ 私はあなたを飲んでいる 私たちはあなたを飲んでいる 一滴も搾り残すまいと必死になって飲んでいる ごくごく飲んで、お肌に艶を出す あなたは私たちの血でどんどん若返り 私の渇きはあなたでひたひたに満たされる 食べものは 飲みものは 生きていくのに必要不可欠 毎日の食事のような あたりまえな美味しい関係でいたいね これからも

          〈詩〉 食べる男と1,000人のドリンカー

          〈詩〉 狂気

          あなたに狂いたい 全身傷だらけで無一文になっても構わないと思うほどに 狂いたい ブレーキは何のために? 見えてくる崖は全てを打ち砕き、私は死んでしまうのか バランスは誰のために? 私を支えていると錯覚していたそれは幻か 笑って守る 飾って逃げる 中途半端な私の中途半端さが 私の感覚を鈍らせ 感情を奪い 私をだんだんと殺していく 迫るガードレールを突き破れば 真っ暗な海へ沈んでいくのか そこで何か見えるのか 私は折り返すかもしれないし 落ちていくかもしれないし ゆ

          〈詩〉 狂気

          〈詩〉 凱旋

          教会の鐘が高らかに響きわたる 聴衆は旗を掲(あ)げ、杯を掲(かか)げ、立ち上がる マラッカ海峡を発った旅人を待っていた やっと辿り着いたあなたは艶めいた沈着な戦士 広場の真ん中はあなたのための場所 日の沈む時間、全ての光があなたに集まっていく 低く、低く、高く、刻む 低く、低く、高く、のびる あなたの声、声、声 恋しかったあなたの声 鳥も、鹿も、狐も、寝床に戻らず丘に座っている 街の灯(ひ)はあたたかく燈る なめらかにすべるストリングス 弾ける鍵盤 足の裏を震わす

          〈詩〉 凱旋