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引きこもり生活=「リセット」と考える

家に引きこもり始めて8日間が経った。

私はフリーランスだけど、いつもギチギチに予定を詰め込むタイプなので、1日家で過ごすことはほとんどない。

大抵、予定と予定の合間にカフェで作業をしているか、気合を入れるためにどこかに籠るか、友だちと一緒に作業をしたりしている。

なので、「毎日決まった時間に何かをする」というのが特になく、不規則な生活を送っていた。

それが、在宅で働いているうちに、なんとなく「在宅ワークルーティーン」みたいなものができてきた。

朝は8:00ぐらいにのそりと起きて、お湯を沸かし、ベランダに出て太陽にあたってみる。ビタミンDを生成する。

それから、昨日の残りもののごはんとヨーグルトを食べて、アニメを1話観る。ちなみに先日は「僕だけがいない街」を観終わって、今は「BEASTARS」を観ている。

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それから、片付けをして、とりあえず作業机に座って、真っ白なスケッチブックに1日の予定を書く。

それからパソコンを開いて、仕事に取り掛かる。

お昼になったら、適当にお昼ごはんを作って、またアニメを1話観ながら頬張る。

その後、再び机に戻り、仕事を進める。

夕方になったら夕食の準備をし、お湯を溜めてお風呂に浸かりながら1冊本を読む。

お風呂上がりはまた夕食を食べながらアニメを1話観て、洗い物をして、歯磨きをして、noteを書いて寝る。

「ルーティーン」ってすごい。

決まった時間に決まったことをきちんとできると、変な達成感がある。

しかも、場所を移さなくて良いから移動時間もないし、誰かに呼び出されることもないし、対人ストレスもない。

目の前にある「良い感じに育った豆苗」に癒されながら、好きな音楽をかけて好きに仕事を進められる。

これは、「リセット体験」なのではないだろうか。

コロナで家から出ることを禁じられ、精神的に参っている人は多いかもしれないが、「リセット」と捉えたらちょっぴりラクになるかもしれない。

そもそも、私たちはアクティブに動きすぎなのだ。

平気で睡眠時間を削り、毎晩のようにお酒を飲み、苦手な人間関係を一生懸命に築こうとする。

実際私は今、毎日8時間睡眠をキープし、仕事を全うしながらインプットとアウトプットに時間を費やすことができている。ストレスはゼロに近いし、ずっとスッピンなので肌ツヤも良くなった気がする。社会人になってから、一番健康的な状態かもしれない。

当たり前だがコロナには早く収束してほしいし、永遠に誰とも会えず、家に幽閉されるような生活は勘弁だ。

でも、引きこもることをポジティブに考えれば、明日からの引きこもりが少し楽しくなるかもしれないよ、というお話でした。

(トップ画像はにょきにょき伸びた豆苗です)



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