爆速でフリーランスになるためにやるべき3つのこと
「会社員からフリーランスになるまでに、どのくらいの期間を要するのか?」
と聞かれたら、人によってまちまちであるのは大前提として、「そこそこプライベート削らないとキツいよ!」と言いたい。
私的にフリーランスに必要なのは「スキル(実績)」「人脈」「自己発信」あたりだと思っているけど、よほど友だちが多いか、よほど圧倒的なスキルがあるかを除いて、大抵の人が「ザ・中途半端」であることが多いです。
ところで、わたしもライターになる前の2018年4月時点ではザ・中途半端でした。
趣味でしか記事を書いたことがない。会社と学生時代の友人以外に繋がりがない。SNSで発信をしていない。
そこから1年間で、わたしがフリーランスになったのは、おそらく爆速で「スキル(実績)」「人脈」「自己発信」を会得していったからです。
そこそこどころか、1年間のほぼ大半をそこに注いでいたと思う。
多分、1年でフリーランスになるのはまぁまぁ早いほうなんじゃないか???
というわけで今回は、当時のわたしが注力していた3つのことについて書いてみます。
スキル(実績)を爆速で得る
まず、わたしが恵まれていたのは、「得たい!」と思ったスキルが会社で得られていたこと。
というより、最初から「ライティングができるようになりたい!」と思って転職先を選んだ。なので、本業に取り組むだけでスキルは上がっていっていたと思います。
ただし、それだけじゃないです。
会社が始まる前の朝の時間。会社から帰ってきてからの時間。土曜日。日曜日。祝日。
ひたすら文章を書きまくっていました。
プライベートで、取材を企画して書いていたんですよ!!!!
ライティングというのは、本を読んでいるだけじゃうまくならないし、インタビューライティングはひとりで書いていてもうまくならない。
とにかく書く。インタビューをする。
仕事だろうが仕事じゃなかろうが面倒くさがろうが、実践しないことにはスキルは磨かれていきません。
当時の駆け出し仲間のインタビューライターたちは、大体自主企画でインタビューしていましたね。今も、いろんなライターさんが自主企画でインタビューしているのを目にします。
わたしはよく、「インタビューがうまくなりたいなら、自主企画を立ててインタビュー記事を作るといいよ」とアドバイスするけど、実際にやる人は本当に少ないです。
土日ぐらいパァッと遊びたい気持ちもわかる。もちろん遊んでもいいけど、ちょっとでも自分で動かないとスキルは上がっていかないよ!
別に1時間でなくても30分程度のインタビューでいい。それだけでも十分立派な記事になるから。
クレイジーな月は本業と別に22本記事を書いていたこともありました。スキルに関しては、ひたすら積むしかないんよな。しっかりリソースを割いてゆこう!
人脈を爆速で得る
ライターになる前の2018年4月、わたしは朝活コミュニティ「朝渋」に入りました。
コミュニティはすごいです。あっという間に付き合う人たちが変わったのだから。
それまでのわたしといえば、会社と家を往復して、たまに学生時代の友人と会う程度の暮らしをしていたので、人脈もクソもありませんでした。
それが、「社外コミュニティ」に所属したことで、さまざまな職業に就いている人、さまざまな価値観を持つ人と出会い、一気に世界が広がったのです。
初めて社外で仕事を見つけたのも、コミュニティのなかでした。
コミュニティには仕事が落ちています。コミュニティ内を円滑にまわすマネジメントの仕事や、コミュニティを広めるための広報の仕事など。
わたしが見つけたのは、コミュニティのイベントを記事にする「イベントレポート」の仕事と、同じくイベントをグラフィックに落とし込む「グラレコ」の仕事、そしてコミュニティメンバーを紹介する「ラジオ」の仕事でした。
そこから派生して、メンバーから「こんな仕事もお願いできる?」と声をかけてもらったり、「一緒にこれやろうよ!」と新しい仕事が生まれる、ということもありました。
人のいるところに仕事あり。
そう気付いてからは、積極的にいろんなコミュニティに飛び込んでいって、人と繋がるようになりました。
特に朝渋は朝の7:30-9:00に渋谷で集合して何かをするようなコミュニティだったので、毎朝のようにいろんな人と会って刺激をもらっていました。
あとは週末を利用してフリーランス養成講座に行ったり…
明日のライターゼミに参加してみたり…
ヤるサロン(コミットするという意味な)に入ってみたり…
CAMPFIREやPeatixでおもしそうなイベントや、ライター関連のイベントを見つけたら参加する!というのをやっていました。
人生で1番新しい人に会いまくった1年だったと思います。
当時わたしが所属していたコミュニティはどれも解散してしまったので、最近のコミュニティでオススメのものを貼っておくね!(教えてくれたフォロワーさんありがとう!)
発信力を爆速でつける
インタビューライターとしても、個人で生きるにしても、SNSをやるに越したことはない!と思っていたので、3ヶ月間めちゃくちゃ集中してTwitterを0→1000人まで伸ばしていた時期があります。
過去のツイートを遡ってみると、頑張ってTwitterを生活の一部にしていたことが窺えます。
発信の軸を「駆け出しライター」「17歳」「ブログ」の3つに絞り、朝昼晩ツイートしてました。1日30ツイートしてたこともあったな。
自分の頭のなかや、毎日の出来事をツイートして、いろんな人に絡む…というのをひたすらやっていました。
特にイベントやセミナーなどは、タグを追っている人が多いので、いろんな人の目に留まるチャンス!と誰よりも気合いを入れて実況してましたね。
過去のTwitterを遡っていたら、本当に呟きすぎてて全然追えませんでした。リプライの量もえげつないです。本業の休憩のタイミングでずーっとTwitterやっていた記憶がある。
TwitterでもInstagramでもそうだけど、発信力をつけるには、やっぱりある程度数をこなさないといけん。
でも、数をこなすうちに秒でツイートができるようになります。わたしも今は何も考えなくてもそこそこいい感じのツイートができるようになりました。
noteも同様です。ヘッタクソでもいいからとにかく出そう。出したもん勝ちなんだ。
↑クソモチベーションとクソnote
そんなこんなで、発信に関してはわたし、毎日やっているわけじゃないけど、長い期間おやすみしたこともないです。
よくアーティストさんなども活動休止したりするけど、活動休止前の勢いが戻ることって稀有だなって。
実際に、わたしはここ3年ほどブログを更新してないけど、案の定誰にも読まれない過疎ブログとなっています。
なので、「3ヶ月おやすみします〜」となると、自分の勢いもなくなっていきそうだなぁと思い、長期のおやすみはしないようにしています。
ちょっとでもいいから確実に続けるんだ。
そうしてわたしは1年間のあいだに、大量に記事を書き、大量に人に会い、大量に発信をしたことで、フリーランス4年目に突入することができました。
すべてはあのときに得たスキルと、得た繋がりと、得た発信の基盤によって、今もずっとフリーランスをやれています。
ラクしてフリーランスになれたらいいよね。でも、絶対にどこかで腹を括って踏ん張ることは必要だと思うよ。
そんなnoteでした!
余談 : 5年前の自分のツイートを見てたらエモくなった。わたしも誰かに影響を与えられていたらええな。
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