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認知バイアス。②

人生は、枝のように分かれていて
あの日あの時私が選んだ道が
今この道に繋がってきた。

すべては自分が選んだことで出来ている。


~認知の歪みのパターン~

昨日の記事では
認知の歪みの10パターンがあると
お伝えしました。

今回は3つめのパターンから書きますね。

3.心のフィルター

ひとつの良くないことに
こだわって、くよくよ考え
他のことは無視してしまうこと。

一滴のインクがコップ全体の水を
黒くしてしまうような状態から
「心のサングラス」ともいう。

4.マイナス化思考

良いことを無視するだけでなく
なんでもないことや良い出来事を
悪い出来事にすり替えてしまうこと。

5.結論の飛躍

根拠も無いのに悲観的な結論を出してしまう。

心の読みすぎや先読みの誤りにより
本来そうではないかもしれないのに
自分の中で勝手な結論を出すこと。

6.誇大視と過小評価

自分の短所や失敗を過大に考え
長所や成功したことを過小評価すること。

7.感情的決めつけ

自分の感情が現実に反映し
事実を証明する証拠であるかのように
考えてしまうこと。

8.すべき思考

行動する前に
「〇〇すべき」や「〇〇すべきではない」
と考えること。

それを他人へ向けると
他人の価値や基準とは違うことがあるので
イライラしてしまう。

9.レッテル貼り

ミスを犯した時に
ネガティブなレッテルを貼ること。

「一般化のし過ぎ」が極端になると現れる。
感情に巻き込まれ、冷静な判断が難しくなる。

10.自己関連づけ

何か良くないことが起こった時に
(自分に責任が無いような場合でも)
自分のせいにしてしまうこと。

〜みるみるの場合〜

興味は無いかと思いますが(笑)
例があると分かりやすいだろうということで
私が陥りやすいパターンをご紹介します。

あ、厳密にいうと
心理学を学び、自己受容を深める前の
私の思考パターンですね。

『1.二分割思考』
昨日の記事冒頭に書いたように
大学は勉強をすることが好きな人が行く所であり
私はそこまでではないし
親にお金を出してもらいたくない
今すぐ自立するんだ!としか思えない。

5教科の勉強がそんなに好きではなくても
学びたい分野が1つでもあれば
その分野を突き進む為に進学もひとつの手段。
その為なら
親には甘えても良いのではないか?
と、考えられたら違ったかもしれません。

『3.心のフィルター』
亡くなった母や祖母のことを考えると
2滴のインクが私の心のコップを
グレーにしていきます。

亡くなった人達のことを考えても
もう仕方ないことなのに。

『5.結論の飛躍』
挨拶をした時に相手の雰囲気が悪かった場合
何かあったのかな?
もしかして私が何かしたかな?
なんて勝手に想像してしまいます。

もしかしたら、その人は
寝ぼけていただけかもしれないし
頭が痛かっただけかもしれない。

『6.誇大視と過小評価』
前職のカフェで、バリスタとして働いていた時に
私はラテアートで
レイヤーハートを量産していたのですが
白鳥は描けません。

でも、ラテアートができない人から見れば
レイヤーハートを描けるなんて
それだけでも素敵♪と言ってくださりますね。

『8.すべき思考』
私は母親なのだから
自分の時間なんて後回しにすべきで
仕事もPTAも家事もやるのは当たり前。

母親だけど私は私。
旦那さんに手伝ってもらったり
無理をしないで済むように
自分のことを大切にできる時間を作ることは
悪いことではないですよね。

『10.自己関連づけ』
長男が不登校になったのは
私の育て方にどこか不備があったから。

その因子はあったかもしれないけれど
理由はひとつではないはず。

〜おわりに〜

意外と、というか
実はどんな人にも陥りやすい考え方や
思考のパターンがあるはずなのです。

自分が陥りやすいパターンを認識し
そのパターンをうまく活用できるようになると
ひとつの出来事に対して
フラットな思考で臨むことができます。

それはあなたがあなたを活かすこととなります。
癖というものは、悪い一方ではないのです。

すべて裏と表、陰と陽。
どう見つめて、どう活かすかということです。

私という存在は
私の心と私の周りで起きる現実に
責任を持てる唯一の存在です。

さぁ、あなたはどう考えてどう行動しますか?
軽やかに。
しなやかに。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。



【文献引用元】
医療法人 なかおクリニック

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