素直な気持ちで書き続けたい。

唐突ですが
｢分人主義｣って聞いたことがありますか？

「個人」は、分割することの出来ない一人の人間であり、その中心には、たった一つの「本当の自分」が存在し、さまざまな仮面（ペルソナ）を使い分けて、社会生活を営むものと考えられています。
これに対し、「分人」は、対人関係ごと、環境ごとに分化した、異なる人格のことです。中心に一つだけ「本当の自分」を認めるのではなく、それら複数の人格すべてを「本当の自分」だと捉えます。この考え方を「分人主義」と呼びます。

｢分人主義｣公式サイト

個人的には
｢さまざまな仮面を使い分けている｣よりは
｢複数の人格すべてを〝本当の自分〟だと捉える｣
方がしっくりきます。

どれも自分だと認めてあげた方が
生きやすいのかなと。

少しでも生きやすい道を模索する🕊𓈒 𓂂𓏸

分人たち

毎日生きていると
その途中で積み重なって織り交ざり
｢私の中のわたし｣達が
それぞれに育っています。

仕事をする私
お客さんの私
親としての私
娘としての私
友達といる時の私
愛犬といる時の私

どれも私であり、同じ顔ではありません。
同じでは無いけれど
共通項のようなものはあります。

社会の中で生きるために必要な
いくつも存在する〝私〟ですが
〝noteにいる時の私〟というのも
存在しています。

この〝私〟は、感じたことや考えていること
時にはひと言モノ申したいことや
強く伝えたいという欲求のようなモノを
言葉にすることで消化＆昇華させています。

そんな感じなので
私がnoteを書く時の題材は
世間でいうホットトピックなわけではないです。
バズりを狙ってもいないです。

だけど
確実に自分が納得する発信であることを
心がけています。
自分オンリーのホットトピックと
表現してもいいのかな(笑)

一般的に
｢本当の私なんて何処にもいない｣
といわれているのは
｢どんな私も私であり、自分の中にいる｣から、
だと私は思っているんですけど
〝noteにいる私〟は
限りなく本音でnoteに向き合っています。

そう考えると
〝本音の私〟を〝本当の私〟と
呼んでもいいような気さえしています。

そんな風に
本音の私でいることが許されているから
私はnoteを続けていられるのかもしれません。

書く力になったできごと

実は、今回の記事は
フォロワーの山根あきらさんが
私の記事を紹介してくださったことがきっかけで
下書きに眠っていた｢分人主義｣というネタから
引っ張ってきて書いています。

あらためて…山根さん、ありがとうございます。

こちらの記事の
コメントにも書かせていただいたのですが
このような光栄な形で紹介していただけたことは
創作大賞にノミネートされるよりも
嬉しいと言っても過言ではないような…
何度も味わいたくなるような…
たしかな喜びを感じているのです。

本音の私で書いた記事を褒めていただけて
純粋に嬉しさでいっぱいになりました。

勿論、創作大賞に応募して
認められるようなnoterさんを
とても素晴らしいと思いますし
万が一、自分が取り上げられることがあれば
それはきっと嬉しいものです。

でも…
いつもきちんと読んでくださるような
大切なフォロワーさんから伝わってくる感想は
何ものにも代え難い衝撃というか…
また明日も言葉を伝えていこうというような
力になります。

自分の気持ちに素直でいると決めた場所で
素直で居続けることは
きっと幸せでいられるはずだと
そんな風に信じていますし
これからも信じ続けたいです。

おわりに

昨日、今日、明日の私。
昨日、今日、明日のあなた。

『みんなちがって、みんないい』

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面（じべた）を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

『私と小鳥と鈴と』金子みすゞ

初期の頃、記事に載せたことがある気がしますが
私の軸のようなもので
大好きな詩です。

あらためて引用させていただきます。

今日も今日とて筆を持ち
パレットに絵の具を出して
描いていこう。

さぁ、何色でどんな世界を描こうか。

宝箱から宝石をとりだすかのように💎✨️

最後までお読みくださりありがとうございます。
ではまたね。