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資金繰り表を使って正しい経営判断を

みなさんこんにちは、株式会社HIFASです。

資金繰り表を作成する目的は何でしょうか?
融資を受けることを目的に作った資金繰り表は、作って終わりになってしまいがちです。

資金繰り表を作成する本来の目的は、「現在〜未来の会社のお金を把握すること」です。
忙しい中せっかく時間をかけて作ったのに、「作って終わり」は非常にもったいないので、作ったあともしっかり活用していきましょう。

資金繰り表を活用する

資金繰り表を作成することで現在〜未来の会社のお金を把握できます。
いつ、いくら、どこから、どの口座に、どういった内容の入金・支払があるのかを書き出すだけで、資金繰り表は完成します。
難しい簿記の知識は必要ありません。
現在〜未来のお金の流れが見える化でき、正しい経営判断ができるようになります。

例えば、資金繰り表を見て、半年後に資金ショートしそうだということがわかったとき、資金ショートを避けるための下記のような対策を考えることができます。

  • 早めに金融機関に借入のお願いをする

  • 無駄な費用を削減する

  • 売上獲得の努力をする

資金ショートをしないように、前もって対策をすることができますので、将来の不安が解消します。
資金ショートしそうになってから対策を考えているようでは遅いです。

決算で区切ってはいけない

資金繰り表は、数ヶ月先のお金の動きを予測して、資金ショートしないか、日々こつこつ確認していくものですので、会社の決算に関係なく行う必要があります。

「3月決算だから3月までの資金繰りを考えておけばいい」「4月以降の資金繰り表は、新しい事業計画書ができあがってから」というのでは遅いです。

ざっくりでも構いませんので、常に数ヶ月先〜1年先までの入金・支払を資金繰り表に書き出す必要があります。
決算で区切らず、日々こつこつ編集・更新して資金繰り表を活用していきましょう。

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