経理の仕事は将来なくなる?
みなさんこんにちは、株式会社HIFASです。
AIの発達により、経理の仕事は将来なくなってしまうのでしょうか?
AIを使うことで一連の作業を自動化して、ミスを防ぐことにも繋がりますが、これまで人間が行っていた経理業務をAIで全てなくすことができるのでしょうか?
経理業務を整理する
経理業務は時間軸で3つに分けることができます。
過去・・・仕訳作業、決算書の作成 等
現在・・・請求書の発行、支払業務 等
未来・・・キャッシュ・フローの管理
仕訳作業や決算書の作成など「過去」の業務は、自動仕訳機能があったりと、すでにAIを取り入れたシステムも多く存在します。
今まで手間になっていた業務をAIでどんどん減らしていきたいところですが、経理業務はAIで自動化できるものと、できないものがありますので、すべてAIで自動化できるわけではないという理解が必要です。
例えば、イレギュラーが発生した場合の処理は人間でないと対応しきれません。合っているかどうかの最終確認は人間がチェックしなければなりませんので、すべてをAIに任せることはできません。
また、「未来」に関するキャッシュ・フローの管理も全てをAIに任せることはできません。
将来の資金状況分析・予測、そして予測した上で事業計画を立てることは、その会社の未来を考えている経営者や従業員にしかできないからです。
経理の仕事は将来なくならない
「自らの事業を今後どうしていくか」「どうなりたいか」といったようなことは、自分達の「意志」であって、その「意志を数字に落とし込んでいく過程を経る」管理が必要です。
そうすることで、自社のキャッシュ・フローをより深く理解できるとともに、未来の数値を作り込んでいく過程で様々な思考を巡らせていくことこそが、経営管理上は大事な部分です。
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