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おおげんか。


母親と大喧嘩をしました。

というより、
私が一方的に不満をぶつけただけ、かな。

とにかく思ったことを、
感情のままにぶつけた。

私は結構アツくなるほうで、
何に対しても真正面から
向かい合おうとするから、

時に人を疲れさせてしまう。
暑苦しいなぁって。もういいよって。

現に今日は、
「なんか、グイグイ来すぎて
めんどくさいと思った。」
と言われてしまった。

「家族だから全然いいけど。」
と言われたけど、

結局、家族だからといって、
話すか話さないかは
選ぶべきだと思うようにもなった。

みんな、20歳そこらを超えてくれば
持ってるidentityに色がついて
もはや「考え方」が違いすぎるから。

親子でも、兄弟でも、
血が繋がっているということと、
お互いを大事に思う気持ち、
あとは生活を共にしていれば
少し習慣が似ているかな?くらいで、
それ以外はそれぞれ点でバラバラ。

興味も、関心も、頭の中も、
見た目も、出会う人も、影響を受ける人も。


===


今回の事の発端は、
私が勝手に話し出した
“最近関心のあること”の話。

テーマは“Sustainability”。

最近関わっている食品ロスをなくす取り組みについてとか、
今日聴いたTED talksの素敵だと思ったこととか、
近い未来、コーチングをできるようになりたいという思いやそう思わされた昔の記憶とか、、

つらつらと好きなように喋り続けた。

「ただ聞いて欲しかっただけ。」
そう言いきりたいけど、
実際はそれだけじゃなくて
やっぱり少しは「共感」が欲しかったんだと思う。

母親だから特にそれを求めたのかなぁ。

結局、
彼女の興味のない表情と、
感情のこもってない相槌に、
「ああ、もう話すのやめよう」と思った。

でも、
実際はこんなのいつもの事で。

いつも話をし始めてから、
「ああ、もうお母さんに話すのはやめよう」
って思う。
やはり関心事が違いすぎて
私のワクワクがイマイチ伝わらないから。

それなのに、また時間が経つと、
ちょっと期待して同じ事を繰り返してきた。

今日もその内の1回。

ただ、いつもと違ったのは、
母が私に対して、初めて、
「めんどくさい」と言ったこと。

正直とてもショックだったし、
自分を否定された気持ちになった。

そう言っちゃうんやなーって
涙が出て、でもなんか笑えてきて、

そんな自分にびっくりもした。


===


ただ、今回それが逆に自己理解を深める
とても良いきっかけで、前に進む動機になりました。

この記事を書きながらもそう思っています。

母が放った言葉は、
結果として間違っているわけではなくて、
そう思ったということはそうだったんだと思うのです。

実際に、私は相手の感情を表情からすごく敏感に読み取ることができる方だと思っているのですが、
母が面白くなさそうにしているのに
ひたすら喋り続けた自分勝手さは否めないですし。

同時に、私が話したことも間違っていたわけではなくて、
伝えたくて一生懸命話しただけだからそれはそれで良かったと思っているのも事実です。

ただ、「タイミング」と「温度感」が違った
ということ。

この2つがマッチしていないとき、
相手との間に、見えないバリアが張られる感覚。
相手にはほぼ何一つ響かず、
それはただの言葉の羅列でしかなくなります。

思えば、お友達と話すときも
人によって話す内容やテンションは変わります。
全てを分かり合える人なんてなかなかいないのです。

家族のことは大好きで、
何があっても変わらない愛を捧ぐけど、
「何もかも分かってもらえる」と思うのは
また少し違うんだなぁと気付き、
それを今回のことで「受け入れる」ことができました。

ただひとつ言えるのは、
家族がいたから今の私があるということです。
ここまで元気に何不自由なくいられたのは、
紛れもなく母や家族のおかげで、
本当に、本当に感謝しています。

色んなものに目を向けたり、
色んなものを吸収して、
人に出会って、
様々な教養を身につけ、
体験をすることの大切さを、
家族からたくさん学ばせてもらったから。

だからこそ、私が持ってる
「大事にしたいこと」
「成し遂げたいこと」
「大切にしたい感情」
には素直に、丁寧に向き合って、
私が自分を大切にしてあげようと思います。

分かってもらうためではなく、
もう自律した人生を歩んでいる、と
安心してもらうため。
そして特に母には、母の人生を
思う存分楽しんで欲しいと思います。

今はまだ「過程」でしかない想いを、
早くカタチにして、母への感謝を表したいと思っています。

改めて、お母さんありがとう。
Great love from the bottom of my heart.

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