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保育園管理栄養士だった私がフードベンチャーに転職した理由

こんにちは。
株式会社MiLの古川 詩菜(ふるかわ しな)です。

普段は商品開発部として、商品まわりの様々な仕事をしています。
管理栄養士でもあるので、商品の栄養設計であったり、お客様のお問い合わせ(主に栄養)にも対応させていただいています!

今回は自己紹介メインですので、ご興味のある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。

自己紹介

それでは、簡単に自己紹介をさせていただきます。

出身は千葉県。
大学では栄養学を専攻し、卒業後管理栄養士資格を取得。
栄養学って実は理系よりの学問で、学んでいるうちに微生物学や衛生学への関心が膨らみ、新卒では食品の総合検査機関に勤めました。
その後、もっと人との距離が近くて温かみを感じられる仕事がしたいな、
それだったら大好きな子どもに関わる仕事だ、と転職。
保育園の管理栄養士として、子どもの食事作りや保護者のお悩み相談などをしていました。

毎日会ってるのに毎日可愛くて、そして時には驚くくらいの成長を見せてくれ、自分までポジティブな気持ちに変えてくれる、そんな大きなパワーを、子どもたちから貰っていました。

そして紆余曲折を経て(後ほどご説明しますが)、ご縁あり今のMiLに入社したという経歴です。
実をいうと商品開発はずーっと憧れていたお仕事でもありました...!

小学生の頃から、ほとんど毎日ご飯やらお菓子やら作っていたのですが
相手の美味しいが、私にとっての幸せだなと気がついた時
好きから、もっと追求したいという熱意に変わりました。

自分の思いを込めて作った食べ物が、家族、友人だけでなく
会ったことのない人の手にまで渡り、口にしてもらえる。
そんなこと大人になったら出来るんだと。

うわ、商品開発ってすご!夢ありすぎる!

単純ながら、私のなりたいものが商品開発になった瞬間でした。

何でMiLに入ったの?

あんなに楽しそうにしていた保育園のお仕事からなぜ?って思いますよね。

1番の理由はいたってシンプル。
「子どもたちみんなの健やかな成長を支えたい」です。

赤ちゃんや子どもにとって、「食」の影響の大きさたるやいなや、様々な子達を見てきたからこそ、切に感じていました。

「食」って体の成長のみでなく、心の成長にも関係しているんです。本当に。

心を支える、脳や神経、ホルモンなども全て食事から作られていますし、
食事を作ってくれた人の愛情であったり
食事時間を一緒に過ごす人とのコミュニケーションであったり
内側からも外側からも心に影響しているのです。

ある出来事

とあるエピソードをご紹介します。

ご両親ともども忙しく、ご飯はスーパーのお惣菜や好きなお菓子が定番。
朝ごはんはアイスクリームとチョコレート。
ベッドの上が食卓替わり。
いつも1人ぼっちで食べている。
そんな子がいました。

保育園ではお友達に手をあげがちで
優しくしたいけれども力加減が分からない。

周りのお友達からは「〇〇ちゃん暴力するからきらーい」と言われてしまうことも。

「好きな食べ物はなーに?」
ふとその子に聞いたことがあります。

「好きな食べ物はお母さんの作った卵焼き!甘くてとっても美味しいの。」

とびきりの笑顔で教えてくれました。

お母さんにこのことを話すと、
卵焼きなんて暫く作っていなかったのに、と驚いていました。

これがきっかけか、お母さんもなるべく手作りで、
子どもと一緒にご飯が食べられるようにと、時間を作るようになりました。

そうしたらその子の様子も、段々と変わってきたのです。

年下の子たちの面倒をよく見てくれて、
お友達に悪いことをしてしまったら、ごめんねと自分から言えるようになりました。

食事の時間も、お友達とお話しながら楽しそうに。
お母さんが昨日作ってくれた卵焼きのお話だって。

成長しているのが目に見えて分かりましたね。

「食」を通した心の繋がりは、本当に大事だなと感じたお話です。

「もっと」を追求して商品開発の仕事に

食事時間にもっとキラキラ笑顔が見たいなあ・・・
美味しく食べられるものがもっと増えたらいいなあ・・・
食べること作ることなどもっと食に興味を持ってほしいなあ・・・

毎日こんな風に思っていました。

そして”食品メーカーならより多くの人にこの思いを届けられるはず!”と。

私が届けたいものが作れる会社はどこかと、

ユーザーとの距離が近くって
素材もこだわっていて
味だって絶対にこだわっていなきゃ

本当に色んな企業を見ながら考えました。

この全部のこだわりを持って商品作りをしているMiLを見つけました。
子どもとその家族の、今だけでなく、未来でさえより良くすることに力を注いでいる。
私が考えていたよりも、広がりがあるこだわりをMiLは持っていました。

ここで商品を作りたいと、私は入ったのです。

スタートアップに入ってみたら

ここだけの話、
スタートアップって、みんな目を光らせている弱肉強食の世界かも

ほんわか保育園にいた私は、ひやひやしていました。
実際は全然違ったので、安心したのを覚えています。

MiLで感じたギャップ、トップ3を勝手にご紹介します!笑

第3位:各部署の距離が近い
物理的にも、コミュニケーション面でも距離が近いです。話しやすい方ばかりなので、すぐ打ち解けられました。

第2位:誕生日にケーキでお祝い&記念撮影
ホールケーキを準備してバースデイソングを歌ってお祝いしています。
こんな頻繁にお祝いしているところは初めてで、良い意味でびっくりでした。

第1位:メリハリがある
メリハリをつけて仕事をするのが上手な人が多い!
和気あいあいと仕事をする時もあれば、一気に集中する時も。
スピード感を常に求められているからこそ、良いパフォーマンスを生み出すのにこの切り替えは大事だなと感じています。
    
何より、毎日ポジティブな気持ちで仕事が出来ていること、
周りの方々たちの配慮あってできることなので、とても感謝しています。

おやつについてのセミナーで講師をつとめました(写真右)

これからnoteで扱う内容

さて、これから私がnoteに書かせていただく内容は、
商品開発チーム、工場さんや農家さんなど、the kindestの商品に関わる人たちが、商品に込めている思いなどをメインに、
元保育園管理栄養士の経験談もお話しできればなと考えています。

お父さんお母さんのお悩み相談や、保育園人気レシピなども取り上げようと思っておりますので、気になる記事がございましたら、ぜひ足を運びにいらしてください。

それでは引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

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