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娘の文集「出産~療育との出会いあれこれ」

※今回の記事は、今娘が通う療育で「文集」が必要だったため書いたのですが、夫の評判が良かったので残しておこうかと。

なお、さまざまな理由から一部修正、削除しています。(病院の施設名、娘の名前、先生の個人名など)

あくまで、私の自己満であることをご了承ください。療育に通ってる親子さんから見れば、何か役に立つかもしれません。

↓本文はこちら

この度、娘の文集を書く機会を頂いたため、「出産~療育との出会いあれこれ」を紹介します。

先生や、他のお子様たちとの触れ合いのお陰で、娘は楽しい日々を送っています。いつも、ありがとうございます。

伝えたい思いが多すぎるあまり、文字数過多になってしまいました(笑)

では、長くなりますが「誕生編」から話を進めさせていただきます。

【誕生編】妊娠糖尿病を経て、娘を出産


あれは、2020年の暑い夏の日のこと。某大学病院にて、娘を出産しました。


思い起こせば、出産する前から決して「安心できる」という状態ではなかったように思います。

出産する前は、妊娠糖尿病の検査に引っ掛かり、1ヶ月半以上病院。

入院した病院では、毎週のように検査があり、その都度「手足もついていますし、問題ありませんね」と医師から伝えられる度に、ほっと一安心していたのは言うまでもありません。

出産時も、なかなか娘が生まれてこなかったため、「あと30分遅れていたら、緊急帝王切開をします」と言われ、顔面蒼白。

その後、なんとか会陰切開にて、娘を出産しました。娘は酸素が薄かったこともあり、そのままNICUへ……。

その後、1週間後に退院して、6ヶ月頃までは「そのまま、何も問題もなく育っていくのだろう」と思っていました。そう、この時までは……。

結局、数か月経ってもなかなか歩けなかったことや、発語も遅いなどの理由から、某大手病院に通うこととなりました。

病院ではMRI検査、血液検査(染色体異常検査)を受けました。

結局、検査では問題がなく、発語の遅延・歩けなかった理由などを知ることはできません。

そこで、歩く練習としてリハビリを進められ、某施設の元で、歩く訓練がスタート。

しばらくして、市の方から療育のお誘いを受けていたのですが、週3回の通学は仕事中の私にはなかなか厳しく……。

悩んでいると、リハビリの先生から「療育園」を紹介して頂きました。

さて、かなり前置きが長くなりました。ここから、療育園に通ってからの出来事を振り返ろうと思います。

【通園編】2才。通園をスタート


娘が2才半ばになった頃、療育へ週1回ほど通うようになりました。



これまで「療育」に通った経験がないため、最初の頃は「どんなところなんだろう……」と、不安で胸がいっぱいだったというのは、ここだけの話。

先生たちはみなさんとても優しくて、娘のために一生懸命尽くしてくたさいました。

思い起こせば、私は資本主義の社会でOL、フリーランスとしてこれまで活動し続けていたため、「仕事=お金」という感覚しかありませんでした。

ところが、療育にて先生たちとの触れ合いを通じて、「人のために尽くす仕事」に邁進されている先生たちから、たくさんの学びを受けるように。

また、娘も先生たちや、お子様たちとの触れ合いを通じて、人に尽くすことから得られる豊かさ、人に優しさを与えられることなどを学べているような気もしました。

療育に通ってから、娘の表情も豊かになりました。

ただ、ひとつだけ問題がありまして……。それは、療育が好きすぎるあまり、リハビリの最中に「エレベーター」を見ると、そこでじっと待ってしまうんですよね(笑)

それだけ、娘にとって「療育」は、かけがえのない場所なのだと、あの時悟りました。


過去に、療育の○○先生より「○○ちゃんにとって、安心できる場所にしたい」という話を頂いたことがあり、あの時は「子どもに安心できる場所があると、どんないいことがあるのだろう?」と思っていた私自身。

今では、あの時○○先生が言っていた言葉の意味が、よく理解できるようになりました。

子どもって、好きな場所、安心できる場所があると、それだけ笑顔が増えるんですね。

44歳になり、それがどれだけ大切なことなのかが、ようやく理解できた気がします。

子育てをすると、親側も勉強になることがたくさんあるんですね。

その後、さまざまな検査によって、娘の受け止め方を理解するようになりました。

もちろん、これはゴールではなく「スタート」なので、これからも娘と、そして夫と三人四脚で頑張っていけたらと思います。

ここ数日前に、X(旧Twitter)で、とある病気を持つお子さんのいるお母様の投稿で「娘はできないことがあるけど、人生を楽しんでもらうことは諦めて欲しくない。

娘が人生を楽しんでもらえるように、出来る限りサポートしてあげたい」というメッセージを見かけました。

私も、そのお母さんのように、せめて娘が人生を楽しんでもらえるように、少しでもサポートできればいいなと思いました。

発達検査の予約電話も、実は2ヶ月ほど電話をかけ続ける日々で、その時も先生からたくさん励ましの言葉を頂きました。本当に、ありがとうございます。

【今後編】これからも、宜しくお願いします


今年の4月から、娘は地元の保育園にて「加配サポート」付きで通うこととなりました。療育園は、引き続き週1ほど通う予定です。

ありがたいことに、先生から「保育園のサポート」もお願いできるという話を頂きました。

これからも、色々と困ったことがあれば相談させていただくかと存じますが、宜しくお願いします。

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