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ろう者に文字で伝えるためには…

こちらの記事では、
聞こえる人が、ろう者に文字で伝えたとしても、なかなか伝わらないことがあって、困っている方に読んでいただけると嬉しいです。

ろう者に出会った時、手話はできないから
文字で伝えたら、コミュニケーションは
完璧にできると思っている方々が多いのではないでしょうか。

確かに、文字化することで
把握することはできるでしょう。

生まれつき聞こえる人(聴者)は、第一言語が「日本語」であるので
第2言語の「手話」を使おうと思っても、伝わない時があります。

理由は色々ありますが、

「日本語」と同じで「手話」は
言語であり、言語が違うからです。また
日本語文法と手話文法が全く違うから。

②ろう者といっても、経験や学びなどの能力、思考力によって意思疎通ができるか、できないかは人によってそれぞれ。

それと同じで、筆談と言っても
書き方次第では伝わるかどうかは
相手によります。

だからといって、筆談もダメというわけでは
ありません。

聴覚障害についての記事はこちら↓

聞こえない人という意味は、
生まれた時から音が聞こえ、さまざまな情報をキャッチしてます。
でも音が聞こえないとなると、さまざまな情報を耳でキャッチすることができません。

この違いは想像できるでしょうか?

なので、それによって色々な音を自然に情報が入らないので、自然に入ってくる情報がある聴者と差がおきます。

例えば、、

・言葉の違いの区別や、背景をイメージすることが難しい。

・きちんと日本語文法を習得することができていないため、文章がおかしいところがある。

・意思疎通ができてないと、誤解や食い違いが多発しやすい。


こういった様々なろう者との「違い」について知って、「理解」を深め意思疎通ができるように筆談のやり方(書き方)を工夫することがとっても大事になってきます。

ろう者と聴者の「違い」について
どれだけ知っているのだろうか。
どれくらい「理解」しているだろうか。
「理解したつもり」になってないだろうか。

そこに理解が深まることで、
コミュニケーションの
質が変わってくるはずです。


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林原未来
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